Vol.1

異動して3年、30歳からのキャリアのために「営業現場に戻る」転職を決断

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デル株式会社  島村元暢氏

デル株式会社
島村元暢氏(33歳)

大学卒業後、大手AV機器メーカーに就職。約3年間、営業職に従事。その後、マーケティング、商品企画部門への異動を経て2011年5月にデルへ転職。内勤での法人営業を担当した後、14年11月より外勤営業に転向したばかり

「スピード感を持って働きたい」
花形職種から営業現場に戻った理由

新卒入社したAV機器メーカーでは、営業職を3年経験。その後、マーケティング部門、商品企画部門への異動を経験している島村元暢さん。ベテラン層で構成されるそれらの部門に、若手として抜擢されたという輝かしいキャリアパスを築いていた。順風満帆と言えそうな状況から、あえて転職を決断したのには理由があったという。

「営業をしていたときは、直接ユーザーの声を聞いて、自社のサービスや製品でお客さまの役に立てる実感を得られることに大きなやりがいを感じていました。マーケティングや商品企画といった“花形”部署に抜擢してもらったのはうれしかったのですが、経験して分かったのは、現場から上がってくるユーザーの声が商品に反映されるのには大変な時間が掛かるということ。営業経験を活かして商品企画をするというイメージと現実の業務内容に大きなギャップを感じてしまい、自分のやりたいことは営業なんだと再認識したんです」

また、良くも悪くも典型的な日本のメーカーだったので、そのまま長く勤めていった先の自分の将来像が想像できてしまった、とも島村さんは言う。そしてそれは、彼が望む姿ではなかった。
転職活動を始めた島村さんは、「できるだけ変化のスピードが速い業界」を目指した。

「前職で、ユーザーの要望にスピーディーに応えられないことにもどかしさを感じていたので、転職先はスピード感や変化の早さに即対応するような働き方ができるところがよかった。いかに効率よくいただいた要望に応えられるかを求められることで、自分のスキルを磨きたいと考えました」

人材紹介サービスを利用して出会ったデルの営業職はそんな島村さんの希望にぴったりの環境だった。営業職としては3年のブランクがある上に、IT業界への転身は異業種への挑戦だったが、着実に実績を重ねていた営業時代の経験や営業スタイルの話を中心に面接でアピール。29歳だった2011年5月にデルへの転職を実現させた。

「30代以降になると、転職市場からはマネジメントスキルなども求められるようになる。でも私は、異職種の経験・スキルを活かして“営業現場に戻る”というチャレンジがしたかったんです。実際、30歳からのキャリアをマーケティングや商品企画の方向に絞ってしまう前に、思いきって決断、行動できたのは良かったと思います」

IT知識を付けるために必死に勉強!
新設部署で新たなキャリアを築くチャンスを得る

デル株式会社  島村元暢氏

AV機器メーカーで営業、マーケティング、商品企画といった部署でキャリアを積んできてはいたものの、IT業界は未経験。入社後、約1カ月行われた研修は「知識習得のための勉強量はかなりキツかったですね(笑)」と本音を漏らしつつも、最初に配属された内勤営業部門では好成績を残し続けたという。

「きっかけはパソコンのみのご相談であっても、お客さまのIT環境がより良いものになるようベストな方策を提供できるのがITのプロ。しっかりとご使用環境を伺った上で、それに合わせたプラスαの提案をし、ご満足いただく力が求められます。前職で、マーケティングや商品企画といった仕事を経験していたおかげで、商品ができる背景や作り手の考えを想像することができるのでよりお客さまの要望に応える提案ができるのが自分の強みですね」

ユーザーからの意見や要望をどうサービスや製品のブラッシュアップに活かしていけるか、そのジレンマで悩んだ経験が、今は顧客へ新たな提案を行っていくための知識、スキルになっていることを実感する毎日という。

また、IT業界はそもそも変化に富んだ業界ではあるが、デルでは更にスピード感が求められるという。良いと思うものにはどんどんチャレンジしていく「起業家精神」を、社員一人ひとりが実践しているのだ。島村さんも入社後、「効率アップ」のためにいくつかの前例や習慣の変更を提案し、採用されてきた実績を持つ。

「一般的な企業だったら既存の業務フローを変えることには反感や反発があると思うんですけど、論理的な根拠をもとに話せば、上司や先輩も受け入れてくれる環境。だからこそ、自分も主体的に動けますし、より良い結果を出せてこれたのだと思います」

前職での経験、新たに身に付けたIT知識、常にチャレンジを忘れないマインドを武器に、内勤営業では常に指標を達成し続けた。その高い成果が認められ、今年11月から、新たなチャレンジとして外勤営業を担当することに。同僚は長年IT業界にいるベテランが多い中の大抜擢だ。

「取り扱う案件はこれまで以上に大きな規模や難易度の高いものになります。Face to Faceでお客さまに接する分、逃げ場がないというプレッシャーもありますが、当社のサービスや製品のメリットを強く提案できるやりがいのある仕事に挑戦できる喜びも大きい。人を束ねていくマネジメントの経験も積みたいと思っていたので、責任は重くなりますが、この経験をしっかり自分のキャリアアップにつなげていきたいですね」

※この記事は『@type』2014年12月の営業大特集の記事からの転載です。

取材・文/浦野孝嗣 撮影/柴田ひろあき

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