椎名 剛
金融ソリューション第二事業本部 
金融システム第五事業部

1978年生まれ。大学の経済学部を卒業後、新卒で独立系SIerのソランに入社。以来、金融系の企業を対象にしたシステム開発案件を担当。顧客企業に常駐する形で、企画から開発・運用にいたる幅広いプロジェクトに携わっている
1970年の設立以来、独立系SIerとしてシステムの企画・提案から開発・運用まで幅広いITソリューションを提供してきたソラン。業界内で知る人ぞ知る存在となっている老舗企業だ。金融、通信、製造、流通など、幅広い業種の企業が同社の顧客となっているが、椎名剛氏は入社以来ずっと大手クレジットカード会社のシステム開発を担ってきた。

着任して驚いたのは、カードビジネスの奥の深さだ。審査、カード発券、決済、マーケティングなど、カード会社は実に多様な業務を行っている。システム開発時に必要とされる業務知識も、4年間携わっている椎名氏が「まだ氷山の一角しかわかっていない」と語るほど膨大な量におよぶ。

「最初のうちは技術面でも勉強すべきことがたくさんあったし、そのうえ複雑な業務内容も理解しなければならず必死でした。でも、プロジェクトリーダーとして上流工程に携わるようになった去年あたりから、仕事が面白く感じられるようになったんです」



椎名氏いわく、これまで見えていなかった部分が見えるようになったことがきっかけだった。たとえば部門によって異なるリクエストがあったとき、以前はただ戸惑うことが多かったが、「なぜそうなるのか?」を担当者と話し合う機会が増えた今は、求められるシステムの全体像がつかみやすくなったという。

「お客様先に常駐して、お客様と直接向き合う仕事ですから、もちろん緊張感はあります。ただ、自分が作ったモノの効果や評価を直接体感できる環境だからやる気が出るし、自分も成長できたんじゃないかと思っています」

顧客との長い付き合いを通して、「この業務にこの新システムを導入したら、その先はどうなるのだろう」という探求心が自然と湧くようになったという椎名氏。それをユーザーとともに追究できているという充実感が、仕事の面白さにつながっているというわけだ。


業務について誰よりも精通しているのはお客様自身。クレジットカード業務といっても、その内容は各社で微妙に異なるので、お客様から学ばなければわからないことは無数にあります。私が担当したカード会社様は、着任早々から積極的に業務について教えてくれました。お客様も、ソランについてよく理解してくれているので、業務を吸収するには非常に良い環境だと感じています。これも、長きにわたり信頼関係を築いてきたからこそですね。自分からも積極的にお客様から吸収しようと常に心がけています。

INDEX
技術力以上に大事な「発想法」を学ぶ / 株式会社イーシー・ワン
調整を通じて知った「技術より大切なもの」 / 株式会社シーイーシー
「開発の意義」肌身で感じて視野広がる / ソラン株式会社
顧客との会話がやらされ仕事脱却の糸口に / 横河レンタ・リース株式会社

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