Vol.429

「私らしく働いて、しっかり稼ぐ」が鉄則! 高収入とワークライフバランスを両立する方法

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「しっかり稼げる仕事」――そう聞いて思い浮かべるのは、厳しい営業ノルマや過酷な労働環境の仕事ではないだろうか。

「転職するなら給与を上げたい」というのは一般的な考え方だが、きつ過ぎるノルマに追われて疲弊しながら働くような環境に身を置いてまで「稼ぎたい」と考える若手営業マンは少ないだろう。「高収入」を取るか、「ワークライフバランス」を取るか、二者択一で悩んでいる人も多いのではないだろうか――。

「どうせなら、自分らしく働いて、しっかり稼ぎたいですよね」

そう語るのは、東洋交通株式会社に中途入社した大崎勝氏と、竹下さおりさん。2人は同年代以上の年収を稼ぐことができる職場で、安定したワークライフバランスを築いているという。

無理はしないが、しっかり稼ぐ。そんな理想の働き方を2人が実現できたのはなぜだろうか?

東洋交通株式会社 総統括班長 大崎 勝氏(写真左)乗務員 竹下さおりさん(写真右)

東洋交通株式会社 総統括班長 大崎 勝氏(写真左)乗務員 竹下さおりさん(写真右)

「自分のペースで働ける」ことを重視! “おじさんだらけ”の職場でも気にしない

2015年12月に転職してキャリア2年目の竹下さおりさんは、24歳のフレッシュな乗務員だ。短大卒業後、保育士として働き始めたものの、職場での人間関係と忙しい毎日に悩んで転職を決意したという。東洋交通の乗務員を志した理由は、その勤務条件だった。

東洋交通株式会社 竹下さおりさん

「登録した転職サイトで、勤務地や年収、勤務時間などの希望条件を入れて検索したら選択肢の中に東洋交通の乗務員があったんです。正直なところ、タクシーの乗務員というと50代以上の“おじさん”というイメージがあって、少しだけ抵抗はありました。けれど以前人間関係で悩んでいたこともあったので、前職とは全く違う人たちがいる職場も悪くないかもしれないと、思い切ってチャレンジしてみたんです」

仕事内容も休暇などの制度も、自分のペースで働ける点が、竹下さんが求めていた条件にピッタリだった。日々ストレスを感じていた前職から、すぐに転職を決意したという。

「保育士の頃は、休みも少なく毎日クタクタでした。だけどタクシードライバーは1日働けば1日休みという勤務体系。さらに東洋交通では日曜日が定休ですし、年末年始やゴールデンウィーク、夏休みなども休暇が取れるので、休みが増えて自分の時間ができたことが幸せです」

入社して働き始めた年、竹下さんは大好きな『東京ディズニーリゾート』の年間パスポートを買って、1カ月に2~3回は足を運ぶことができていたという。

「勤務明けの平日にオフが取れるので、あまり混んでいない時に思いっきりディズニーリゾートを楽しめます。以前の仕事なら、考えられませんよね。あと、会社には同じ年の女性ドライバーが4人いるんですよ。その子たちとディズニーに遊びに行ったこともあるくらい。仕事のことはもちろん、プライベートのことも相談し合えるような仲間に恵まれたことも嬉しいですね」

気になる年収は、前職と比べても100万円程上がり、現在は450万円程度。20代女性の平均年収は300万程度と言われており、同年代の中でもとりわけ高収入を得ている。

「基本給は保障されているので、それ以上を求める時は『今日はいつもよりちょっと頑張って、歩合給をゲットしようかな』と思って仕事に挑みます。逆にお休みや休憩がほしい時は、給与ではなくプライベートを優先。自分で考えて、調整しながら働けることがうれしいですね」

転職活動において譲れない条件は妥協せず、仕事へのイメージや先入観は捨てる。「まさか自分がタクシー運転手になるなんて思わなかった」と笑う竹下さんだが、結果的にその行動が吉と出たのだ。

何を辛いと感じるかは人それぞれ。「自分がノンストレスで働ける環境」を考えた

一方、同じ乗務員として在籍している大崎勝氏は乗務員歴25年、東洋交通でも23年という超ベテラン。彼は、前職の労働環境と低収入がきっかけで、ドライバーへのキャリアチェンジを決めた。

