エンジニアtype - エンジニアのシゴト人生を考えるWebマガジン

[女性が参加しやすいITイベントの作り方 2/2] IT女子部と考える、これからの勉強会で実践したい8つのルール

公開

 

<< (1/2) IT女子部メンバーが語る、「フツーのIT勉強会に参加しない」理由とは??


Linux女子部の勉強会で出された湯布院「花麹菊家」の名物「プリンどら」。毎回、お取り寄せスイーツを用意するなど、女性ならではの気配りが嬉しい

Linux女子部の勉強会で出された湯布院「花麹菊家」の名物「プリンどら」。毎回、お取り寄せスイーツを用意する女性ならではの気配りがうれしい

前のページで紹介したようなフツーのIT勉強会とは対照的に、IT女子部の勉強会の多くは、参加者同士の交流やネットワーク作りに重点を置いている。

そのため、参加者は技術者だけでなく、デザイナーや企画職の方、企業の広報担当者、学生さんなどと多岐にわたる。

これまでに参加した5つの女子部勉強会では、全ての会に漏れなくスイーツタイムが用意されていた。目的は、そこで参加者同士の距離を縮め、勉強会自体の雰囲気を和らげようとするものだった。

しかし一方で、IT女子部の勉強会にはないフツーの勉強会ならではの好意的な意見も少なくない。

SNSを駆使する男性は、頼もしい

「スーパーエンジニアに会えるのは純粋にうれしい。でも、スーパーエンジニアに限って勉強会の後の飲み会の飲みっぷりがひどくて笑える」 (30代・業務系エンジニア)

「女子だけでは勉強会の模様をTsudaる人やブログにUPする人がいないから、率先してやってくれる男性はとても頼りになる」 (20代・Web系エンジニア)

「男性の方が最新のガジェットを持っている気がする。それを勉強会に持ってきてくれると、ちょっと触らせてもらえたりするのでうれしい」 (20代・Webデザイナー)

女性陣の意見を聞いていると、SNSやガジェットに対する興味・関心はあるものの、自ら積極的に日記を書いたり購入したり、それらの情報を収集したりする人は少ないようだ。

その点、最新ガジェットの情報やSNSでのコミュニケーションに長けている男性は、女性にとってはカッコよく映るのかもしれない。

女性・初心者も安心のIT勉強会を作る8つのルール

これまで伝えてきた内容が、すべてのIT勉強会に当てはまるわけではないということを伝えておきたい。

しかしながら、あなたがもし、女性やエントリークラスの技術者にも参加しやすいような勉強会を開催したい、またはそうした勉強会に顔を出したい時には、IT女子部員たちの声はきっと役に立つだろう。

最後に、IT業界でも女性の割合が増加するだろうという期待を込め、これからのIT勉強会のあり方を簡単にまとめてみた。IT勉強会に何らかのかかわりを持つ人は、今後の参考にしてみてはいかがだろうか。

【これからのIT勉強会で実践したい8つのルール】
・女性参加枠を作る

・1回の休憩は15分にする
・ブレークタイムには、スイーツを用意する
・勉強会の趣旨や雰囲気をATNDなどで周知する
・経験の浅いエンジニアでも参加可能かどうかを明記しておく
・(初心者OKの場合)説明は分かりやすく、シンプルに
・知識を披露し過ぎてからのドヤ顔は控えめに
・Tsudaってくれそうな人、ブログに勉強会まとめを書いてくれそうな人を呼ぶ
・内輪の盛り上がりは控えめにするか、勉強会後の懇親会で大いに楽しむ

取材・文/小禄卓也(編集部)

  1  |  2 

<< IT女子部メンバーが語る、「フツーのIT勉強会に参加しない」理由とは??