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転職5つの悩み相談

《2005年6月号より抜粋》

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現在の会社で2社目。しかもまだ1年しか経っていません。
前職を短期間で退職すると転職に不利だと聞きますが・・・。(30歳)
A1.なぜ短期で転職したいのかによるのではないですか?私は3回の転職がいずれも一年前後の勤務となりました。つぎに希望する仕事の内容にもよるかと思いますが、私の場合は同じ業種で内容をステップアップさせる方向で転職しました。スキルアップを目指していることを伝えて理解を得られた結果だと思っています。(33歳、通信サービス)

A2.私は半年で転職に成功しました。短期間での退職はもちろんアドバンテージにはなりませんが、絶対的に不利とも言い切れないと思います。いやだ、不満だ、と思いながら何年もそこに留まっていた、と理解されてしまう方がかえって不利でしょう。私の場合は、「実際に担当した業務が入社前に聞いていたことと明らかに違ったため、自分の将来像とかけ離れてしまう」と、転職理由を明確に説明して納得してもらうことに最もプライオリティを置きました。さらに将来的にそれを変更してもらえる可能性が少ないことがはっきりしていたことも話しました。つまり、短期間の転職希望に対しても明確な理由と前向きなビジョンが固まっていれば、ある程度理解してもらえると思います。(33歳、コンサルティング会社)

仕事が忙しくて転職活動の時間がとれません。
働きながら転職活動をするか、辞めてからにするか、どちらがベストですか?(27歳)
A1.転職は、働きながらするのがベストというか、当然と思います。辞めてからですと焦りが出て冷静な会社選びができず、内定が出たところに飛びついてしまいがちです。忙しいといわれますが、その気になれば都合をつけられると思います。私の場合は残業100時間を超えていましたが、活動できました。もちろん面接日が調整できないケースもありますが、縁がなかったと思い、すっぱり諦めました。(30歳、インターネット関連)

A2.私はエンジニアですからその視点から回答します。私なら働きながら活動します。エンジニアであれば日々技術の蓄積が必要です。ブランクがあればそれはマイナスだと思います。私は転職を考えた時から仕事のスキルの向上を考えて、むしろ頑張って仕事をしました。中途採用は即戦力が要求されるため、スキルの向上と並行した転職活動が必要だと思います。(34歳、自動車・輸送用機器メーカー)

A3.仕事を辞めたあとアルバイトをしながら活動しましたが、アルバイトも早く辞めたいがためにかなり焦り、納得のいく転職はできませんでした。今の仕事が会社に行くのも憂鬱になるなどであれば辞めてから活動した方がいいと思いますし、スキルアップや待遇アップのためであれば今の仕事をしながら活動した方が余裕をもって冷静に活動できると思います。(27歳、金融機関)

現在狙っている求人は、私にとって全くの未経験職種。
公募条件に挙がっているスキル要件や経験も満たしていません。
そもそもこの求人にチャレンジしていいのでしょうか?(28歳)
A1.私はホテル業から脳内神経物質測定器の営業に転職しましたが、面接ではかなりつっこまれました。「言葉の意味もわからないのに、やっていけるのか」と。ウソをついても仕方ないので正直に「今はさっぱりわかりませんが、勉強して知識を得たら、前職の経験を活かして営業数字で残します」と言いました。新鮮さや「がんばります」だけでは社会人経験のない学生と変わりませんので、具体的な事柄を掲げることが大事だと思います。(26歳、医療機器メーカー)

これまでも「今のままでいいのか」と問題意識は持っていましたが、29歳になってあせりはじめています。
巷でささやかれる「30代の転職は厳しい説」は本当ですか?(29歳)
A1.高齢であればあるほど転職が厳しくなるのは事実だと思います。私は34歳で二度目の転職活動をしました。必然と「35歳ぐらいまで」と謳う求人広告を中心に応募せざるを得ませんでしたが、この場合、企業は該当職での一連の業務に精通していることや、場合によってはマネジメント経験などを期待しているようです。業務に活かせそうな資格とやる気だけで希望職の実務経験に乏しい私は、書類選考で落選することがままありました。29歳ですと要件が幾分緩和されるはずですから、転職活動はなるべく早く始めた方がいいと思います。実際に転職するしないに関わらず、転職市場の中で自分の相対的スキルと価値が判りますし、いい案件に遭遇したら、それこそラッキーです。(34歳、メーカー)

転職活動をして、実際にオファーを貰いました。
でも、年収100万円ダウン。会社は「成果を出せば・・・」と言いますが、
この程度のリスクは受け入れるべきでしょうか?(27歳)
A1.実際に100万円ダウンした上で生活を維持していけるのかを考えるのが良いと思います。本人の考える成果と会社が考える成果に開きがある場合や、本人の努力だけではどうにもならない部分も多々あるわけですから、純粋に提示された金額で検討し、判断された方が良いと思います。仕事に対する熱意や希望だけで生活はできませんから、現在の収入および支出、自分のライフプランと照らし合わせて、軌道修正可能な範囲か否かを良く考えてから決断した方がいいと思います。(29歳、サービス業)

A2.給与交渉をしていないのでしょうか?雇用とはそもそも、労働と対価のバランスを労使間で契約することです。「転職したために・・・、この程度のリスク・・・」と言うのは安直に感じます。私の場合、前職で経営者が会社の倒産を隠していたこともあって、転職しました。それでも月給は約束どおりでしたが、賞与は最後まで寸志でした。転職して年収は50万円ほど下がりましたが、定期昇給もしてもらえて現在は前職と大差ありません。ここまでくるのに、3年かかりました。年収ダウンには、家族の協力も必要です。新聞も取らず、携帯も解約し、車も売って、インターネットも公共施設を利用するなど家族と協力して倹約すれば大丈夫だと思いますし、大丈夫でした。(27歳、メーカー営業)

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