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ソーシャルを極め、一切営業ナシでビジネスを展開! ノマドワーカー・安藤美冬さんが教えるソーシャル使いこなしテク【from Woman type】

タグ : Facebook, Twitter, Web, キャリア, ソーシャル, 独立 公開

 

ソーシャルメディアは誰でも簡単に情報発信でき、人とのつながりも広げられる。上手に活用して、自己実現やビジネスにつなげている人も。 

そんなソーシャル上級女子に日々の活用術や初心者でもマネできる使いこなしテクをレクチャーいただきました。明日からのソーシャルライフにぜひ取り入れてみて(※記事提供:『Woman type』)。
プロフィール

株式会社spree代表取締役社長 「自分をつくる学校」学長
安藤美冬さん

慶応義塾大学卒業後、出版社勤務を経て2011年1月独立。ソーシャルメディアでの発信とセルフブランディングを駆使し、複数の仕事、複数の肩書きで仕事をする独自のノマドワークスタイルを確立し注目を集める。30代のうちに「新しい大学をつくる」ことを目標に掲げている
ブログ:http://ameblo.jp/andomifuyu/ 

ソーシャルメディアは自らが編集長になれる「自分のメディア」

会社経営者、「自分をつくる学校」学長、コンテンツディレクターなど、数々の肩書きをもつ安藤美冬さん。2年前までは某大手出版社に勤める会社員だったが、現在の肩書き、ワークスタイルに落ち着いたのは、自分にとって”嫌なこと”を導き出したことがきっかけだった。

「実は会社を辞めようと思ったとき、まだ自分のやりたいことがわからなかったんです。その答えを求めて、1日1冊本を読み、49カ国へ出向き、1カ月で100人に会ったりして、答えを探したのですが、結論は『よく分からない』でした。

やりたいことや好きなことを探しているうちに、すべてが魅力的に見えるんだけれども、どれも特にやりたい! とは思えなくて。じゃあ、やりたいことが分からないなら、やりたくないことは何だろうって考えてみると、答えは明確でした。スーツを着たくない、営業をしたくない、ルーティンワークをしたくない。だったらこれらをしないためにはどうすればいいんだ? と考えるうちに今のスタイルが見えてきたんです」

そんな安藤さんの心強い相棒となったのが、ソーシャルメディア、中でもTwitterだった。Twitterは会社員時代から始めていたものの、仕事で有効活用するという視点を持ち始めたのは独立してから。

「わたしにとってソーシャルメディアとは、自分の魅力を広く世界に発信するための『自分のメディア』。自分自身が編集長という意識をもって情報を発信するようにしています。でも最初は、継続して1日10~20回つぶやく、その程度の決めごとでした。とりあえず続けながら、つぶやきの回数、発信時間、プロフィールの内容などの改良を繰り返すうち、もっとも多くリツイートされる時間帯とか内容が見えてきて、ワンランク上の活用法ができるようになりました」

安藤さんのTwitterアカウントは「@andomifuyu」。興味のある人はフォローしてみて

安藤さんのTwitterアカウントは「@andomifuyu」。興味のある人はフォローしてみて

Twitter初心者がまずすべきことは、タイムラインで目立つアイコンとプロフィールを整えることだと安藤さんは話す。

「アイコンは顔写真が有効ですが、顔写真を使うことに抵抗があったり、難しい場合はオリジナルのアイコンを作るといいですね。例えば、似顔絵をイラストの得意な友人に描いてもらうとか、漫画のキャラクタ―をデザイナーさんに制作してもらうとか。アイコンにしている人が多いペットや花などの植物、風景写真などは差別化を図るのが難しく、意外と目に止まらないもの。視認性の高いものを選ぶのです」

安藤さんは会社員時代、定番のボブスタイルの髪型をしたうさぎのアイコンを愛用していた。

「わたしは会社員時代、顔写真をさらすことには抵抗がありましたので、デザイナーの知人につくってもらったうさぎのアイコンを使っていました。そのアイコンはかなり目立っていたようで、初めてお会いした方からは『うさぎのアイコンの方ですか?』と言われることもたびたびありましたね」

次にプロフィールの整え方。プロフィールは実名かペンネームを使って、自分が何をしていて、何が得意で、どんなキャラクタ―の人物なのかが伝わる内容にすること。そこまでの準備が整ったら、まずは「この人のつぶやきは面白いな」とか、「素敵だな」と思う人を、興味や直感に任せて幅広くフォローしていく。

「『何をつぶやけば良いのか分からない』と考え込みすぎずに、気軽な気持ちで身近なことから発信してみてください。発信を継続させていくうちに、しだいにコンテンツも磨かれていくものです」

