「退職後に動く」べきか?「在職中に動く」べきか?  

“転職活動スタートライン”判断法

いつの時代にも存在する「いつ、転職活動をスタートすればいいか?」というテーマ。激務の合間を縫ってはじめるのか。スッパリと会社を辞めてはじめるべきか――。転職活動にまつわる永遠の課題を「時間、会社ウケ、収入・メンタル」の3つの観点から鋭く斬る! 《2006年11月号より抜粋》

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首都圏で行った街頭インタビューで、10人の転職経験者に聞いたところ、「在職中に開始と退職後に開始」の割合は「在職中対退職後=7対3」となった。今回撮影した5人のうち、「在職中派」の3人はその理由について「退職後に転職活動をはじめる最大のデメリットは、「収入がなくなること」と答えた。これに対して、「退職後派」の2人は「転職活動に使える時間がない」ためだと答えている。

その他、在職中派の意見として挙がったのが「自分がやりたい仕事に就けなければ、今の仕事で十分」(メーカー営業・28歳・男性)や、「自分の実力が他の会社で通用するのか試してみたい」(システム開発会社コンサルタント・26歳・男性)など、業務やスキルアップに関する理由だった。

一方、退職後派の大半を占めるのは、「時間をフル活用できること」だった。読者の中にも、「前職は、在籍年数が長くなればなるほど、どんどん仕事が増えていく職場でした。ですから、物理的に転職活動をする時間を取れなかったので、辞めざるを得なかった」(製造小売業企画職・33歳・男性)という人も少なくないだろう。

次回からは「時間、会社ウケ、収入・メンタル」の3つの切り口から、転職活動をはじめるタイミングを考察してみよう。

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