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[連載:ギークな女子会] acotie編③ -開発で「指示され過ぎる現場」って、あんまりスキルアップできないかも

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フリーランスで活躍するPerl使いのacotieさんが、女性エンジニアたちとシゴトやオフについて語りつくすグータンヌーボ風座談会。今回は職人肌な女性PGたちのスキルアップ法について。オフでも彼氏とプログラミングってホント? 

acotie さて皆さん。ご自分の将来、特に仕事に関してどんな将来像をイメージされてます?

佐々木 わたしはプログラマーとして、これからも技術を究めていきたいなーって思ってます。どこに行ってもやっていけるような人材になれればなと。将来的にはママさんプログラマーになりたいって思ってます。

 プログラマーだったら、お家でも仕事ができますしね。

佐々木 そうなんですよ。

acotie そういえば佐々木さんは、彼氏さんもプログラマーという、エンジニアカップルなんですよね。

佐々木 ええ。同業者同士なんで、休みの日はたいていPCを持ち寄って、ひたすらプログラミングしたりしながら過ごしています。

acotie えーっ! 休日も?

佐々木 あれ? ちょっとヘンですかね(笑)?でもとっても楽しいですよ。遊びに行くたびにお互いの知識が増えるので、すごく充実してますし。

 週末にカップルでプログラミングするって何だかステキですね。お2人とも本当にこの仕事がお好きなんだなって思いますよ。

acotie 同じ価値観を共有してないと、なかなかできないことでしょうね。ところでプログラミングはどこでされるんですか?

佐々木 たいていはカフェですね。基本的に個人作業ですが、ペアでやることもあります。HaskellやJavaの勉強をしたり、アルゴリズムの問題を解いたり。

 スゴいですねー。わたしの場合は、休日は映画を観に行ったり、最近ハマってるヨガに時間を使っているので、なかなか勉強は……。

acotie カップルでプログラミング技術を高め合うなんて本当にスゴいって思いますよ。休日もペアプロだなんて。

佐々木 今のところ、「こっちの言語の方が優れてる」、「いや、あっちの方が……」みたいな”宗教戦争”も勃発してないですしね(笑)。

一同 笑

残業が楽しめるかどうかが向き・不向きの判断材料!?

acotie 今度は韓さんに伺いますけど、将来的にどんな風になっていきたいと考えていますか?

「理屈抜きで好きな仕事をやっているから、残業が続いてもあんまり苦にならないなぁ」(韓さん)

「理屈抜きで好きな仕事をやっているから、残業が続いてもあんまり苦にならないかな」(韓さん)

 そもそも、自分の好きなことを仕事にできるって幸せなことだと思っているので、わたしも佐々木さんと同じようにずっとプログラミングしていたいなって思いますね。

佐々木 友だちに「仕事が楽しい」っていうと驚かれません?

 そうなんですよ!

佐々木 前に友だちに仕事が面白いって話したら、「仕事が楽しいなんて考えたことない!」って言われちゃいました。

一同 へー。

 そう言えばわたしの友だちの中に、スキじゃない仕事に就いているって言う人がいるんですけど、わたしだったら、いくら収入が良くても我慢できないでしょうね。だってストレスが溜まるでしょ。

佐々木 そうですよね!

 わたしにとって、プログラマーって仕事は、学生時代からずっと勉強してきたことだし、性格にも合ってる仕事だと思うんです。だからできるだけ長く続けていきたいと思っていて。

佐々木 同感です。エンジニア以外の人から見ると、わたしたちの仕事って楽しそうに見えないんでしょうね。本当はプログラマーって楽しいんだけどな……。

 残業が多いイメージがあるからでしょうね。でもやっている本人は、ただ時間を忘れて没頭しているだけってことも多いんですけど(笑)。もしかしたら深夜残業が楽しめるかどうかっていうのも、エンジニアの向き・不向きに関係があるのかもしれませんね。

acotie 確かにそうかも(笑)。

佐々木 acotieさんは、どうお考えですか?

acotie わたしの将来ですか? そうですね……。好きな言語を今よりももっと自信がつくぐらい突き詰めたいと思っています。それ以外では、なかなか準備ができずに延び延びになっている起業を実現させることですね。

佐々木 そうなんですか。起業も大変ですからね。ちなみにacotieさんがお好きな言語って何なんですか?

acotie Perlです。あとPythonも。関数型言語ってなかなか難しくて……。でも何とかクリアしたいと思っています。

佐々木 周りに詳しい方がいないと、壁にぶつかるのは仕方ないですよ……一緒に勉強会やります?

一同 それ、いい!

業務の中に自分なりの「勉強タイム」を織り交ぜると一石二鳥

acotie 今も勉強の話が出ましたけど、皆さん勉強法で工夫してることってありますか?

「慣れた言語で書いたコードを、新しく学びたい言語で

「慣れた言語で書いたコードを、新しく学びたい言語で”トレース”してみると覚えやすいんです」(佐々木さん)

佐々木 新しい言語を覚える時によくやるのが、何か思いついたらまずJavaで書いてみて、次に覚えたい言語で書くというようなことはしますね。

acotie それは良い勉強法かも。

 素晴らしいですね。わたしは「さぁ勉強するぞ」っていうのが苦手なんで……。

acotie どういうことですか?

 学生時代から、「勉強」を目的に勉強するのがとにかく苦手で、社会人になってからは、なるべく仕事自体が勉強になるようにしてきました。具体性がないとなかなか覚えられないんですよ。

acotie それは意外ですね。

 上司から「コレを作って」と言われたとき、どうやったら問題が解決できるかとか、あの言語で試したらどうなるか、なんて考えながら実装まで持っていくことがわたしの勉強法。わたし自身、「こういうモノが作りたい」っていうアイデアがあまり豊富じゃないからかもしれないですね。

acotie 逆にこういう風に作ればいいからって、細かく指示されたらイヤじゃないですか?

 確かにイヤです(笑)。全体像が見えないと、やる意味も見えないじゃないですか? でも今わたしがいる会社では、新しい技術を取り入れること自体に寛容ですし、やり方自体もある程度は個人の裁量に任せられていますから、その分ありがたく感じます。

佐々木 韓さんみたいに問題を解決することに喜びとかモチベーションを感じる人には、ある程度自由が必要でしょうね。

 そう思います。

佐々木 それとお話を伺っていて思ったのは、仕事を通じて会社が勉強の時間をくれるっていうのは、すごくうらやましい環境だなぁと思いました。

acotie わたしはお2人とはちょっと次元が違うかもしれないですけど、なるべく自分にご褒美をあげながら頑張る方ですね。簡単に言うとモノで釣るっていうか。

佐々木 どんな風に?

acotie 「今週中にiPhoneアプリのひな形を作ったら、週末にアレを買おう!!」みたいな感じですかね。

 あっ、その気持ちすごく分かります(笑)。

佐々木 わたしの場合、逆に習慣化しちゃったんで、モチベーションを維持するために何かするってことはなくなっちゃいましたね。

acotie それはそれでカッコイイですよ、ストイックな感じが。

佐々木 全然そういうんじゃないですけど、ただ、週末一行もコードを書かないと「今週はダメだった……」って思うようになっちゃったんで、わりと自然にやるようになりましたね。

acotie 佐々木さんは自己啓発本いらずですねー!(笑)

佐々木 ははは(笑)。でもそういう意識になったのって、わりと最近なんですよ。
(acotie編④に続く)

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