イベントレポート

2017.12.20

料理とビジネスの共通点がわかる!デキる男の料理教室

「仕事がデキる人は料理もデキる」なんて言葉を聞いたことはないだろうか。
実はこれ、ただの例え話ではない。仕事で求められるスキルは実際に料理で鍛えることが可能なのだ!

というわけで、2017年9月25日(月)に『typeメンバーズパーク』が主催したイベント『仕事がデキる男は料理もデキる! 仕事の段取り力を鍛える男の料理教室』を編集部がレポート。仕事と料理の浅からぬ関係性を紹介しよう。

「ゴール設定」から共通項は始まっている

「仕事」と「料理」には多くの共通点がある、そこを逆手に取って「料理をしながら仕事がデキる男になろう」というのがこのイベントの趣旨。前半は座学とペアワークで「料理と仕事の共通点」を学び、後半に実際に調理を体験するというプログラム構成である。

「ゴール設定」から共通項は始まっている

クッキング&コミュニケーションサロン『Sorisso』の代表取締役・光永正樹氏の解説によれば、「料理と仕事の共通点」は次の5つに集約されるという。(注:イベント時は6〜7個に分けて説明されたものを記事化にあたり再編集した)

1、目標(ゴール)設定能力
「料理を始める前には、まず『誰のために、どんな料理を、どんなテーマで作るのか』を考えるのが大事です。仕事でも、目的やスケジュール次第で、どの作業から手を付けるのか、どのくらいの時間をかけるのかなど、その取り組み方が変わりますよね。そうしたコスト(労力や費用)意識も料理を通して身に付けることができますよ」

2、段取り力
「料理も仕事も、ゴールを達成するために必要なすべてのことを洗い出し、効率よく進めるための準備が欠かせません。料理も実は、調理の手順だけでなく、どんなお弁当箱を用意するのかや、食材の調達方法、キッチンの片付けから食欲をそそる彩りに至るまで、考えなければいけないことは意外と多いのです。細かい部分まで段取りできているかどうかに、経験の差が出ますね」

3、進行管理・タイムマネジメント
「料理は、完成させる時刻から逆算して、各工程にかかる時間を見積もり、効率よく調理を進めることが求められます。そうでなければいつまで経っても食事が始まりませんからね(笑)。仕事でも全く同じことが言えますよね。複数の料理の仕上がり状況を確認して間に合わせるスキルは、まさにマルチタスクそのものです」

4、柔軟性
「どれだけ計画的に進めても、過熱、調味料入れ忘れ、食材の状態の優劣で料理の仕上がりは変わってしまいます。想定外のことが起こっても焦らずに正しい状況判断を行い、柔軟性を持ってリカバリーしていく力は、料理には不可欠。また、ミスに引きずられずにゴールを目指し直す"ポジティブ力”も仕事に活かせるマインドだと思います」

5、プレゼンテーションスキル
「素晴らしい仕事をしてもプレゼンテーション力がなければ魅力は伝わりません。料理でもプレゼン=盛り付けができなければおいしさ半減。相手の食欲やテンションを上げるノウハウは、弁当箱の隙間の処理や色使いなど細かいコツばかりですから、知識と経験を積めば誰にでもできるんですよ」

なるほど、確かに料理と仕事は似ているとうなずけた方も多いのでは? 具体的な例に置き換えてみると、ゴール設定でいえば、お腹ペコペコのときに時間が掛かる煮込み料理は向いてないし、今すぐ報告しろと言っている上司に手の込んだパワポの資料は作らない。柔軟性の項目も意外ではあったが、仕事でもぜひ心掛けたい大事なマインドと言えるだろう。

「効率的な手順を考える→実践する」で理解度アップ

料理をすることで仕事に必要な能力が鍛えられそうというイメージが湧いたところで、次に行われたのが「調理手順を考える」ワークだ。
二人一組になり、それぞれのメニューの調理工程と使用する器具と食材が書かれた一覧表を見ながら、「どのメニューのどの工程から手を付けるか」という順番を自分の段取り表に書き込んでいくという内容。

「調理手順を考える」ワーク

今回挑戦するメニューである「男のチキン照り焼き弁当」を構成する、「照り焼きチキンwithししとう」、「鶏そぼろ」、「炒り卵」、「パプリカのおかか和え」の4品について、それぞれ下ごしらえ、計量、食材カット、加熱調理、洗い物、片付け、など細かく調理工程を分解していく。
「まずは全部の食材を切った方がいいよね」、「ごはんのスイッチは最初に入れなきゃ間に合わないか」と相談しながら段取り表を完成させたものの、講師からの正解発表時には、「あ〜」という感嘆の声が聞こえてくるなど、料理初心者にとってはなかなか難しかったようだ。