「もともとは会社員でしたが、職場の人間関係が煩わしくて脱サラしました。その後、友人と飲食店の経営を始めたんです。しかし毎日のように店頭に出なきゃいけなくて体力も限界でしたし、その割には経営がキツくて収入に反映されてこなかった。ついには、一緒に経営を始めた友人が体調を崩してしまって。あの頃は本当にキツかったですね」

東洋交通株式会社 大崎勝氏

大崎氏が四半世紀もタクシードライバーを続けていられるのも、「安定した収入」と「自分らしい働き方ができる」からだという。

「乗務員は基本的に1人で仕事をするので、職場環境や人間関係で悩んでいる人にはおすすめの職業です。何より収入が安定していて、自分のペースで働けるというのが長く続いている理由です」

一方で、会社に戻ったら仲間たちが温かく迎え入れてくれる風土もあるのが魅力だそう。所属する東洋交通では、乗務員同士の仲が良く、クラブ活動や旅行、レクリエーションも活発なのだという。

「私はタクシー業界内で一度転職をしているからこそ言えるのですが、東洋交通は、良い意味での“ゆるさ”が一番の魅力です。厳しいノルマに追われたり、休みなく働かなくても良いという制度面の“ゆるさ”もありますが、会社自体が『自分らしく働く』ことに寛大な社風なんですよね。タクシードライバーというと一匹狼なイメージがあるかもしれませんが、同じ仕事に取り組む仲間同士でフォローしあったり励まし合う雰囲気もあるので、とにかく居心地が良いんです」

また、収入面でも飲食店を経営していたころと比べて大きく安定したと話す。

「飲食店時代に比べて、生活の心配がないというのは本当に大きいですね。東洋交通の場合、入社からわずか半年のドライバーが月の売上げでトップ10に入っていたり、頑張り次第では年収600~800万円ほどの高収入が実現できるのも大きな特徴なんです」

「仕事が辛い」と一言でいっても、どんなことを辛いと感じるかは人それぞれ。大崎氏の場合は、“働き方を自分で決められる、自分次第の仕事”を選んだことが、ノンストレスな環境をつくったのだろう。

お客さまとの繋がり、将来の目標――やりがいが毎日を充実させる

安定した収入と自分らしい働き方に加えて、お客さまとの信頼関係もドライバーとしての働きがいになっていると話すのは竹下さんだ。

「たまたま関西圏から来られていたお客さまをお乗せしたことがあったんですが、その時に話が弾んで仲良くなりまして(笑)。それからは定期的に、東京へいらっしゃる時に指名していただけるようになりました」

竹下さんがまだ乗務員になったばかりだということを聞いたお客さまは、羽田空港と宿泊先、繁華街などを行き来する際に「道を覚えるのに役立つだろうから」と指名してくれるのだという。そんなお客さまとの温かいエピソードが生まれるのも、タクシー乗務員のやりがいの一つだ。

東洋交通株式会社 竹下さおりさん

そして竹下さんには今、目指している夢がある。子ども・介護者・観光者向けに特化したドライバーの資格である『エキスパート・ドライバーズ・サービス(EDS)』を取得することだ。

「実は転職するときに東洋交通を選んだ大きな理由でもあるんですが、元保育士という経歴が活かせるキッズ担当のドライバーを目指しています。ただ目の前の仕事をこなして働くのではなくて、目指したい将来が描けるというのも大きなモチベーションになっています」

目の前の仕事に懸命に取り組み、仕事のやりがいや将来の目標を見つける。それこそが毎日の充実にも繋がっているようだ。

「高収入」をキープすることと、無理のない「自分らしい働き方」のバランスを取ることに難しさを感じている営業マンは少なくないだろう。だが東洋交通で働く2人のように「お金か時間か、のどちらかだけと妥協しない」選択肢もある。無理はしないが、妥協もしない。思いも寄らない場所で、理想の働き方が実現できることもあるものだ。

取材・文/浦野孝嗣 撮影/竹井俊晴

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