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[ソーシャル転職を実現させる4ステップ 2/2] オファーのほとんどはエンジニアから。だからミスマッチが起こりにくい

タグ : Facebook, LinkedIn, SIer, Twitter, Web, コミュニティ, ソーシャル, ソーシャルメディア, ソーシャル転職, ドワンゴ, ノウハウ, ブログ, 勉強会, 転職 公開

 

<< [ソーシャル転職を実現させる4ステップ 1/2] @regtanさんが「人材エージェントを使うのをやめた」理由

そこでregtanさんが思いついたのが、「ブログで転職の意思を宣言する」ことだった。そして今年の9月、ついにブログで転職宣言をする。

「転職宣言」にあたっては、じゅんいち☆かとうさん
都元ダイスケさんといった、著名なエンジニアの方々が、
すでにブログを使って転職を成功させていたのが頭にありました。

とはいえ、自分には大した反応なんてないだろうなー
と思っていましたね。どちらかと言えば、
「ほかに方法もないし、真剣に転職活動に向き合うべく
ここらで宣言して自分を追い込むか!」

といった、個人的な理由が大きかった。

だからこそ、その後、結構な反応が寄せられたことには驚きました。

フタを開けてみれば、多くの会社や人からのオファーがあった。興味深いのは、そのほとんどが、エンジニアだったということだ。

技術に強みのある会社ほど、
技術者の方が技術者の価値を正確に把握できると考え、
自社のエンジニアを介したヘッドハンティングに
力を入れているようです。

僕の場合、それまでに築いてきた勉強会や
コミュニティでの交友関係がありましたし、
情報発信を心掛けていたので、ヘッドハントをする人としても、
「これこれこんな活動をしている、こんな雰囲気の人ですよ」と、
会社に紹介しやすかったんだと思います。

そういう意味では、「転職宣言」の際、

【離れようと思ったきっかけ】
【これまでの業務経験】
【現在身に付けようとしているスキル】
【今後携わりたいジャンル】
【転職先企業にお願いしておきたいこと】


を明示していたことも、企業と僕のマッチング率を上げることに
つながったと言えるかもしれません。

あらかじめ言いたいことを言っちゃう/言われちゃう方が、
お互いに楽ですもんね。

加えて、regtanさんがそもそも発信力のあるブロガーであったことも幸いした。

特に意識していたわけではなかったが、「ブログで『転職宣言』を見た人が『はてブ』に登録。それを見たほかのエンジニアがTwitterやFacebookでつぶやき、さらに多くのエンジニアの目に触れる」という、ソーシャルメディア全盛期ゆえの巻き込み力が発揮されたのだ。

【Step4】 気になる会社があれば、遊びに行く

オファーをくれた人たちと連絡を取り合い、自分が志すWebサービス関連の開発仕事に携われる可能性も検討していくうち、regtanさんの中でも、転職したい企業を3社ほどに絞り込むことができた。

普通の転職活動ならさしずめ、書類選考が終わったころでしょうか。
となれば、次は面接です。

でも、僕のようにソーシャルメディアを使った転職の場合は、
少し事情が違います。
オファーをいただいて、「御社に興味があります」ということを伝えると、
「じゃあうちの会社に遊びにきませんか?」
という流れになることがほとんどです。

僕の経験上、このお誘いを断らない手はありません!
だって、普段は部外者じゃ絶対に入れない
開発現場を見せてもらえるんですよ!

(まあ、会社によるかもしれませんが...)

どんなツールを使って、どんな雰囲気で仕事をすることになるのか、
具体的に自分の目で確かめられれば、
その会社が自分に合っているかどうかを正確に判断できます。

たとえ、相手からお誘いをいただけなかったとしても、
自分からお願いしてみる価値はあると思います。
採用側にとっても、自社と採用したい人との
マッチング率を高められるわけですから。

既存の採用選考フローとはまったく異なる、ソーシャル転職の流れ。最も違うのは、採用側と求職者の「距離の近さ」だろう。

社内見学をさせてもらった後は、
「じゃあ飲みにでもいきますか」的な感じで、
たいていそこのCTOや現場のエンジニアの方と飲みに行きます。

これも面接っちゃあ面接なんだと思いますが、
相手もエンジニアですし、
肩肘張らず、技術や仕事の話をすることが多いですね。

リラックスした素の状態で本音の話ができるし、
逆に聞くこともできるので、
会社案内などには載っていない本当の情報を知ることができるんです。

もちろん、その後、役員面接などもありますが、
そのころには、相手の考えていることや、
こちらの希望が共有できているので、
普通の転職活動における面接に比べれば、
幾分和やかな空気だと思いますよ。

転職先候補だった各社に足を運び、担当者と膝を交えて話し合ったregtanさん。現場社員と会ってみた印象、もとから調べて感じていた会社のイメージや成長性、教えてもらった実際の現場の雰囲気……さまざまな要素を鑑みて最終的に転職先を決めた。

これからは確実に、僕と同じような「ソーシャル転職」が増えるでしょう。
繰り返しになりますが、エンジニアにとっても採用側にとっても、
これほどマッチング率を高められる方法はないわけで、
双方にメリットがある方法だからです。

ただ、注意しておきたいのは、
「最初から転職目的で勉強会に出ない」こと。
転職だけを目的にして勉強会に行ったって、嫌がられるだけです。

やっぱり純粋に「学びたい」、「世界を広げたい」といった欲求を糧に、
いろんな人と友だちになることが、
結果的には「ソーシャル転職」を成功させる
一番の近道になるんじゃないかと思います。

2011年12月1日、Webエンジニアとしてのregtanさんの新しいキャリアが始まった。

取材・文/森川直樹 撮影/桜井 祐(編集部)

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