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海外のプログラマーにバグを指摘し、修正を依頼するには【連載:コピペで使えるIT英語tips】

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グローバル化が進む中、海外企業とのやり取りが増え「英語でのコミュニケーションが求められる」というエンジニアも多いはず。

しかし、「英語でどう伝えればいい?」、「場面に応じた表現が分からない」など、英語でのやり取りに実務以上の時間を取られてしまっているという悩みを抱えているのが現状ではないだろうか。

そんな皆さんの悩みを解決するべく、通常の業務の中で必要となる「今すぐ使える英語の例文や用法」などの英語tipsを連載で紹介。

初回となる今回は、エンジニアであれば誰もが必ず直面する「bug(バグ)の指摘の仕方」について紹介する。

バグを指摘する際には、「bugがあるから直してくれ」と伝えるだけでは適切ではないというのは当然のこと。日本語でのやり取りと同じように、「不具合の現象」、「原因の推測」、「修正の依頼」を具体的にかつ丁寧に指摘することが大切となる。

※NGなやり取りの例

We found some bugs in XXX. Please correct them.
(訳)XXXの中にバグがあった。それらを直してください)

英文は短くまとめた方がいいと思っている人も多いようだが、これだけでは相手もどこをどう修正すればいいのか分からないので、下記のように具体的かつ丁寧に伝えよう。

ポイント1:どういう場面でどういう不具合が生じたのかを伝える

We’ve got some questions from our client. He/She has got a problem with XXX.
(訳)クライアントから質問がありました。彼(彼女)はXXXに問題があると言っています。

When He/She did XXXX, it didn’t work.
(訳)XXXXした時に機能しませんでした。

ポイント2:推測した不具合の原因を指摘する

I guess something wrong with XXXXX.
(訳)XXXXX(モジュール名等)が何か不具合があるのだと思います。

I’ve checked the source code of XXXXXX, I’ve found a couple of problem on XXXXXX.
(訳)XXXXXXのソースコードを確認したら、XXXXXXにいくつか問題を発見しました。

From line XX to YY is as follows:(ソースコード)
(訳)XX行からYY行までは以下の(ソースコード)になっています。

But I guess it should be XXXXXXX.
(訳)しかし、XXXXXXXではないでしょうか。

ポイント3:修正を依頼する

Please confirm (or check) if it’s correct.
(訳)これが正しいかどうか確認してください。

実際に海外の企業とやり取りをする機会の多いエンジニアに話しを聞くと、バグを指摘する際に”bug”という単語を使うことはほとんどないという。

“problem”(問題)や”something wrong”(何かがおかしい)といった表現を使って、「どこがバグになっているのか」ということを適切に指摘するとスムーズなコミュニケーションができるようだ。

文/大井 あゆみ(『シンガポール経済新聞』運営Diversolutions.Ptd.Ltd代表取締役)
編集協力/岡 徳之(Noriyuki Oka Tokyo