初めての転勤で覚えておきたい挨拶とプレゼント選び

初めての転勤は戸惑うことが多いと思います。誰に挨拶をしたらいいのか、どうやって挨拶をしたらいいのか、更には部署内やチームへのお礼のプレゼント選びなど。社会人のマナーとして知っておきたい挨拶状の書き方からお礼の品の選び方まで、流れを追いながらご紹介していきます。

初めての転勤で覚えておきたい挨拶とプレゼント選び

そもそも転勤とはどういう意味なの?

組織の中において配属先や立場が変わるタイミングで行われるのが人事異動です。昇進や人材育成、人材を適材適所へ配置換えすることなどが主な目的ですが、部門が閉鎖、縮小される場合や、懲戒処分として別部署に異動となる場合もあります。契約上、特別な理由や介護や育児などのやむを得ない場合以外、基本的に人事異動命令には拒否することができないのが現状です。

よく転勤の回数が多い人を「転勤族」といいます。転勤はトラブル防止、スキルアップ、その人の能力が必要であるなど、様々な理由があるので、それらの理由の中で繰り返される場合もあります。例えば、銀行員は「顧客と親しくなりすぎて馴れ合いになることを避ける」、自衛隊は「様々なポストを経験させることで能力向上を目指す」、システムエンジニアは「プロジェクトの現場作業が必要」などの理由が挙げられます。

転勤の挨拶にどんなメッセージを送ればいい?

転勤になった場合は住所が変わるので、はがきで挨拶状を出すのが一般的です。引っ越しが伴わない転勤の場合は略式になることもあるようですが、今まで良好な関係を保っていた人間関係を継続させるためにも、お世話になった上司や親しいお得意様には出しておくとスマートです。

〈文例〉
(時候の挨拶)
共々格別のご厚情を賜り心より感謝いたしております。
皆様からご指導いただいたことを肝に銘じながら精進してまいります。
今後とも、倍旧のご厚情を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
略儀ながら書中をもちましてお礼旁々ご挨拶申し上げます 。

敬具
(日付)
新勤務先(住所、電話番号)

転勤する前にはお世話になった職場にプレゼントを贈る

一般的な会社では、在籍期間に関わらず、職場でお世話になった方々に向けて贈り物をする習慣があります。一人ひとりに対して選んでいると大変なので、箱入りの菓子折りとかティーバッグなど、休憩のときにみんなでシェアをして楽しめるものがいいですね。

その時に注意したいのが、全員に行きわたる個数分入ったものを用意することです。箱入りだからといって、10人在籍している部署に対して8個入りの菓子折りでは失礼に当たりますので注意しましょう。

特にお世話になった人へ個別に何か用意したい場合は、ハンカチやネクタイピンなど相手の好みに合ったものを選びたいですね。予算は1,500~3,000円程度が一般的です。

そこまで必要ないだろうと思っても、挨拶状は出すのが社会人としてのマナーです。今回ご紹介した文例に加えて、「こちらはお酒や魚が美味しいらしいので楽しみです!」など、転勤先での前向きな自分らしいメッセージを書き添えてもいいですね。

また、これまでお世話になった職場へのプレゼント選びも、値段に関わらずみんながお気に入りのスイーツやお菓子を選ぶのもいいですよ。


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