Vol.217

“ワインは4種類に分かれる”って知ってた? ボジョレー解禁前に最低限学んでおきたいワインの知識!【男の美学塾】

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“こだわり”を身にまとうロマンを求めて……
男の美学塾
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ワイン

『ワインショップエノテカ 広尾本店』でワインの奥深さに酔いしれる

毎年11月の第3木曜日に解禁となる、『ボジョレーヌーヴォー』。今年は11月19日がその日にあたる。その後も年末にかけてのクリスマスや忘年会などで、レストランでの会食ということもあるかもしれない。そんな時に困るのが、ワインリストの中からのワイン選び。

そこで、今回はワインについての基礎知識から、実際にレストランで料理に合わせるには、どんなワインを選べばいいのかといった実践的なことまで、ソムリエに聞く。

今回訪れたのは、常時約1400本のワインを揃え、ソムリエとしての豊富な知識と経験のあるスタッフが接客してくれるワイン専門店『ワインショップエノテカ 広尾本店』である。

ワイン

今回、ワインについて教えてくれるのは、レストランでソムリエとして働いた経験を持ち、現在はこちらの店に勤めている小澤誠也さん。

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「ワインは知れば知るほど奥が深いです。とはいえ、お酒なので楽しく飲むのが一番。ワインはひとつのボトルをみんなで分け合う楽しさがあるので、そのワインがどのようなものかを多少なりとも知っているだけで、会話も弾み、より良い時間を過ごせるかと思います」

ということで、いざ奥深いワインの世界へ!

ワイン

赤、白、ロゼと、ワインの色については知っていても、その造り方や料理との相性は意外に知らないもの。そこで、まずはワインについて押さえておきたい基礎知識を、ワインの種類、色による違い、それぞれの味の違いという3点を順に学ぶ。

ではまず、ワインの種類について。

「ワインの種類は大きく、“スティルワイン”と“スパークリングワイン”、“フォーティファイドワイン”、“フレーバードワイン”の4種類。スティルワインは赤、白、ロゼの3種類があるごく一般的なワイン。スパークリングワインは、発泡性のワインの総称で、フランスのシャンパーニュ地方で造られた“シャンパン”が有名ですね。また、フォーティファイドワインは、シェリー酒やポートワインなどが代表的で、ワインにブランデーなどアルコール度数の高いお酒を加えたものです。アルコール度数が高く胃を刺激してくれるので、食前酒や食後酒として飲まれることが多いですね」

なるほど。最後のフレーバードワインというのは、どんな種類なのだろうか。

「ワインに薬草や果汁などを加えて香りを出したワインです。ヴェルモットやサングリアが代表的で、口当たりもよく飲みやすいので、ワインが苦手という方でも楽しむことができるワインと言えますよ」

ほほぉ。ワインが4種に分かれるということを知るだけでも、少し通になった気がする。では、一般的なワインとも言える、スティルワインの赤、白、ロゼの色と味の違いとはなんだろうか。

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「一般的な造り方として、赤ワインはぶどうの果汁と果皮を一緒に漬けこみ造られるワインです。ロゼはさまざまな造り方がありますが、果皮を少しだけ漬けたものが代表的で、白ワインは果皮を漬けこむことなく、すぐに取り除いて造ります。味の違いで言うと、赤ワインはぶどうの果皮を漬けこむため、タンニンという渋みが出ます。この渋みやコク、味の複雑さを“ボディ”という言葉で表現し、渋みやコク、複雑さがより強く重いものを“フルボディ”、軽いものを“ライトボディ”、中間を“ミディアムボディ”と分類しています」

この“ボディ”の表記は、コンビニなどで販売されるワインのラベルで目にしたことがある。しかし、そういった表記はワインの専門家がいない小売店用に記載されていることが多いそうだ。そのためワイン専門店では、記載のないワインも多数あるので。ワイン選びに不安があればお店の人に聞くことをオススメする。また白ワインについては、辛口と甘口という分け方になるそうだ。

「白ワインは基本的に辛口が主流ですが、香りが鼻から抜ける際に、フルーティーさや甘みが出るものもあります。なので、白ワインのオーダーでは“辛口でスッキリしたもの”や“甘口のもの”といった内容でソムリエに相談されるといいですよ」

では、赤と白の中間というイメージのあるロゼは、どんなワインなのだろう。

「赤よりも軽い口当たりで白のように冷やしても飲めるワインです。フランスでは日常酒として飲まれています。味の表記は白ワインと同じく、辛口・甘口と表現され、幅広い料理に合いますね」

では、それぞれの味の違いが分かったところで、レストランでのワイン選びの方法を学んで行きたい。

いざ、実践を想定したワイン選び!

