年収が高い製薬会社を狙いたい。専門的な勉強をしていなくても入社できる製薬会社の職種とは?

製薬会社の平均年収って一体いくらぐらいかご存じでしょうか? 医師と同様、人間の命に関わる大事な『薬』を作っている製薬会社なので、やはり平均年収は少々高めのようです。年収アップのために製薬会社を狙うなら、まずはどのような職種があるのかも理解しておくことが必要でしょう。

年収が高い製薬会社

製薬会社の平均年収って一体いくらぐらいかご存じでしょうか? 医師と同様、人間の命に関わる大事な『薬』を作っている製薬会社なので、やはり平均年収は少々高めのようです。年収アップのために製薬会社を狙うなら、まずはどのような職種があるのかも理解しておくことが必要でしょう。

独自の調査で各業界の年収を調査している『年収ラボ』によると、製薬・医薬品業界の平成24年度平均年収は698万円。国税庁の『民間給与実態報告』によると平成24年度の全労働者の平均年収は409万円でしたので、だいぶ高めだということが分かります(P.12 表8)。しかし製薬会社は薬の研究・開発を行う研究員や薬剤師といった、専門的な勉強をしてこなければ知識を得ることが難しい職種が多いのも事実です。
ところが製薬会社の求人広告は、意外と多く目にします。製薬会社が求めている人材は『MR』。MRとは『Medical Representative』の略で、日本語にすると『医薬情報担当者』。簡単に言うと薬専門の営業担当者のこと。MRなら専門的な医学の勉強をしてこなくてもなれる、製薬会社の職種のひとつなんです。

MRは簡単に言うと『医薬品の営業!』

MRの仕事は大きく分けてふたつあります。ひとつは『医薬品の適正使用のための情報の提供・収集・伝達』。例えば病院にある薬を提供する場合、その薬が持つ作用・副作用を医師に伝達し、医師からは実際にその薬が作用したのか、副作用があったのかといったことを収集していきます。そして集めた情報は製薬会社の研究員などに伝達しなくてはなりません。
もうひとつの仕事は『自社医薬品の普及』。こちらはいわゆる『営業』の仕事。モラルを守って医薬品の情報提供・収集・伝達を行いながら、営業目標の達成という使命が与えられます。会社にとって大事なことは『自社医薬品の普及』です。もしもあなたが他業界の営業として成功を収めていれば、MRへの転職は比較的狙いやすいというわけです。

MR認定試験は、入社後に取得することが一般的

MRは『公益財団法人MR認定センター』による認定試験があります。しかし国家試験とは違い、MR認定試験に合格していなくても、MRとして活動することは可能。MR志望として製薬会社に入社後は実務に就き、認定試験合格のために勉強をすることが一般的です。またMRは派遣会社から製薬会社へ派遣されることもあります。この場合は派遣会社でMR認定試験の勉強をし、認定試験合格を目指していくことになります。
MRは高いモラルと、医療についての知識が必要になりますが、一番大事なことは『自社製品の普及』、営業力になります。営業の経験と実績があるなら、製薬会社のMRとなって、高収入を狙うのも悪くありませんね。


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