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「90秒の製品紹介で世界を動かす13の教え」伝わるプロモーションビデオの作り方を、日米のプロが解説

タグ : Evernote, ビデオ, プロモーション, 作成 公開

 

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それは、1分30秒くらいがベターで、使い方次第でサービスの成長を加速してくれる。簡潔なメッセージや機能紹介がテンポよく編集してあると飽きられない。ただ、単なる自己紹介ではダメ。面白いだけでもダメ。問題解決のストーリーが描いてある方が効果的。

「それ」とは、アプリやWebサービスの製品紹介ビデオのことだ。

6月17日、Evernoteが東京・港区にあるドコモ・イノベーションベンチャーズのラウンジで行った「世界に伝わる製品紹介ビデオの作り方」というワークショップでは、グロースハックに欠かせないツールとなりつつあるプロモーションビデオの効果的な作り方が披露された。

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このワークショップのために、米Evernoteから急遽来日していた外村仁氏

Evernoteが毎年行っている関連アプリ表彰イベント『Evernote Devcup 2013』への応募促進と、ディベロッパーサポートを目的に行われたこのワークショップ。Devcupで応募作品の審査を行うEvernote Japanの外村仁氏や、これまで1万本以上のデジタル動画を作成してきたプロ集団モバーシャルの面々が、それぞれの知見から「良いプロモーションビデオの共通項」と「ビデオ制作の注意点」を明かした。

そのポイントをまとめると、以下のようになる。

外村仁氏が明かす「デモやプレゼンで勝てるビデオ」4つのポイント

【1】製品がどんな問題を解決するのかをストレートに表現する
【2】問題解決の手法に自分のアイデアがどう含まれているのか説明する
【3】技術解説に走るのはNG
【4】誰もが「使う場面」を想像できる内容に

外村氏が披露した、デモやプレゼン時に“刺さる”プロモーションビデオの特徴はこの4つだそう。

「Evernote Devcupの審査では『世の中を便利にするものか?』という点を重視しているから」と前置きしつつ、紹介ビデオで最も大切なのは、面白さやインパクトではなく「どんな問題を解決するアプリなのか」を伝えることだと話す。

特に【3】と【4】は、エンジニアがやってしまいがちなアプローチだという。

「面白い技術を使っている、というアピールがダメなわけではありません。ただ、技術的な特徴を伝えるだけでは、審査員やVCはもちろん、ユーザーの気持ちを動かすことができないのです。例えば、『アプリとNFCを連動させたログ収集サービスを開発した』と伝えるだけでは、『誰に、どんな問題解決をもたらすか』が分からない。エンジニアは開発に没頭し過ぎて、この最も大事な点が見えなくなってしまう場合があるのだと思います」

この失敗を回避するためにも、プロモーションビデオの作成前に、自分とは異なる背景、異なる経験を持つ人に「冷や水を浴びせてもらう」(外村氏)のをオススメするとのこと。

つまり、作ったアプリがどんな問題解決の可能性を秘めていて、どう伝えればユーザーに響くのかを、ユーザーとなりそうな人たちにヒアリングしてから、プロモーションビデオの構成を練っていくのが良いということだ。

制作のプロが明かす「ユーザーに支持されるビデオ」を作る9のtips

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プロモーションビデオ作成時に検討すべき事項をまとめた資料(出典:モバーシャル)

【1】アプリの魅力を全部伝えようとしない=訴求ポイントを絞る
【2】5W1H、特に「誰に」「なぜ」アピールするのかを整理する
【3】映像の尺は90秒~2分以内に収めるように
【4】キャプチャ画像を取る際やカメラ撮影する場合はプロ仕様のツールで
【5】適宜、ナレーションテロップを入れる
【6】スクショばかりのビデオにしない。人物インタビューを挿入すると効果的
【7】音声(BGMなど)は有料の音源を買ってでも入れるべき
【8】編集はテンポのよさが大事。画面切り替え/ズームアップを意識的に使おう
【9】製品紹介に「ストーリー性」を持たせよう

これら9つのtipsは、ワークショップで登壇したモバーシャル取締役副社長の川合泰祐氏と制作部ディレクターの高野翔太氏、そしてビデオ出演したEvernoteのビデオ制作担当ニック・ストレイヤー氏が挙げたノウハウをまとめたものになる。

具体的にどうやればいいか気になるのが【4】【6】【7】の素材編集(収集)だが、川合氏によると

■PC画面のキャプチャはQuick Time Playerで十分

■アプリ画面のキャプチャはMacアプリの『Reflector』がオススメ[使い方動画はコチラ]

■BGM音源は『Premiumbeat.com』や『AudioJungle』などで著作権フリー音源を取得

■カメラ・ビデオ撮影をする際は「手ブレ厳禁」。スマホで撮影する場合も三脚必須
(サービスによってはアニメーションだけでもOKだが、料理系などは実写が効果アリ)

とのこと。

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川合氏が2007年に立ち上げたモバーシャルは、『gengo』ほか注目スタートアップのプロモビデオ制作も多数行う

これらのテクニックを使ってどんなビデオを作ればいいかは、「ひたすら似たようなサービスのプロモーションビデオを見て研究する」(川合氏)のが良いそうだ。

モバーシャルが運営する動画マーケティングの最新事例サイト『MOVAAA!!(モバー)』には多数の製品プロモーションビデオが載っているので、ここでチェックしてみるのもアリだろう。

最後に、外村氏が「日米のプロモーションビデオの違い」として興味深い指摘をしていたので紹介しよう。

「日本はコンセプチュアルなものに寛容な文化なのか、情緒的な演出のプロモーションビデオを作る人が多いように思います。一方、アメリカ人は即物的なので、機能が分かりやすく、どんな問題を解決するアプリなのかを重視してビデオを制作するケースが多い。ストーリー性があるビデオには人を惹き付けるパワーがあるけれど、やはり『問題解決のやり方』が分かりやすく伝わるビデオの方が、実効果が見込めるでしょう」(外村氏)

これらのtipsと指摘が凝縮された秀逸な紹介ビデオとして、モバーシャル川合氏が挙げたGoogleの『Gmail Priority Inbox』ビデオを貼っておくので、こちらも参考にしてみてほしい。

>> 『Evernote Devcup 2013』応募締め切り(2013年6/28)迫る!詳細記事はコチラ

取材・文・撮影/伊藤健吾(編集部)




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