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これだけ予習しておけばOK!日本で『WWDC』を100倍楽しむ方法【連載:コピペで使えるIT英語tips】

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アメリカ・サンフランシスコで今年6月2日~6日に開催される『Apple Worldwide Developers Conference(通称WWDC)』。

Apple社が主催する開発者向けのカンファレンスで、チケットは毎回即完売するほど世界中から注目を集めている。

今回はWWDCに直接参加しなくても、参加した気分を十分に味わうことができる方法を紹介したい。WWDCだけでなく、さまざまなカンファレンスに参加する際の参考にしてほしい。

【1】WWDCのアプリをダウンロードする

WWDC(App Store)

Even if you can’t join us in San Francisco, you can still follow along each day~session videos are just a tap away.

とディスクリプションにも書かれている通り、タップするだけでセッションの動画を見ることができるのが特徴である(ライブ配信もしくは録画配信)。

※ちなみに、過去の動画はYouTubeでも公開されている

現在は、過去の基調講演(Keynote)をはじめとしたスペシャルイベントやフレームワークの動画も配信しているので、チェックしておくとよいだろう。

動画はもちろん、同アプリでは、セッションやラボ、イベントごとの説明やスケジュール、開催期間中の最新ニュースなども閲覧できる。

【2】WWDCのホームページを熟読する

WWDCホームページ

翻訳版はなく、全編英語のサイトになっている。各ページの概要は下記の通り。

・トップページ
WWDCのコンセプトが書かれてある。「Write the code. Change the world.」(コードを書け、世界を変えろ)という、開発者に向けたメッセージで締めくくられているのが印象的だ。

・News当該ページ
WWDCへのチェックインのための時間や、会場でのWi-Fiのつなぎ方、アプリの紹介など、参加者に向けた情報が掲載されている(5月21日現在)

・Schedule当該ページ
「We can’t tell you everything yet.(まだすべてを話すことができない)」というキャッチコピーから始まるページ。その言葉の通り、スケジュール欄を見ると、具体的にセッションやイベントの内容が書かれているものがある一方で、大半のセッションやイベントの情報はまだ公開されていない。

まだ明らかにされていない新しい技術やハードウエアに関するセッションなどが用意されているのではないかと、興味がそそられる。

また、

「No Comment(ノーコメント)」
「This One is Sealed(これは封印されています)」
「Shhhh, Can’t Tell You Yet(しーっ、まだ言えません)」
「It’s Under Wraps(秘密です)」
「Still Our Secret(まだ秘密)」
「You’ll Find Out in a Few Days(2、3日中に分かるだろう)」
「It’s Still Confidential(内密です)」

などなど、「秘密です」という表現一つをとってもたくさんのバリエーションがあり、ユーモアも感じる。

・Labs(当該ページ
WWDCでは大きく分けると下記の3つのラボが用意されている。

「テクノロジーラボ」……アプリケーションフレームワーク、グラフィックやゲーム、ツール、コアOSなどの最新かつ最先端の機能についてのガイダンス。いつでも参加できる。

「ユーザーインターフェースデザインラボ」……Appleのインターフェースデザイナーと直接面談できる機会。予約制(1人1回まで)。

「App Storeラボ」……アプリマーケティング、アプリレビュー、プログラムサポート、iTunes、iAd App Network、App Storeでのプレゼンスの最適化など、App Storeに関するトピックスを扱うラボ。

・Events(当該ページ
「Leave the code behind.(コードを捨てよう)」というキャッチコピーの通り、「The Apple Design Awards」をはじめとしたバラエティに富んだエンターテイメントイベントが用意されている。

【3】有識者やメディアの予想記事を読んでおく

来週の開催に向けて、有識者のブログやTech系メディアなどでは、今回のWWDCでどのような発表があるかについて注目した記事が掲載されている。

日本におけるWWDC報道では、当日のリアルタイム中継が有名なGizmodo Japanなどがあるが、今回は英語の勉強という視点でTechCrunchの予想記事を列挙しておく。英語版と、英語版を翻訳した日本語版の両方が読めるため、リーディングの勉強も兼ねて併読をお勧めしたい。

・WWDCで「スマートホーム用プラットフォームについての発表があるのでは?」と予測する記事

<英語版>
http://techcrunch.com/2014/05/26/apple-said-to-be-prepping-smart-home-software-platform-for-wwdc-reveal/

<日本語版>
http://jp.techcrunch.com/2014/05/27/20140526apple-said-to-be-prepping-smart-home-software-platform-for-wwdc-reveal/

・基調講演をストリーミング配信することを紹介する記事

<英語版>
http://techcrunch.com/2014/05/27/apple-will-stream-the-wwdc-2014-keynote-live-on-june-2/

<日本語版>
http://jp.techcrunch.com/2014/05/28/20140527apple-will-stream-the-wwdc-2014-keynote-live-on-june-2/

なお、上記のTechCrunchの記事にもある通り、先日、現地時間6月2日午前10時から開かれる基調講演をストリーミング配信すると発表された。

過去のWWDCにおいて、ライブ中継を行うのを事前に公表することは珍しいことから、iOS やOS Xなどのソフトウエアや、iPhoneやiPadなどの新しいハードウエア、もしくは噂される新しいウエアラブルデバイスについて、大々的な発表があるのではないかと、世界中のAppleファンが注目している。

基調講演が行われるのは、日本時間6月3日午前2時。眠たくなる時間ではあるが、ぜひリアルタイムで視聴してみては?

取材・文/大井 あゆみ(『シンガポール経済新聞』運営Diversolutions.Ptd.Ltd代表取締役)
編集協力/岡 徳之(Noriyuki Oka Tokyo