Vol.81

「年収は幸せにした顧客の数に比例する」年収が3倍になって分かったお金を稼ぐことの意味

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株式会社ランド・クリエイト  寺門拓也氏(29歳)

株式会社ランド・クリエイト
寺門拓也氏(29歳)

大学で服飾を学んだ後、アパレルメーカーに新卒入社。生産管理を経て、デザイナー、マーチャンダイザー、店長、統括マネージャーなどさまざまなポジションを歴任する。2014年8月、株式会社ランド・クリエイトに転職。新しく設立したリノベーション事業部の一員として、顧客拡大と組織構築に尽力している

20代後半。やりがいだけでは食べていけない現実の厳しさを知る

もともと大学で服飾関連を学んでいた寺門拓也氏は、夢だったファッション業界に携わりたいとアパレルメーカーに入社。生産管理からデザイナー、マーチャンダイザーとステップを踏んだ後、そのスキルを買われ本店の店長に。27歳で4店舗の運営を任される統括マネージャーにまで上りつめた。ひたすら仕事に励む充実した毎日の中で、ふと転職が脳裏によぎったのは、やりがいだけでは解決しがたいシビアな現実があった。

「当時の年収は240万円。ポストが上がっても、ほとんど給料には反映されませんでした。20代後半になって、結婚を考えたり車が欲しいと思ったとき、この給料では正直厳しかったんです」

年齢を重ねるほどに、やりがいだけでは仕事は語れない。将来の見通しを一番に考えた寺門氏が新天地に求めた条件は、年収1000万円以上。そんなとき、知人を経由して面識のあった、不動産販売やリフォーム事業を行うランド・クリエイトの代表から誘いを受けた。

「ちょうど新しく事業部を立ち上げることになって、その設立メンバーとしてやってみないかと声を掛けてもらったんです。販売をやっていたので、営業はその延長でできると思っていたし、何より株式上場や今後の支店展開などビジョンを語る代表の言葉に突き動かされるものがありました。それに、結果に対する対価もクリアで、事業の規模が大きくなればなるほどステップアップできるチャンスがあった。この会社なら一生飽きずにやれるだろうなという確信が湧いてきましたね」

高収入の仕事は魅力的ではあるものの、反面、ハードワークな印象もつきまとう。しかし、寺門氏にとってそんな先入観は取るに足らないものだった。

「極論を言うと、営業って数字さえ出していれば、あとは何をしていても構わないと思っています。大事なのはプラス思考。プラスに考えればどんな仕事でもやっていける。だから全く不安はなかったですね」

転職して得た年収は3倍以上。顧客の言葉からその価値を知る

2014年8月、28歳で寺門氏は営業デビューを果たした。寺門氏が配属になったのは、リノベーション事業部。民家やマンションの外壁工事をメインとした新規部署で、入社後は事業部の立ち上げに奔走した。事務所の物件選びにオフィス家具の選定・発注など目まぐるしい日々が続く中で、個人宅やマンションの管理組合などに一軒一軒訪問し、顧客を開拓していった。新しい生活の中で最も大きな変化は、収入だった。

「転職した後、最初の月給は約70万円。早速、Diorの財布と名刺入れを買いました。二つ合わせて23万円くらいだったと思います。あとはテーラーの友人にお願いして、新しくスーツを仕立ててもらいました」

成果を出した分だけ給料に反映される。このシンプルな面白さは、営業ならではの快感だ。結果に見合った収入を得たことで、寺門氏は改めて「稼ぐ」ことの意味を知った。

「特に最近の若い人は、稼ぐことに後ろめたい感情を持ちがち。でも決してそうじゃない。お金を稼ぐってことは、目の前のお客さまを幸せにするってことなんです」

そう実感させてくれたのは、顧客からの言葉だった。工事を終え、美しく生まれ変わった外壁を眺め、みんな満足そうに「ありがとう」と笑顔を見せてくれた。

「商品を買ってもらった営業マンがお客さまに“ありがとう”と言うのは当たり前のこと。でもこの仕事はお客さまが、売った私たちに“ありがとう”と言ってくれる。自分の仕事の価値を知って、初めは少し持っていた営業に対する引け目も完全になくなりました。お客さまを幸せにしている自信があるから、ちゃんと踏み込んで提案できるようになったんです」

寺門氏は持ち前の資質を見事に開花させ、2015年3月には「月間売上」「受注件数」「1件あたりの受注単価」の3部門で会社の記録を更新。その月の月給は110万円にまで到達した。今は先々のことを見据え貯金に回したり、投資も視野に入れるなどマネープランも計画的だ。

「4月からは主任として新人メンバー3人のマネジメントも任されるようになりました。ポストは、単に数字だけじゃなく、人格を含めた上での評価。だから役職をもらえたことは嬉しかったし自信にもなるけど、一方でプレッシャーもあります。そこをいかに楽しめるかがこれからの課題ですね」

今後の目標は、年収1200万円以上。そして秋頃に立ち上げを予定している支店の支店長に就くこと。さらにその先には、もっと大きな夢を描いている。

「稼ぐ力とは、人を幸せにする力。もっともっと力をつけて、出会う人みんなから“ありがとう”って言ってもらえる人になりたいですね」

取材・文/横川良明 撮影/小林正

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