Vol.479

HKT48→引きこもりニート→インフルエンサーに! “叩かれたってモテてたい”ゆうこすに学ぶ、折れない心の育て方

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モテクリエイター ゆうこす(菅本裕子)さん

モテクリエイター ゆうこす(菅本裕子)さん

1994年5月20日生まれ、福岡県出身。「モテるために生きてる!」と言い張る、通称「モテクリエイター」。元アイドルという経歴を持ちながら、そのモテるための貪欲な自己プロデュース能力の高さがSNSを中心に話題になり再デビュー。SNSフォロワー数は累計76万人を超える。著書『SNSで夢を叶える ニートだった私の人生を変えた発信力の育て方(KADOKAWA)』が発売中

お客さまに怒られ、上司には怒鳴られ、電話が鳴るたびにドキドキ、ビクビク……。「また叱られるかも」と常に萎縮してしまう若手営業マンもいるだろう。仕事に集中し、本来のパフォーマンスを発揮するためには、まずは「折れないハート」を持つことが必要だ。

そんな悩める営業マンのために、アイドルからどん底を経て再起した“ゆうこす”こと菅本裕子さんの経験を紹介する。アンチや周りの声に負けず、夢を叶えた彼女から、「心折れずに仕事に取り組む」ために必要なことを教えてもらおう。

嘘のスキャンダルが流れ、HKT48を脱退。アンチに叩かれ、引きこもりに

現在、SNSを中心に一躍話題となっているモテクリエイター・ゆうこすさん。10代の頃はアイドルグループHKT48に所属し、人気メンバーの一人だった。しかし、本人には覚えのないファンとの交際疑惑、未成年飲酒・喫煙疑惑のスキャンダル報道で状況は大きく変わる。

発信元のTV局に抗議した直後、虚偽の情報であったという謝罪・訂正が行われたが、スキャンダルは尾ひれをつけてどんどん拡散されていった。2012年、グループを脱退したゆうこすさんは、TwitterやYouTubeを通じた発信で「誤解を解こう」と決意する。当時、アイドルが自らこうした発信を行うことは珍しく、世間の注目を集めたその釈明動画は1カ月で400万PVを記録。Twitterのフォロワーも4万人にまで増えた。

しかし、「自分の言葉でファンへの謝罪と真実を伝えよう」という彼女の思いは全く伝わらず、そこに集まった人々はアンチと野次馬のみだった。「おはよう」と呟くだけでも叩かれ、「死ね」、「おっぱい見せろ」など、嫌がらせや冷やかしが目的の過激なリプライも多くあった。HKT48脱退後は、地元の福岡で自主開催イベントも続けていたが、人が集まらず苦戦。最終的に参加者は3人にまで激減し、落ち込み続けるどん底の日々だったという。

「自分は応援されていると思っていたから、知名度と本当のファンは違うという現実に打ちのめされました。当時の私は仕事もしてないニート。世間の声が怖くて家にずっと引きこもって、何のために生きてるんだろうとか、暗いことばかり考えていました。けれどあの時、『何も無くなった』と痛感したおかげで気付いたんです。私はそもそも今までの人生、『モテるために生きてきた』んだと」

ゆうこす

男性にモテることは素直に嬉しく、女性からも愛されたい。そして、「大勢の人から好かれたい!」という気持ちからアイドルになったことを思い出す。そんな彼女をぶりっ子だと批判する人もいたが、純粋な欲求が、引きこもりだった彼女を突き動かした。

「もう、他人にどう思われてもいい! そう思ったら振り切れました(笑)。人には好き嫌いがあるから、万人受けすることって難しいんですよ。例えば歌手が演歌もラップも歌ったら、どのジャンルが好きな人に向けた歌なのか分からなくなってしまう。実は私、一時期は料理アイドルという分野に挑戦したこともあったんですが、そこまで料理好きでもなかったし、何がやりたいのかもはっきりしていないから反響も全くなかったんです。もう私には何もないんだから、とにかく自分の好きなことをやろう、と」

そこに共感してくれる人は、きっと自分自身も好きになれる人のはず。全員に好かれようとするのではなく、「好きなことを、好きな人だけのために発信する」と決意したゆうこすさん。「モテたい自分が、モテるための情報を発信する」というブレない軸をもとに、SNSでの活動を再スタートした。

