薬剤師と何が違うの?登録販売者のお仕事!

薬事法改正により登録販売者という新しい職業が登場しました。薬を販売できる職業のようですが、薬剤師とはどのような違いがあるのでしょうか。転職の際に役立てていただけるように、今回は登録販売者の仕事内容についてご紹介します。

登録販売者とは

登録販売者とは医薬品販売の専門家です。今までは薬事法により一般用医薬品は薬剤師しか販売できなかったのに対して、その一部を登録販売者が販売できるようになりました。具体的には第二類、第三類の薬を販売できます。第二類の薬は入院相当以上の健康被害を招く恐れがある成分を含む薬です。一方、第三類は日常生活で体調不良を生じさせる成分を含む薬とされています。このように、販売できる薬は一部と言えども幅広く、それ相応の知識を必要とする職業です。

登録販売者になるには

登録販売者になるには資格を取得しなくてはなりません。都道府県の筆記試験に合格する必要があります。受験資格はなく、どなたでも受験することが可能です。以前は受験資格に一定の実務経験、もしくは大学の薬学部卒業等の学歴が必要でした。しかし、平成27年度より受験資格が撤廃となり、今後登録販売者を目指す方が一層増加すると予想されます。試験合格後は都道府県に販売従事登録申請を行い、「販売従事登録証」の発行が不可欠です。そして、要件を満たす薬剤師や登録販売者の下で2年間の実務経験積み、登録販売者として仕事に従事できます。

登録販売者試験の難易度と勉強方法

2014年度第1回の登録販売者試験によると全国で29085名の受験者中のうち12543名が合格しています。合格率は43.1%です。前年度の合格率と比較すると、47.1%で減少傾向にあり比較的に難易度が高くなっているようです。そのため自分の地域の過去問を解くなどの対策が必要です。また厚生労働省が試験範囲や出題数を示しているので勉強の際には確認をしておくようにしましょう。

登録販売者の年収

登録販売者の年収・収入は役職や雇用形態によって給与が変わります。登録販売者資格を取得した状態で正社員で薬局に入社した場合、初年度の年収は約300万円が平均です。店長クラスになれば400万円以上も十分目標圏内です。また、一般企業も同様です。
ただし、資格手当がつき5,000円〜2万円ほどもらえる場合もあるので勤め先によって待遇が変わることもあります。

「薬剤師」と「登録販売者」の違い

薬剤師が一般医薬品のすべてを販売できるのに対し、登録販売者はリスクの程度の高い第1類を販売できないという違いがあります。一見薬剤師だけで事足りるのではと感じてしまいがちですが、ドラックストアや薬局では薬剤師不足の実状がありました。薬剤師を増やすにも資格取得に6年を要します。そこで、受験資格なしで試験を受けられるという違いを持つ登録販売者が期待されているのです。
今後は薬剤師が調剤や医薬品の専門家であるのに対し、登録販売者は一般用医薬品販売を扱う専門家として活躍の場を広げていくとされています。
登録販売業者の資格試験の難易度が上がっていることからも人気が上昇していると判断できます。今後待遇の面でも改善が期待できるので、医療分野のお仕事に就いていた方にとっては注目の職種です。もちろん、どなたでも受験できるので医療分野に興味がある方にとっても朗報です。転職をする際に頭の片隅に入れておくと良いかもしれません。
人気急上昇求人
特集一覧

転職の鍵は「マッチング」!転職成功のためのお役立ち情報

転職市場全体のトレンドワードとして、「マッチング」という言葉があげられます。
転職市場は政治経済面の好影響から企業の採用活動が積極的に行われており、非常に活発になっています。
最近では求職者にとって仕事の選択肢が多い売り手市場であることから「転職者有利」とも言われていますが、企業側と求職者が求めているそれぞれの条件をきちんと把握しないまま応募し、入社した際に、「認識と違った。」といったような「ミスマッチ」も起こりやすいのが現状として有ります。
そのため、企業側が本当に求めている条件を見極め、求職者は譲れない条件や自己分析をしっかりして「マッチング」の高い企業へのが入社が転職成功の鍵といえるでしょう。

自分にマッチする求人を探す