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Amazonが音楽分野で「打倒Apple」を果たすには etc.【連載:シリコンバレーの気になる話題まとめ】

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サンフランシスコに拠点を持つbtrax。同社CEOのBrandon K. Hill氏が、現地で起業した経営者の視点から、シリコンバレー界隈で出回った気になる記事を要約しつつキュレーションします。日本にいながらにして世界最先端の話題を先取り!

シリコンバレーの気になる話題まとめ [2014年6/14-6/20]
btrax CEO, Brandon Hill

btrax CEO
Brandon K. Hill

サンフランシスコと東京を拠点とするグローバルクリエイティブエージェンシーbtraxのCEO。アメリカと日本を含む200社以上のクライアントに対して、ブランディング、グローバル展開コンサルティング、UXデザインサービスを提供。自社メディアFreshtraxFashionsnap.comIn the Looopにもデザイン、テクノロジー、海外トレンドに関するコンテンツを提供中。サンフランシスコ在住

AmazonはAppleの競合になり得るのか?

元記事:How the Fire Phone will turn Amazon into Apple’s greatest music threat

AmazonがFire Phoneを発表した。スマートフォン市場は競合ひしめくレッドオーシャンであることは間違いないが、Fire Phoneの特徴を1つ述べるとするとストリーミングサービスが挙げられる。すでにPrime Musicでの映画視聴や音楽提供サービスは有名であるが、Fire Phone上でそれが実現するとAppleのiTunes Matchの対抗馬になるのは間違いない。また、これからはサービスや機能はもちろん、エクスペリエンスデザインが市場拡大のカギになるだろう。

FacebookがSlingshotをローンチ。Snapchatに対抗か

元記事:Facebook Launches Slingshot to Compete With Snapchat

Facebookがつい先日、インスタントメッセージアプリSlingshotをローンチした。このアプリはFacebookアカウントを使う事なく、電話番号で登録をし、お絵描き機能などを使って自分だけのオリジナルの写真を友人に届けるというもの。機能としてはSnapchatと同じであるが、唯一違う点として挙げるならば、受信者が送信者に返信をしないと、受け取った画像を見れないという点。この点からユーザー同士のコミュニケーションを促進することが目的だと予想がつくが、どれほどまでユーザーに受け入れられるかが楽しみである。

食品のECサービス – 注目のグローサリー配達スタートアップ

元記事:Grocery-Delivery Startups Growing Up

グローサリー配達スタートアップである、InstacartとRelay Foodsが急成長中である。Instacartはサンフランシスコ、ニューヨークやボストンなどの大都市圏を中心にサービスを開始している。一方、Relay Foodsは中、小都市圏を中心に展開しており、特にオーガニックフードなどを直接農家から配達するというのが特徴である。このようなデジタルグローサリー配達サービスはモバイルの発達によって、誰でも手軽にオンラインにアクセス可能になったことで発達を遂げている。この分野に進出したスタートアップはこれまで少なかったために、これから注目の市場となりそうである。

GoogleのWi-Fi風船があわや大惨事?

元記事:Google Loon Wi-Fi balloon mistaken for crashed plane in New Zealand

Googleの成層圏気球インターネット計画、Project Loonで試用されているWi-Fi風船がちょっとした騒動になった。ニュージーランドで試用中に、墜落している飛行機と見間違えられて緊急車両が出動する事態となったのだ。この計画の目的は、貧困地域などのインターネット環境が整っていない地域に安価でネット接続を可能とすることである。今回は間違いで済んだが、今後は飛行環境の整備も課題となりそうである。

QuiQuiが無人飛行機配達のサンフランシスコエリアでの運用を計画

元記事:Drone deliveries in Mission District? S.F. startup has plan

無人飛行機「ドローン」による配達事業が、サンフランシスコの一部のエリアで運用される計画が公表された。QuiQuiはドローン配達スタートアップである。弊社のブログ記事、「2014年下半期にヒットしそうな5つのテクノロジー」にも書いたが、ドローンに関する法整備が本格的に始まるのが来年度からなので、実用化までは時間がかかりそうである。一部エリアでの運用であるが、これが成功すればドローン分野が今以上に注目され、競合も増えていくであろう。

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