【第十一話】アッポゥデベロゥッペァ!(その2)


はじめてのiPhoneアプリ開発 〜新米エンジニアの苦悩の日々〜

『type』の運営会社、キャリアデザインセンターが発行する 就職情報誌『就活type』(2010年10月1日発売)のiPhoneアプリ版が 先日リリースされました。
当社初の試みとなった、このiPhoneアプリ開発。 その舞台裏では、日々いろいろな事件(?)が起こっていました。
開発担当の新米エンジニア・ムラが体験した 驚きと苦しみと喜びに満ちたiPhoneアプリ開発記をお届けします。

【第十一話】アッポゥデベロゥッペァ!(その2)


  • ニックネーム  ムラ
  • 使っているPCやガジェット
  • Mac book、iPad、iPhone3GS、ガラケー(モバゲー用)、EMobile, Apple信者、仕事ではWindowsXPを使用
  • 好きなサイト
  • Apple、はてな、ロックンロールニュース、ポテン生活
  • プロフィール
  • 『type』を運営するキャリアデザインセンターの システム部門に在籍する新米エンジニア。 システム開発・保守担当だが、実作業は社外の開発会社に依頼している。 たまにプログラミングやサーバー構築も手掛けるが、実務経験は浅い。
    温厚な性格ながら、時に鋭い毒舌を披露することも。 技術については独学で学ぶのが好き。 技術の参考書を集めることが趣味だが、読了しているものはほとんどない。

今回、筆者が制作したiPhoneアプリ

何のための就職か、その本質を伝える情報誌「就活 type」。各界のトッププレーヤーに聞くリアルな会社の情報や、働くとは何か等、自分のキャリアを深く考えるヒントが掲載された、就活生必見の情報誌。今回は、その就活typeをiPhoneアプリとして再編集しました。


こんにちは、ムラです。

ジョブスがいつもおんなじ服でメディアに登場しているので、
僕も毎日おんなじ服装で会社にきてみたのですが、
特に誰にもつっこまれませんでした。

あまり僕に興味のある人はいないみたいですw。

前回、僕はめでたくApple Developer として登録が完了しました。
あとは iPhone Developer Program を購入すれば
めでたく App Store でアプリを配信できるようになるわけです。

ここまで長かったなぁと思いながら、ようやくここまできたかぁと
感慨に浸ってみたり・・w。

名刺に Apple Developer とか書いてあったらかっこいいけど、
全然自分では開発するスキルなんかないよなぁと思いつつ、
Objective-C の勉強をしているわけですが、ちんぷんかんぷんです。

膨大なクラスの使い方なんか全然わかりませんですよ。
もうあきらめモード突入ですわ・・・。

さて、Developer登録が終わって少したってから、
「登記簿謄本をFAXしてくれー」的なメールがきました。

僕はそそくさと法務局へ行き、自社の登記簿謄本を取ってきたわけですが、
こういうの見るのが初めてだったので、ちょっとドキドキしたわけです。

これをAppleにFAXすると、iPhone Developer Program の購入手続きに
すすむことができるのかなー?と思いつつ、FAXをしました。

その後、思わぬ事態に。

リマインドメールというのでしょうか。
Apple から「早くFAXしてー」的なメールが届きました。

なぬ!

送ったのに!

でも、国際FAXなんてしたことなかったので、
間違って別の外人さん宅にFAXしたのかもしれないと思いながら、
再度FAXをしてみたのです。

送付状にはちゃんと「前に送ったよ、でももう一度送るね」って
慣れない英語でメモを添えて送りました。

数日後、Apple からメールがきました。

「まだ、届かないよー。早く送ってー」的なことが書いてありました。


ふぬぬ・・・・!
送ってるよ!僕送ってるよ!

NOー

二度やって届かないので、
これはきっとなにか手違いが生じていると判断をした僕は、
Appleに電話をして「これこれこういうわけだから、対応してください」と
伝えてみたところ、その日のうちにメールで無事連絡がきました。

「次の手続きに進んでね」と。

いやっほー!
やっと次に進めるぜ!

無事、iPhone Developer Program も購入できました。

これでやっとこさ、App Store にアプリをのせることができるようになりました。

さて、肝心のアプリ開発は・・・!

(次回に続く)
※毎週金曜日更新