「効率的な手順を考える→実践する」で理解度アップ

続いての調理のフェーズではまず講師を務めたSorisso浅成さんによるデモンストレーションを見学。料理教室では一般的らしいが、説明を聞くだけではなく実際に見てイメトレしてから実践するという流れは仕事においても理想的ではないだろうか。「聞く」→「考える」→「見る」→「やってみる」という覚え方も、料理と仕事の共通点と言えそうだ。

実際の調理は4人か5人のグループで行うため、先ほど考えた段取りに加えて「いかに分担するか」がカギ。指示を出すリーダー役を立てる班もあれば、思い思いにやることを見つけて仕事を奪い合う班もあり、大いに盛り上がっていた。

段取り表を随時チェック
段取り表を随時チェック
先生「炒り卵はがんばって混ぜるのがコツです」
先生「炒り卵はがんばって混ぜるのがコツです」
肉を焼く時間はスマホのタイマーで管理
肉を焼く時間はスマホのタイマーで管理
肉は焼き始めたら触らないのがきれいな焼き目を付けるポイント
肉は焼き始めたら触らないのがきれいな焼き目を付けるポイント

後半では、他の班の出来をチェックしにいく「味見タイム」もあり、「すみません、そぼろ味見させていただいていいですか?」「どうぞどうぞ」というビジネス会話風(?)のやりとりがあったのも、本イベントならではの面白みであった。

仕事に関係なさそうな分野でいかに学びを得るか

お弁当は4色入ると彩り豊かになっておいしそうに見える

調理時間をややオーバーしつつ、全チーム無事に調理終了。そぼろの茶色、炒り卵の黄色、パプリカの赤、ししとうの緑にふっくら焼き上がったチキンの照り焼きが乗ったおいしそうでボリュームたっぷりのお弁当が完成した。ちなみに、お弁当は4色入ると彩り豊かになっておいしそうに見えるんだとか。

実食タイム

最後の実食タイムでは、Sorissoさんからサプライズ味噌汁の提供もあり、調理の反省や料理の出来栄えについて話しながらの懇談会となった。
参加者からは「(料理は)楽しかったけど難しかった」という感想が多く、料理のスキルアップはまだまだこれからといった印象。しかし、今回大事なのは仕事力の向上である。講師による全体講評では、「思ったより皆さん段取り上手でした!」と太鼓判。実際、声を掛け合って仕事を進めるチームワークや、ミスしそうな工程は上級者を呼ぶなど、普段の仕事で培っているノウハウが随所に活かされているように見えた。

完成した「男のチキン照り焼き弁当」

事後アンケートでは、
・「段取りを意識できるし料理自体も楽しかった」
・「工程が一つ違うだけで結果が異なるので、その点が仕事の質や成果に共通すると感じた」
・「組織の研修でも検討したい」
・「料理と仕事力に関係があることが実感できた」
といった意見が挙がった。

料理と仕事力に密接な関係があることを体感した参加者も多く、イベント自体への満足度はかなり高かった様子。

今回は「料理」で仕事スキルを鍛えるというイベントだったが、こうした視点で世の中を見てみれば、料理以外にも仕事力アップにつながるヒントはいろいろなところにありそうだ。
むしろ会社で仕事をしているだけでは得られない知識やノウハウこそ、ライバルに差を付ける強みになるのではないだろうか。

【イベント協力】

Sorisso【ソリッソ】

クッキング&コミュニケーションサロン
Sorisso【ソリッソ】
個人向けの料理教室だけでなく、企業が社内研修で行う料理イベントも企画・運営する実力派サロン。「日本中の食卓に『笑顔』をたくさん創る!」を経営理念に掲げ、クッキングサロン「Sorisso」運営事業をはじめ、料理合コン、アウトドアイベントの企画・運営も行う
Sorisso【ソリッソ】HP
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
@typeの最新情報をお届けします

その他の条件で探す

@typeでは職種や勤務地、仕事探しで譲れないこだわりの条件など、様々な切り口から自分の働き方に合った求人を探すことができます。気になるキーワードやテーマから転職・求人情報をチェックしてください。

転職活動を進める

あなたの転職活動をサポートする、@typeの各種サービスをご案内します。

  • スカウト

    スカウト

    匿名だから安心!あなたに興味を持った企業の採用担当から直接メールが届くサービスです。

  • オファーDM

    オファーDM

    あなたが登録した情報と近い内容の募集条件の企業から、メールが届くサービスです。

  • マッチングサービス

    マッチングサービス

    あなたのスキルや希望、志向に合った求人をセレクトしてご紹介する、独自のサービスです。

  • 検討中リスト

    検討中リスト

    興味を持った求人を保存しておくことができ、気になる求人を一覧にて比較検討できます。