外資系企業に転職してみたい



国内企業では何年働いても給料は大差ないけど、外資系ならドーンと年収アップできそう

あの有名外資系企業に勤務している!というステータスを手に入れたい

外資系の職場ってフランクで自由な雰囲気だろうから、伸び伸びと働けて楽しそう

英語が得意で好きだから、英語を使えて語学力が磨ける環境は魅力的だと思う


給料が高そう、社名を自慢できる、実力次第で短期の出世が狙える――。動機はどうあれ、IT業界で働く技術者にとって「外資系で働く」というキャリアは魅力的。しかし、以前より一般的になりつつあるとはいえ、初めて外資系に転職するとなれば不安を抱くのは当然のこと。英語力は必要なのか、人間関係がドライで息が詰まりはしないか……。  

さまざまな要因から来るプレッシャーをはねのける秘訣は何か。

外資系への転職を怖れる方には、「どうぞ存分に怖がってください」と言うことにしています。

というのも、最近は外資系への転職が珍しくなくなり、安易に外資系に転職して失敗するケースも多く見られるからです。目先の年収につられて転職し、入社後に減収の憂き目にあい、転職を繰り返す。くれぐれもこんな最悪のシナリオに陥らないでいただきたい。

しかしながら外資系企業へ転職するメリットは大きいものです。グローバルな開発メソッドを吸収したり、大規模な案件で立ち回るといった醍醐味は外資系ならでは。目的が年収の高さではなく、仕事内容自体の面白さにあるならば思い切って挑戦してみては。(佐久間氏)





金融システムは特殊で専門的だから、市場価値が高い職種とみなされるらしい

ただのSEならゴロゴロいるけど、金融SEって言うだけで箔がついたような気になれる

大規模な案件に取り組んでみたい。システム規模でいえば金融が一番だから憧れる

会計に詳しくなっておけば、ゆくゆくは大きなスキルアップにつながっておトクかも


一般のSEと区別してわざわざ「金融SE」と呼ばれることも多い、金融システム担当エンジニア。金融機関の関連会社で勤務するエンジニアも多いことから、給与水準が高いイメージがあり魅力を感じる技術者も多いようだが、要件定義や要求分析、システム設計に際して高度な金融の専門知識が要求されるといった先入観が根付いている。求人情報に掲載される「経験者優遇」の文字に、思わず応募をためらった経験のある読者もいるのではないだろうか。

まず、金融システムとひと口に言ってもいろいろあるということに気づいてほしいですね。1つの銀行を例にとってみても、部署ごとに扱う業務は違うでしょう。必然的に、システムが搭載すべき機能や、そのシステムを設計する技術者に必要とされる業務知識も変わってきます。つまり、仮に1つのシステム構築に必要な知識を完璧に習得したとしても、他のシステムを担当するときには未経験者も同然なわけです。大切なのは特定の業務知識ではなく、担当案件ごとに「この仕事ではどんな知識が必要か」を察して対応する能力です。求人情報で経験者を優遇するのは、ある意味で当たり前なのですから(笑)、先入観に呑まれずにまず応募してみてはいかがでしょうか。(小塚氏)






これからもWebは伸びていくだろうから、今のうちに鞍替えしたほうが得策かもな

モバイル業界の仕事って、ゲームをつくったりできるから楽しそうなイメージがある

1つの技術をガツガツ極めるよりは、いろんな技術に触れてみたいし自分に合っていそう

堅苦しいこと抜きにして、会社っぽくない雰囲気で自由に働けるようなイメージがある


インターネットや携帯電話の普及、技術進化にともなって、そうした業界の仕事を手がけたいと願うエンジニアが若手を中心に増えている。だが、開発言語としてPerlやRuby、PHPなど一般的なシステム開発会社での開発とは異なる技術が使われていることに起因するのだろうか、ギャップを感じてなかなか応募に踏み切れない読者も多いようだ。  

しかし意外なことに、転職を阻む要因は業界の「文化」にあるという――。

やる前から自分で勝手に物事を「ムリ」と決め付けるようでは、その思考回路自体が、柔軟な考え方を要求されるWebやモバイルの業界に合わないのではないでしょうか。

Web・モバイル業界最大の特性は、「サービス業界である」という点です。とにかく迅速に、ユーザーの要望に次から次へと応えていく。SI企業でじっくりと腰を据えてコツコツとシステムを開発してきた方にとっては、技術や業務スキル以前に、この業界文化の違いから来るカルチャーショックを乗り越えられるかどうかが課題でしょうね。

そうした業界との相性さえ合えば、技術や言語の違いは、あとからどうにでも挽回可能だと思います。(佐久間氏)





やっぱり一流企業で働きたい。今ならうまいこと潜り込めそうな気がする

似たような社格で転職を重ねるのはもうイヤ。ここらで最後の転職に賭けたい

たいしたことないと思ってた同僚がすごくいい会社に転職したから俺も!と思った

実力は培ってきた。今こそ正々堂々と勝負して転職で自分の実力を証明したい


景気が上向いて求人件数も増加した今、転職するには絶好のタイミング。新卒時の就職活動に納得のいかなかった人や、自分の実力をコツコツと培ってきた人からすれば、思い切って憧れの企業への転職に挑戦するチャンスといったところ。  

せっかくのチャンスを無駄にせず内定を勝ち取るために留意すべきポイントは、実力や本人の志向を越えた「採用する側の視点を持つこと」にあるという。あなたはその視点を持っているだろうか?

上昇志向の強い人や、仕事への思い入れが強い人にとっての最大の転職動機は、「自己実現」だと思います。つまり、自分という存在を中心に転職を考えるわけですね。しかし実は、それこそが大きな落とし穴。

企業側からすれば、中途採用を行う最大の動機は、今の企業に足りない力を補うこと。明確に、なぜこのタイミングでこの職種を募集しているのかという理由が存在するんです。今回の求人でこの企業は何を補完しようとしているのかを見極める目を持ってほしいですね。こうした応募者と採用側の意識にギャップがあると、どれだけ能力が高くても内定獲得には至りません。自分のやりたいことを熱く語れる人ほど、その点に要注意ですね。(小塚氏)



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