会話がすぐ終わってしまう口下手さんのための日常で使える会話のコツ

気の合わない同僚との接し方として最適なものはどれ？

① なるべく笑顔でプラスの発信を心がける
② 不満などのマイナス面も発信するようにする
③ なるべく関わらないように距離をとる

▼答え
② 不満などのマイナス面も発信するようにする

お互いにシャッターを閉めた状態では何の改善も見込めませんし、マイナスな感情は溜め込んでしまうとどんどん増加してしまいます。誹謗中傷や感情の爆発は問題外ですが、不満や納得のいかないことにも触れつつ、それを上回るプラスの情報を発信していくことでコミュニケーションをコントロールしていきましょう。

上司の奥さんが2〜3日の簡単な検査入院……なんて言うのがベスト？

① 「2〜3日大変ですが、頑張ってくださいね」
② 「奥さん孝行できる良い機会ですね」
③ 「飲みに行くチャンスですね」

▼答え
③ 「奥さん孝行できる良い機会ですね」

マイナスにあえてプラスを返すことで、聴き手の感情にプラスの変化を与えることができます。「飲みに行くチャンス」では怒られてしまう可能性がありますが、「奥さん孝行できる良い機会」に対して怒る人はいません。この後、「奥さんの趣味の読書、思う存分させてあげられますね」など、奥さん孝行になるようなネタがあればベスト。やはり普段からの何気ないコミュニケーションが大切ですね。

久しぶりに会った相手が明らかに痩せていた時、なんて言う？

① 「ダイエットしたんですか？」
② 「やせましたねぇ！」
③ 「締まりましたねぇ！」

▼答え
③ 「締まりましたねぇ！」

一般的に痩せるというのは褒めポイントですが、久しぶりの場合は要注意。大失恋や病気が原因の場合もあるので、久しぶりの相手への直球は避けた方がベター。「締まりましたね」「スリムになりましたね」といった失敗のない言葉選びを心がけましょう。

会話がすぐに終わってしまう……。話を拡げたい時、投げ掛ける質問は何が最適？

① 「100点満点で何点くらい？」といった程度を尋ねる質問
② イエスかノーで答えられる質問
③ こちらが意図する答えを引き出す誘導質問

▼答え
① 「100点満点で何点くらい？」といった程度を尋ねる質問

話がすぐに終わってしまう相手とのコミュニケーションには誰もが悩むもの。話を拡げるために活用したい質問が、「程度」を尋ねる質問です。「100点満点で何点くらい？」と投げ掛けるだけで、返ってくる答えにはツッコミどころが満載です。例えば95点なら足らない部分を、80点ならば100点に届かなかったその理由を、50点なら「じゃあ100点って？」などと聞き出すことで、簡単に話を拡げることが可能となります。

あまり話したことがない先輩。会話のキッカケに有効な方法は？

① イエスかノーで答えられる質問
② 相手に意見を述べてもらう質問をする
③ あえてイエスを引き出す質問をする

▼答え
① イエスかノーで答えられる質問

コミュニケーションのキッカケ作りに適しているのが、イエス・ノーで簡単に答えられる質問（クローズドクエスチョン）です。「次の連休はどこかに行くんですか？」「最近、痩せたんじゃないですか？」といった質問を10個ほど用意しておくと便利です。話しかける機会を逃したばかりに構築できなかった人間関係の中に、人生の大切な役割を果たしてくれる誰かがいたかもしれません。勇気を持って話しかけましょう。

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