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認められ体質になるための行動学 - ビジネスメモ。3分リーディング

2012年3月4日

ビジネス 職場

認められ体質になるための行動学

自分はがんばっているつもりなのに、上司の査定はなぜか低め…。そんなジレンマを抱えてはいませんか?
そのジレンマを解消するには、まず会社と上司の評価ポイントを知る必要があります。会社や上司の“お眼鏡”にかなうための行動とは?
認められ体質

◎ メンバー期(新卒〜20代半ば)は 『部内イチの汗かき役』

まず与えられた仕事に全力で取り組み、職場の中で信頼を勝ち取ることが大前提。 ただし、営業ならノルマより1社でも多く顧客を訪問し、先輩が多忙なときは自分が後輩の仕事をサポートするなど、 上司が期待する以上の行動で「汗をかく」ことが高評価のカギとなります。

<評価されるポイント>


○ 業務スキルや知識の獲得意欲    ○ 職場内の人間関係構築能力    ○ 目標達成に向けた旺盛な行動力

<リーダーへの過程でよくある壁>


× 指示だしがあいまい    × 仕事をひとりで抱え込む    × 「〜すべき」とよく言う    × 後輩をうまく叱れない

<リーダーへ変身するためのコツ>


部下にやり方を押し付けても想い通りの結果はでないもの。あれこれ手を出さず方向性を示すことに専念し、 仕事の進め方に口を挟むのも最小限にとどめるのが良いでしょう。


◎ リーダー期(20代後半〜30代前半)は 『部内外の“すき間仕事”を拾え』

実務と後輩育成の両面で活躍することが大切。 しかしそれだけでは「できて当然」とみなされるので、評価を得るには全体最適を念頭に置いた動きが必要。 積極的に業務改善を提案し、他部署との調整役も自ら買って出る“すき間仕事”を率先して行うことが高評価を得るポイントです。

<評価されるポイント>


○ プレイヤーとしての高い実績貢献    ○ 他部門を巻き込んだ提案・実行力    ○ チーム内における後進の育成

<マネージャーへの過程でよくある壁>


× 単なる調整役と化す    × 周囲に意思を通せない    × 過去の分析に終始する    × 現場目線でモノをいう

<マネージャーへ変身するためのコツ>


現場感覚を捨てるのがコツ。視野を高めるために、社外の人と話す機会を増やし、前例や過去の結果に縛られず 「今どうあるべきか」を考えて主張するよう心がけたいですね。


◎ マネージャー期(30代半ば〜40代後半)は 『社外への影響力を持つべし』

社内プロジェクトを円滑に動かす統率力を持ち、組織が進むべきビジョンを提案することが最適条件。 その上で、経営サイドが抱える課題を発見・改善するため、必要なら社外の人脈を駆使して業務提携を模索するなど、 全社的な推進役を務めることが求められます。

<評価されるポイント>


○ 組織ビジョンを描き、浸透させる力    ○ 社内外の広範な人的ネットワーク    ○ 全社的な枠組みの改善を担う推進力


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