ワイン

基礎知識を押さえたところで、レストランでのワイン選びについて実践的な知識も学びたい。今回はステーキなどの“肉料理をメインとした店でのオーダー”という舞台を設定し、料理に合う1万円前後のワインを、スタンダードなものと少し特徴のある2種類を選んでもらった。

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「肉料理ならやはり赤ワイン。どんな肉にもそれぞれの特徴があり、それとマッチさせるため、ワインもその個性にあったものを合わせます。スタンダードなものなら、イタリアのトスカーナ地方で造られる『ティニャネロ(写真左)』です。味は果実味が豊富で、タンニンも丸く甘みを感じられます。イタリアのワインらしく、間口が広く、いろいろな料理と合わせられますよ」

『エノテカ』での販売価格は税込11,000円。少し値は張るが、濃い目の肉料理や、ソースが使われる料理ともよく合うそうで、ホームパーティなどの手土産にも良さそうだ。

では、ワイン通も喜びそうな変化球的なワインを選ぶなら?

「フランスローヌ地方の赤ワイン『シャトーヌフ・デュ・パプ(写真右)』はどうでしょう? シャトーヌフ・デュ・パプとは原産地の区画の名称で、同じ区画でも、使用できるぶどうのブレンド比率により生産者によって味が異なる面白いワインです。こちらのワインの生産者、タルデュー・ローランさんは、グルナッシュ”という南仏を代表する完熟したぶどう品種とスパイシーな香りの“シラー”を用いて造っており、2つのぶどうの特徴が合わさったエキゾチックでエッジの効いた味わいです。フランスワインですが、オリエンタルな雰囲気もあり、ジビエなどのクセの強い肉料理にもよく合います」

こちらは税込6,500円と比較的手頃だが、流石はプロの見立てといった印象。もしここまで深い知識を得たならば、高級なレストランでの会食という状況でも不安を感じずに済むだろう。

ちなみに、スッキリした味わいの白ワインは、魚料理と合わせれば魚の生臭さを消してくれる。また、焼き鳥との相性も意外と良く、特に塩焼きであればより白ワインが旨みを引き出してくれるのだという。

ビジネスにも活かせるワインの知識をおいしく学ぶ

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さて、ここまでワインについて学んできたが、ワインの知識がビジネスで役立つこともあると小澤さんは言う。

「ビジネスシーンのエグゼクティブな方々は、ワインへの造詣が深い方も多く、会食の場でも、ワインが会話のツールとなる場合もあります。ただし、その際は、“ワインのマナー”にも注意してください。いわゆる手酌はいただけませんので、お店のサーブに任せましょう。乾杯ではグラスとグラスが触れる程度にとどめ、高く持ち上げないようにしてください」

マナーが伴っていなければ、全てが台無しになりかねない。上品な振る舞いが伴ってこそ、ワインの知識も活きるのだろう。

『ワインショップエノテカ 広尾本店』の店内にはバースペースもあり、1杯500円からさまざまな種類のワインが試せるので、年末年始のイベント前の予習として、ソムリエの話に耳を傾けながら、楽しくワインについて学ぶのもいいだろう。また、1本1000円台のリーズナブルなワインも販売されているのでビジネスやプライベートを充実させる1本を見つけて欲しい。

DATA
ワインショップエノテカ 広尾本店
住所:東京都港区南麻布5−14−15 1F
TEL:03−3280−3634
営業時間:11:00〜21:00
定休日:無休(年始を除く)
アクセス:東京メトロ日比谷線広尾駅より徒歩2分
http://www.enoteca.co.jp/shop/hiroo

取材・文/questroom inc.、頓所直人 撮影/戸成優弥

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