「1月転職」経験者に学ぶ 超ダンドリ私の場合

田村光範

インフィコン株式会社
バキュームコントロール
テクニカルサポートエンジニア

大学卒業後、外資系半導体機器メーカーにてリソグラフィー装置のサービスエンジニアとして主に修理を担当。2004年1月インフィコンに入社

インフィコン
http://www.inficon.jp/


真空計測器をはじめとして、半導体や関連産業向けのセンサー技術を扱うインフィコンで、テクニカルサポートエンジニアとして働く田村光範氏が入社したのは2004年1月。

「新卒で就職した会社では、半導体リソグラフィー装置の修理を担当していました。しかし技術を覚えるにつれて、もっと技術を深く掘り下げる仕事に携わりたいと思うようになったんです。転職を決意したのが2003年の夏でしたね」

初めての転職活動に向けて情報収集を開始したのが9月。1月入社への格別のこだわりこそなかったものの、転職活動が長引くことでモチベーションが下がるのはマイナス。できるだけ早く転職を実現すべく、主に転職サイトを用いて求人を探した。



「自分の専門は、半導体のなかでも真空や光学といった特殊な分野。求人案件の職種別インデックスでは検索しにくいため、求人情報サイトのキーワード検索を活用しました。たとえば“真空”という、他の職種があまり関わらない単語を入力すれば、的外れな求人がヒットする確率は低くなりますよね」

自分の専門分野が一般的な求人案件のなかではニッチな位置づけになることを逆手にとった、効果的な方法といえるだろう。そしてで田村氏の心を射止めたのが現在勤務するインフィコンだった。

「自分のこれまでの職歴が活かせることや、英語で仕事をする機会が多いこと、それに世界の先端技術が学べそうだという点が魅力的でした。ただ、それがどこまで実態に即しているか、具体的にどのように仕事ができるかを転職活動中に自分の目で確かめたかったんです」

採用プロセスでは業務で関係する大多数の人との面会を希望し、スイス人のトップとも面会することができた。会社のビジョンや社風を徹底的に話し合い、双方納得したうえでオファーレター(内定通知)を受け取った。



「実は、入社前にもかかわらず会社の忘年会に招待されたんです。会場へは家族同伴で出席することもでき、アットホームでオープンな職場の雰囲気も実感しました」

超ダンドリ実現のコツは、自分の要望をきちんと伝える積極性にあるといえそうだ。

from 人事

当社は外資系企業ですが、日本拠点で働いている職員は日本人がほとんど。その意味ではこれまで国内企業にいた方でも安心して働いていただけるでしょう。業務では本国アメリカやドイツと連絡をとることが多いので、いやが応にも英語力は鍛えられますね。小さい会社だけに1人ひとりが活躍できる領域は広いので、やる気のある方には率先して仕事をお任せしていきます。

1月に入社するメリットとしては、12月に決算を行う当社の1月は仕事のペースが緩やかだということ。この時期をうまく使って会社に慣れることで、今後の活躍に向けて“準備運動”をしてほしいと思います。


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