人が応援したくなるのは「自分の軸」がブレない人だ

「モテクリエイター」を自称するゆうこすさんの活動は徐々に注目を集め、現在はフォロワー数76万人を超えるほどになっている。そこには、彼女が悩まされていたアンチの姿は一切見当たらない。あれだけいた「アンチ・ゆうこす」はなぜ消えたのか。 「振り返ってみれば、バッシングされるにはそれだけの理由があった」とゆうこすさんは語る。

「私自身がブレていたから、それが叩きどころになっていたと思うんです。ネガティブなことを書いたり、弱気なところが見え隠れすれば、アンチにとって理想的な『叩きやすい相手』になる。叩いたことに反応すれば、そこに引き寄せられるようにネガティブな人が集まってくるんですよね。逆に、自分のやりたいこと、好きなことだけに集中するポジティブな発信をすれば、そこに波長が合うポジティブな人が集まります」

ゆうこす

実際、ネガティブな発言を一切やめ、自分の好きなメイクやファッション、写真の撮影方法などの情報発信に集中するようになってから、応援してくれる人がどんどん増えた。あれだけたくさんいたアンチも野次馬も淘汰されていったという。

「愛あるアドバイスとしてのアンチ発言は受け止めますが、そうでなければ無視した方がいいんです。例えば、『死ね』というコメントが許されるのはネットの世界だからですよね。街を歩いていて突然そんなことを言う人がいたら、落ち込むよりも関わりたくないと思うはず。ネットでも中身のない発言をする人に左右される必要はないと感じました。それに、ネガティブなことばかり言っている人って、応援しづらいものなんです。応援してくれる人にチューニングを合わせ、ポジティブなことを発信していく方が断然良い結果になると思います! 」

皆の目を気にしていたり、自分の信念がブレていれば、それだけいろんな方向から叩かれてしまう。いつも周りの反応に萎縮してしまう営業マンの中にも、思い当たる節がある人はいるはずだ。

「楽しくなるまで進み続けること」。途中で逃げずに、失敗もすべて吸収する力が夢を実現する

2016年まではどん底状態にいたゆうこすさんだが、「どんな出来事も、自分次第でポジティブに変えられる」と話す。

「悲しいことも辛いことも、自分の心のあり方次第でプラスに捉えることはできます。苦しいからこそ、それを経験して自分が大きく成長できるから、そこに向き合わないのはもったいないことだと思います」

ゆうこす

また、ゆうこすさんはフォロワーがそれほど多くない時期からSNSを学び、動画の撮影から編集まで、自分のやりたいことを実現するためのさまざまな技術も習得している。すぐに結果が出ないからと途中で投げ出すことなく、積み重ねてきた結果、今の彼女があるのだ。

「私は、『私が進む道は、すべて楽しい』と思っています。それは、楽しくなるまで進み続けてきたから。辛いこともあったけれど、そこでやめたり逃げたりしていたら、楽しくなるところまで辿り着けないですよね。やりたいことがあるなら、失敗も成功の素と考え、全て吸収していくことが大事だと思います。結果が出ないのなら、そこには理由があるもの。失敗に囚われず、いろんなことに手を広げてみて、何か引っかかったもの、手応えを感じる方法があれば、そこに集中するといいと思います」

活躍の幅を広げ、夢を実現していくゆうこすさん。今では「元アイドル」という過去を知る人の方が少ないだろう。

「自分の心持ち次第で、全ては変わる」。自分の軸をブレさず、信じて突き進むこと。そうして“折れないハート”を手に入れ、夢を叶えた彼女のように、誰にでも新しい可能性は広がっているのだ。

ゆうこす
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【ゆうこすさん新書】SNSで夢を叶える ニートだった私の人生を変えた発信力の育て方(KADOKAWA)
【ゆうこすさん新書】SNSで夢を叶える ニートだった私の人生を変えた発信力の育て方(KADOKAWA)
フォロワー累計76万人(Instagram、Twitter、Youtube、LINEなど)、女子のカリスマ、「モテクリエイター」としてフォロワーに愛されSNSで活躍するゆうこすが初めて明かす、失敗と試行錯誤の日々。 そして今まで明かしてこなかった、SNSでの「発信力」の育て方を、惜しげもなく公開する書き下ろしエッセイ。
>>詳細はこちら

取材・文/上野真理子 撮影/赤松洋太

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