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1日3時間以上パソコンの前にいるあなたは「頸性神経筋症候群」かも!

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職場では朝から晩までパソコンとにらめっこ、暇な時間はスマートフォン。起きている間のほとんどをうつむいた姿勢で過ごしている方、結構多いのではないでしょうか?

長時間に渡るうつむき姿勢は、目の疲れはもちろん、首のこりも引き起こします。首こりは肩こりや腰痛と違って、はっきりと痛みを感じることはありませんし、首の筋肉を触ってみてもよくわかりません。そのため、知らないうちに首こりが進行し、首とは無関係とも思えるような様々な不調を引き起こします。

首こりが原因で起こる不調

首こりが引き起こすと考えられる不調には、以下のようなものがあります。思い当たる症状はありませんか?

  • 疲れが取れない
  • 頭が重い
  • イライラする
  • 眠れない
  • 目が疲れやすい
  • めまいがする
  • 気分が落ち込む
  • 動悸がする
  • 息切れしやすい
  • 便秘気味

首こりが副交感神経のバランスを崩す原因に

たかが首のこりが、なぜこんなにも多彩な症状を引き起こしてしまうのでしょうか?

それは、首に「副交感神経の働きをつかさどる重要なポイント」があるからなのです。首のこりによって副交感神経の働きが阻害された結果、体のあちこちに不調が表れ、ひどい場合はうつ状態になることもあります。

そもそも、副交感神経とは?

呼吸や心臓の働き、体温調節など、自分の意志とは関係なく臓器や器官を動かしている神経を自律神経といいます。

この自律神経のうち、交感神経が体を活動的にするのに対して、それにブレーキをかけるのが副交感神経。この2つが互いに働きあって、体を一定の状態に保ってくれているのです。

病名は「頸性神経筋症候群」

この副交感神経の働きが首こりによって阻害されてしまうと、自律神経のバランスが崩れてしまいます。体を一定の状態に保てなくなった結果、全身のあちこちに不調が表れてしまうのです。

首の筋肉の異常によって、頭痛、めまい、動悸、息切れ、手足の冷え、目の疲れ、全身倦怠感、不眠、うつ状態などがおこる状態は、「頸性神経筋症候群(けいせいしんけいきんしょうこうぐん)」と呼ばれています。うつむき姿勢による首こりだけでなく、交通事故などによる頭部外傷や、むち打ちでも起こります。うつ病と診断されている人の中にも、実は首こりが原因のうつ状態である人が少なくないのだそうです。

首こりはなぜ起こる?

首は朝起きてから寝るまで、およそ6kg(成人男女の場合)もある重たい頭を支えています。机に肘をつけば肩を休めることはできますが、首は休めることができません。

しっかりと背筋を伸ばした姿勢では、頭を体全体で支えることができるのに対し、うつむきの姿勢では、首の後ろの筋肉だけで重たい頭を支えることになります。1日のうち3時間以上うつむきの姿勢をとっている場合、首の筋肉を酷使して首こりになっている可能性が非常に高いのです。

30秒で首こり解消!ネックリラクゼーション

とはいえ、私たちの生活とパソコン、スマートフォンは、もはや切っても切れない関係。それならば、対策を打たなくてはなりません。

この頚性神経筋症候群を発見した東京脳神経センターの松井孝嘉先生は、その著書の中で、1日5分でできる「555体操」という首のストレッチ方法や、首を温めるホットタオルの活用法などを紹介されています。ここではその中から、忙しくてもたった30秒で首こりを解消できる「松井式ネックリラクゼーション」をご紹介したいと思います。

 1.椅子に深く座って、背中を背もたれにつける。
 2.両手を頭の後ろにまわして組む。
 3.頭を後ろに倒す。このとき頭の重さを手で支えて、首の後ろの筋肉をゆるめる。
 4.そのまま30秒止めておく。
 5.ゆっくりと元に戻す。

15分から30分おきにやると、より効果的。これなら仕事中でも、座ったまま簡単にできそうですね。

ただの疲れと軽視してしまいがちな首のこり。手遅れになる前に首にも休息を与え、いつも正しい姿勢を心がけたいですね!

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