Vol.478

独自路線を突き進む叶姉妹の自己プロデュース力「私たちに不可能なタスクはございません」

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クライアントに言いたいことが言えない、上司にも逆らえない。仕事の中で自分らしさを発揮できず、つい“Yesマン”になってしまうと日々モヤモヤしている営業マンは多いだろう。そんな人に、ぜひ参考にしてもらいたい人物がいる。セレブリティ―ライフスタイルプロデューサーの叶恭子さん、叶美香さんだ。

世間の目が厳しくバッシングも多い芸能界で、周囲に振り回されない独自のポジショニングで地位を築いている叶姉妹のお二人。彼女たちの素性はあまり明らかではないが、なぜか世間に愛され続ける不思議な存在だ。なぜ彼女たちは“自分らしく”仕事を続けることができるのだろうか。

その理由を紐解くべく、今回は彼女たちの“ブレないマインド”に着目したい。2017年11月9日、幕張メッセで行われた『CybozuDays 2017』内のセッション、『多様化の時代に輝き続ける自己プロデュース力の秘訣を語る』を紹介しよう。

サイボウズ 青野義久氏(左)、セレブリティーライフスタイルプロデューサー 叶恭子さん 叶美香さん(中央)
サイボウズ 青野慶久氏(左)、セレブリティーライフスタイルプロデューサー 叶恭子さん 叶美香さん(中央)

あらゆるものには「壁」なんてない。自分の心がつくり出したものに怯えないで

――今回のイベントのテーマは「壁を越える」ですが、お二人は「壁」というものをどうお考えでしょうか?

叶恭子さん 私たちには壁という概念がございませんので、越えるものなどありません。きっとお悩みの方は、ご自身の心に壁があるのではないのですか。心の中にある警戒心ですとか、新しいことに挑戦することでしたり、色んな壁を感じているのでしょう。でももっとフラットに考えてみてもいいのですよ。心の中に壁があることによって、本当はもっとシンプルだったものが、そう見えなくなっているのかもしれません。そしてその壁は相手にも伝わってしまいますよね。

私たちは、人には多様性があるからこそ、壁はいらないという考え。まぁ、パーテーションくらいでしたら置いてあってもいいかもしれませんけどね。ふふ。

叶美香さん 私は既成概念がきっちりとある方だと自分では思っています。姉に言われたことを「えー!」って思ってしまうことがあるんです。でもそれを言うと、姉に怒られてしまいます。「美香さん、『えー』っていうのはネガティブな感情でしょう」と。でもその通り、始めからできないと決め込まずに挑戦してみたら、案外自分にはできることが多いと分かるんですよ。

叶恭子さん そうね、「えー」ということが最近では少なくなってきたけれど、それって美香さんが「自分は案外できるんだ」って思っているということじゃない。自信がついてきているということ。私にはできない。

――え、恭子さんにはできないことを美香さんにお願いしているんですね……!?

叶恭子さん 一番大切なことは、自分自身を知ること。そして自分が最も活躍できる場所を見付けること。全て自分でできなくても、全く問題ないと思います。会社でもそうでしょう。

自由は自分で選び取るもの。ただし、責任は負いなさい

――‟叶姉妹のお二人の名言集”も世間では人気ですよね。「わたくしの人生において意味があるのはただ一つ。『自分で選ぶ』というシンプルなことのみなのです」と言っていますが、これはどういうことなのでしょうか?

セレブリティーライフスタイルプロデューサー 叶恭子さん 叶美香さん

叶恭子さん 私たちは『自由で良いですね』って周りに言われますが、その自由にはそれなりの覚悟があります。自分で選んでいるから、全ての責任は自分にあるのです。単なる自由ではありません。

なぜなら、自分の人生をシェアすることはできないから。自分だけの選択ではないっていってしまうと、責任転換してしまいます。チームで働いていたとしても、決して他者に責任を求めません。例えば私たちだって、二人でいることをそれぞれが選んでいて、二人で一つということではないのよ。そうやって自分の人生を選択したという覚悟があれば、何も恐れることはないのです。

――「覚悟を持って、自分の軸を持つこと」は難しいことですよね

叶恭子さん でもそれを難しいと思うご自身の考えをやめてみることが、壁を越えるということではないのでしょうか。最初から決めつけていたらもったいない。そして夢中になれることを、楽しむことね。

でも楽しむことをわざと演じることは、もっと楽しくないのよ。例えば、無理やりに「仕事が楽しい」と思い込むのは違うと思うの。人は皆違いますからね。

――それぞれが楽しいと思うことをするということですね。多様性を重視して。

叶恭子さん 私たちは絶対に自分の考えを人に押し付けないようにしています。だって人の人生をどうにかしようと思うなんて無意味ですし、できないと思うからです。こうするべき、なんて話すのは絶対しない。こういうのっていいものよと、その人の人生に「選ぶ」ためのヒントを与えるのはいいと思いますけど。

やりたいことをするなら、行動と覚悟が大事

――とはいえ、自分と周りを比べてしまうという悩みもあります。

叶恭子さん 人と比べる必要はないと思うけれど、そういう方は他人のことを気にしなければいいんじゃないかしら。会社の中で逃げ場がなかったら、その人のことを椅子とか冷蔵庫だと思えばいいのです。話を聞くのも「あれ、風かな?」なんて思えばいいの。相手に伝える必要はありません。職場ではいえないでしょうし。

セレブリティーライフスタイルプロデューサー 叶恭子さん 叶美香さん
ファビュラス……!

――叶姉妹のお二人は、失敗経験とかってあるんでしょうか?

叶恭子さん 私、失敗いたしませんから。なぜ失敗をしないかというと、前準備を徹底しているから。失敗しないだろうと思って挑むから、ふとした時に失敗してしまうと思うの。でも私たちは準備のために、皆さんが思っている15倍は努力してきているのよ。

叶美香さん 私はできないこともありますが、その過程を姉は見てくれて、褒めてくれますよ。

叶恭子さん いえ、美香さんはとても優秀ですよ。以前飛行機に乗っていたときに、空の上からたくさんの小島が見えたの。「美香さん、明日はあの島でランチしたいわ」と指を指して頼んだら、始めは「どの島ですか? それはどうやればいいのでしょう」と困っていた。けれど美香さんはしっかりいろいろな人の協力を仰いで、ちゃんと次の日のランチをセッティングすることができたの。

叶美香さん とても難しいお願いでしたけどね(笑)。

叶恭子さん あとは、泊まっている場所から花火が見たいなと思いついた時も、美香さんは実現させたわ。世界のどんなコーディネーターよりも優秀なのよ。美香さんって、絶対に失敗しないの。

叶美香さん 無理なお願いであっても、「とにかくやってみよう」と、いろいろな経験をしてきたおかげです。まずはやってみなさいと言われて、できるか分からなくても行動しているからですね。

叶恭子さん そうね。事前準備には力を入れるし、たくさんの経験を積んでいるから、美香さんは絶対に失敗しないの。

――最後に、「自身を輝かせ続けるためにはどうすればいいのか?」と悩むビジネスパーソンにアドバイスをください。

叶恭子さん そうね、まずはその質問自体を捨てたほうがいいのでは。輝かせるためにどうするべきか、というのを他人に託せること自体が良くないと思います。ダイヤモンドのように、ご自身でブラッシュアップし続けること。そして、私にはスクエアカットがいいのかしら、他のカットの方がいいかしらと、ご自身で丁寧に選択していくことだと思います。明日どうなるか分からないような不透明な世の中だからこそ、ご自身だけでも透明であってほしいですね。

取材・文・撮影/大室倫子(編集部)

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