Vol.178

ワークもラブもライフも頑張りたい! 営業女子の「なりたい自分」に感じた希望の光

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“かしこカワイイ”を目指す
営業女子のお作法
営業女子の、営業女子による、営業女子のための連載コラム! 「営業部女子課」の太田彩子が悩める営業女子たちに贈る“オンでもオフでも輝けるヒント”。

「営業部女子課」主宰 太田彩子女性営業を応援するコミュニティ「営業部女子課」主宰。早稲田大学法学部卒業後、リクルート『Hot Pepper』創刊期にメンバーとして携わり、営業として数々の社内表彰制度に表彰されたのちに起業。「女性営業の人材育成」や「女性の働き方」を専門とし、女性営業プロジェクトやダイバーシティプロジェクトの立上げ・企画支援を精力的に行う。「1億売るオンナの8つの習慣」(かんき出版)や「成功できる人の営業思考」(PHPビジネス新書)など

「営業部女子課」主宰の太田彩子です。

現代の働く女性の大多数は、「できることなら、ずっと働き続けたい」と考えていらっしゃると思います。しかしながら、女性の人生は男性に比べて、結婚、出産、育児……といったライフイベントの影響を受けやすく、本人が望むと望まざるとにかかわらず、働き方や仕事への向き合い方が大きく変わってしまうことも少なくありません。

そういった現実を前に、ただでさえ女性のロールモデルがない営業職において、今後どういったキャリアプランを描いていけばよいのか、不安を抱えている方は少なくないのではないでしょうか。

そんな不安が解消されるには、自分と同じ悩みを持っている人がいることを知ったり、ちょっと先を歩く先輩女子と話してみることがとても有効だと考えています。

そこで今回は、私、太田が主催する営業部女子課が、去る7月25日に東京、8月2日に大阪にて開催した『夏の女子会2015』のレポートを通して、営業女子がどのような人生を望み、どのようなキャリアプランを描いていきたいのか、生の声をお伝えしたいと思います。

営業部女子課 夏の女子会2015

今回のテーマ:営業女子の「なりたい自分」~『営業部女子課 夏の女子会2015』レポート~

営業部女子課では、年に1回『女子会』と名打ったイベントを設けています。今年は東京90名、大阪50名、計140人の営業女子が集まりました。

会社や業種の枠を超えて繋がり
悩みを分かち合い、互いを高め合う「場」

そもそも営業部女子課が、なぜこのようなイベントを行っているのか。

それは、やはり営業の世界ではいまだ女性は少数派のため、悩みや目標を共有できる人がいないという現実があるから。身近にロールモデルがいないと、将来のキャリアの拡げ方も分からなければ、結婚・出産といったライフイベントが到来した時の、仕事とプライベートの両立の方法も分からない。それでも何とか仕事現場に行っているのに、そこでは根性論ファーストのマッチョな働き方を強いられ、高い成果をあげなければいけないというプレッシャーに晒される。

これでは若いうちは良くても、遅かれ早かれ限界が来ます。

そんな閉塞した状況を打破し、より豊かなライフ&ワークを実現するために、営業女子が会社や業種の枠を超えて繋がり、悩みを分かち合い、互いを高め合う「場」を作ろうというのが「営業部女子課」であり、『女子会』の目的です。

今回の8月2日に開催した大阪女子会のテーマは、「『今この瞬間』から生まれる『なりたい自分』」。普段は皆さんハードワークですから、目の前の仕事には全力で取り組みますが、自分はどういう価値観を持っていて、どういう人生を歩みたいのか? 現在の営業のノウハウを生かして、今後どういう道に進みたいのか? といった長期的なキャリアプランを描く余裕はなかなか取れないのが現実。

そこで今回参加した皆さんには事前に、自分が思う「なりたい自分」を、下の写真のような形にビジュアリゼーションして持参していただきました。たとえ漠然としたものでも、目標や夢を言葉で表現し、可視化することで、自分が本当に大切にしていること、大切にしていきたいことが明確になります。

そうすれば、どうやってキャリアを築いていったらいいのか、自分が進むべき道も自ずと見えてくるからです。

営業女子たちのビジュアリゼーション

可視化して分かった
点での成功ではなく、「状態」を望む営業女子たち

今回の営業女子たちのビジュアリゼーションで印象的だったのが、「自分らしく」というフレーズが多く見受けられたことです。

男性の場合、目標の達成イメージは例えば「社長になる」「年収2000万」といった、仕事上の分かりやすい一時点のサクセスパターンであることが多いのですが、女性の場合は「仕事バリバリ女子も家庭を持ちたい」、「男性にも(女性ももちろん)年数回の家族休暇を!!」など、“仕事もプライベートも充実している状態”を掲げる声が圧倒的多数でした。

中には「英語力を生かしてどんどんグローバルに展開していきたい」「出産後はリーダーになってチームを引っ張っていきたい」というぱっと見は男性的な方もいましたが、その根底にあるのは決してギラギラした上昇志向ではなく、仕事を充実させることで自らの人生を豊かにしたいという、女性ならではの価値観なのだろうと思うのです。

仕事もプライベートも求めるのは必然
欲張りなことが希望になる!

男女問わず、人生における使命・役割というものを考えたとき、仕事人としての自分、家庭人としての自分、趣味人としての自分、地域人としての自分……など、さまざまな自分があるわけですが、多くの人が仕事人としての自分に比重が傾きがちです。

しかし、国立社会保障・人口問題研究所「第5回全国家庭動向調査」 (2014) を見てみると、夫と妻の育児分担割合は2013年で妻85.1%、夫14.9%と、女性が家事や育児の負担を背負っている場合が非常に多い。

つまり、女性はキャリアの拡げ方を仕事のみで考えるのではなく、人生としてとらえざるを得ない。仕事人として、家庭人として、と切り分けた「なりたい自分」ではなく、「人生を豊かにするためにどのように働くべきか」という発想になるのは必然のことなのです。

一昔前のキャリア女性には、働き続けるためには何かを犠牲にしなければいけないという考え方もありましたが、今は仕事もプライベートも、どちらも選択したいと言える時代になりました。とは言え、現実はまだ厳しい。ワークライフバランスが叫ばれながらも、仕事中心の生き方から抜け出せない方がまだまだ多いでしょう。

そんな中で、ワークもラブもライフも頑張りたいという、良い意味で欲張りな営業女子の姿に、私自身、大きな希望や可能性を感じずにいられませんでした。 

次回では、引き続き「夏の女子会2015」のレポートを交えながら、営業女子がワーク&ライフを両立するためのヒントを探っていきたいと思います。

構成/井口啓子  撮影/Yoshie Okano

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営業部女子課
営業部女子課
太田彩子が主宰する、女性営業コミュニティでは日本最大級「営業部女子課」。その輪を全国47都道府県に広げる「花咲かプロジェクト47」をスタートさせ、各地元の女性リーダー(通称:花咲か特派員)とともに「女性の営業力」×「地域活性」にも取り組んでいる。
公式HP:営業部女子課: http://eigyobu-joshika.jp/
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