ライター・編集者の職務経歴書サンプル
この職務経歴書は1社で編集者として働いてきた場合の書き方サンプルになります。
ライター・編集者の転職で書類選考を通過する職務経歴書を書くポイントは、今までに携わった制作物・広告媒体の発行部数やページビューなどを、媒体力が分かるように明記することです。企業が求める制作物をしっかりと理解し、原稿制作が中心の場合は自分の得意な執筆分野とマッチしていることをアピールしましょう。また、編集作業が中心の場合は企画や原稿チェック・進行管理など、制作物が完成するまでに自分が関わった仕事を細かく記載しましょう。
ライター・編集者の職務経歴書は、「名の知られているクライアントや媒体に関わった経験があるか」の実績で決まります。自分が携わった仕事は大きな業務を中心に、媒体名・ページビュー数など誰が見てもすぐ分かる実績を記載しましょう。Web媒体の場合は採用担当者の目に留まるよう、自分の担当したサイトのキャプチャやページのリンクURLを貼ることが重要です。また、大手企業とのタイアップや著名人に取材した経験などもPRになります。アポとりから取材・執筆・編集作業まで、「どこまでの仕事を一人でこなせるか」の具体例を挙げてアピールしましょう。
文章に関わる職業のため、企業によっては職務経歴書をオリジナリティのある構成・文体にすることで、採用担当者に好印象を与えることも可能です。
広告媒体に関わることが多いライター・編集者においては、常に時流を意識することや情報収集力が必要です。購読している新聞や雑誌、いつも見ている番組・Webサイトなどがあれば記載しましょう。専門分野の知識は執筆に活かせるので、「グルメレポートの取材経験がある」「恋愛系記事は過去に100本以上執筆した」など、企業に自分の得意分野をアピールすることも有効です。また、自分の専門外の分野でも積極的に取材して執筆できる柔軟さも求められます。どんな分野にも興味を持ち、すすんで仕事をする意欲を伝えましょう。
企業がライター・編集者に求めるものとして、スケジュール管理能力は文章力と同様に重要なポイントです。どんなに良い文章が書けて編集能力があったとしても、締め切りを守れない人材は企業に受け入れてもらえません。一カ月にどのくらいの文字数のものを何本執筆したか、どのくらいの期間で進行管理をして出版物をまとめたかなど、できるだけ数字を使って具体例を挙げ、自分のスケジュール管理力をアピールしましょう。
今の時代、「調べればすぐに分かることをコピペするだけ」の文章は企業に求められません。実際に経験しないと分からないことをその場で体験し、自分なりの言葉で表現することが必要です。
デスクワークが中心の職種ですが、媒体や制作物は一人では完成できません。電話応対やメール対応はもちろん、クライアントや取材相手とのやりとりなど、社内外のコミュニケーション能力も求められます。
文章を書く・まとめるだけでなく、それに結びつくさまざまな業務がこなせるほど仕事の幅が広がります。語学力、校正スキル、印刷・入稿の知識など、関連するスキルを磨くようにしましょう。
この職務経歴書は1社で編集者として働いてきた場合の書き方サンプルになります。
2000年4月? | 株式会社 ○○ 編集部 配属 |
現在に至る |
■2000年4月? 株式会社 ○○ 編集部
【事業内容】雑誌・書籍の編集プロダクション 【従業員数】10名
【資本金】XX億円 【売上高】XX億円 【雇用形態】正社員
期間 | 業務内容 |
2000年4月 ? |
編集部に配属 <担当業務> ●雑誌・書籍の編集・執筆・デザイン・校正全て (代表例:雑誌『○○』連載コラム 発行部数○万部/○○文庫『○○』 発行部数○万部 ) ●ラジオ番組の構成 (代表例:FM○○ 200X年X月?『XX』/ FM△△ 200X年X月?『XX』 ) ●舞台脚本の執筆 (代表例:劇団○○『XXの○○』/○○団『X○○』 ) ●各種イベントの構成・企画 (代表例:○○主催のXXイベント 来場者数○千人) ●WEBサイトの制作 (代表例:株式会社○○のキャンペーンサイト http://www.?) ●CG作成 ●イラスト作成 <実績> 上記に挙げた各種メディアにおけるコンテンツを企画から執筆まで手がけていました。 年間約25本の企画が動いており、少人数の会社だったため一人何役もの役割を担っていました。イラストは年間40?50枚ほど挿絵を制作しておりました。 |
・幅広い制作力
ライティング・画像加工・ホームページ制作・イラストなど広範囲のクリエイティブをつくることができます。
・Word、Excel、PowerPoint
・Illustrator、Photoshop、Dreamweaver
職務経歴書をまとめたら、内容に足りないところはないかチェックしてみましょう。
家族や知人に客観的にチェックしてもらうのもおすすめです。
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