ソーシャルメディアは特性ごとに使い分け

現在、安藤さんが活用しているソーシャルメディアは、Twitterのほかに、Facebook、ブログの3つ。中にはこれらを連動させ、同時にアップさせる人もいるが、安藤さんはそれぞれの特性を生かした使い分けを実践している。まず、TwitterとFacebookの使い方をこう説明する。

「Twitterは例えるならば、拡散型の”ばらまきチラシ”のようなもの。つぶやきを通じて、発信する人のだいたいの”イメージ”を伝えるのが目的で、『何をしている人なのか』『どんな実績があるのか』といった具体性は、ブログやFacebookで補完します。もちろん、自分に興味を持ってフォローをしてもらえるように、『看板』であるプロフィールを整えておくことは前提なのですが。

次にFacebookは例えるならば、『名刺』や『ポートフォリオ』。原則的に実名と顔写真での発信となりますし、プロフィールもぎっしり書き込める。ですから、ブログの更新記事も含めてここにすべての情報を集約させることを意識しています。わたしの場合はビジネスツールとして活用している側面が大きいので、最近は仕事先で名刺交換をする際には『Facebookやっていますか?』と聞いて、その場で友達申請をしてつながることが多くなりました。

更新頻度でいうと、2、3日に1回程度。ブログ記事の更新やメディア出演、仕事の近況の報告などを厳選してアップしています。結果、近頃のソーシャルメディア経由での仕事のオファーはTwitterからFacebook経由がぐんと増えました」

そして、ブログについては、自分が考えていることや専門性を表現したり、デザインや写真も含めて「世界観」を表すにはぴったりなツールだと言う。ただ、現代人はとても忙しいので、仮に毎日ブログを書いてもよほどコンテンツに魅力がなければ、更新するたびに記事を読んでもらうことはなかなか難しい。「面白いコンテンツ」をここでも「厳選」して書く、ということを安藤さんはすすめる。

「ブログの更新は週に1回程度。まとめますと、ソーシャルメディアで最も大事なのがTwitterです。Twitterの140文字であれば、継続してつぶやいていけば誰かの目に止まる可能性がぐんと高くなります。つまり、自分と世界をつなぐソーシャルメディア上の”入り口”なんです」

これらソーシャルメディアを巧みに使い分け、セルフブランディングを極めた安藤さんは、嫌いな営業をすることなくオファーが殺到するという理想的な仕組みを確立。とはいえ、一朝一夕でなし得たことではない。

「根気のいる作業です。コツコツ続けて、いろんなことを試しました。トライ&エラーを経験してこそ、課題と対策が見えてきますから。初心者から中級者になり、今のステージよりさらにランクアップさせたいところまで来たら、発信するキーワードを定めることが必要になってきます。

わたしの場合は、ノマド、フリ―ランス、ソーシャルメディア、セルフブランディングの4つに絞りました。そして次に目標、ゴールを設定すること。何のために『Twitterをやるのか?』、『Facebookをやるのか?』ということ。それによって発信していく内容も方法も自然に決まってくると思います。わたしはビジネスにつなげることが主になっていますが、趣味の仲間を見つける、フォロワーを100人にするなど何でもよいのです」

フリーランス同士の情報交換、近況報告にも

30代で学校を作るという目標に向かって走り始めている安藤さん。ソーシャルメディアは自己実現のためのツールだと語る

30代で学校を作るという目標に向かって走り始めている安藤さん。ソーシャルメディアは自己実現のためのツールだと語る

仕事では最大限にソーシャルメディアを活用している安藤さんだが、プライベートではどのような使い方をしているのだろうか。

「会社を辞めると所属する組織がなくなるせいか、フリーランス同士の交流が盛んになりますね。どこのカフェでは電源が使えて仕事をしやすいなどの情報交換や税金の話など(笑)。会えなくても近況がわかりあえるのが、ソーシャルメディアならではアプローチ。リプライしているうちに友達になった人もたくさんいます!」

ソーシャルメディアを通じて、仕事もプライベートもみるみるうちに世界を広げ、自己実現を図る安藤さん。準備ばかりの人生はやめて、まずは一歩を踏み出そう!と、アドバイスする。

「ソーシャルメディアは、誰にでもチャンスを与えてくれる、夢を叶えるためのツール。どんな人でもおもしろい一面や取り柄がある。まずはTwitterの140文字という限られた世界の中に自分を詰め込んで、つぶやいてみて。初めはスモールステップから。継続していれば、いつか誰かの目に止まるものです。仮にすぐに実感が湧かなかったとしても、やると決めて継続的にやれた自分に、もっと自信を持つことができます。それによってちょっとだけ生活が楽しくなる、それだって始めなければ得られない成果ですからね」

取材・文/武智美恵 撮影/青木 郁

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