「List9. デキる上司の下で働く」 時代を生き抜く女のチカラ! 30歳までにしたい10のシゴト

List9. デキる上司の下で働く
竹本あかねさん

本当にデキる人からは
仕事のやり方だけじゃなく「生き方」を学べました

プルデンシャル生命保険株式会社 竹本あかねさん(29歳)

個人向け生命保険営業

旅行代理店カウンターセールス

新卒で入社した旅行会社での仕事は、カウンターでの受付業務。ファイナンシャルプランナーの資格取得を目指して勉強を始めた竹本あかねさんは、ライフプランナーという職種に出会い、転職を決意。2009年にプルデンシャル生命保険会社に入社した。彼女の仕事観を聞いた――

人生で大事なものは何かを考えたとき、「ライフプランニング」という言葉を知った

30歳を目前に、2年間の研修を終え、プルデンシャル生命保険の営業社員として一人立ちしたばかりの竹本さん。彼女が、前職の旅行会社への就職を選んだ理由は「旅行が好き」だったから。好きな仕事に関わり、何事もなく過ごしていたあるとき、ふと「この仕事は私じゃなくてもいいのではないか」と、自分の今後の人生と仕事について考えたことが転職のきっかけとなった。

「人生について考えるといったらファイナンシャルプランナーだろうと思い、勉強を始めたのですが、保険や年金について詳しくなるにつれ、『ライフプランニング』って人々にとって大事なことなのだと強く感じました。ライフプランナーという言葉を知って、インターネットで調べてみたらプルデンシャル生命のホームページが出てきて『これしかない!』と即応募しました。運良く入社できたのですが、周囲はスカウトされて入社した人ばかり。私はかなりの変り種でした(笑)」

保険の営業という仕事内容に詳しかったわけではないが、ライフプランニングについてプロになるには「保険」を知ることは絶対に必要、「難しい方がチャレンジしがいがある」と保険業界に飛び込んだのだった。

「最初は実力主義の厳しい世界だとばかり思っていましたが、入ってみると意外と上司や先輩たちが優しくて驚きました。給与はフルコミッション制なので、一人ひとり別で働いているようなものなのに、先輩社員は分からないことを質問すれば教えてくれるし、今でも、相談に乗ってもらうことがよくあります」

上司はみんな「自分よりデキる人だ」と思える環境

入社後、最初の2年間は研修期間となり、上司である営業所長に指導を受けた竹本さん。事務職の経験しかなかった彼女は、顧客への訪問の仕方から専門知識まで、まさに「基礎から叩き込んでもらった」という。

「もともと女性社員の割合が少ないので、営業所長や先輩は全員男性でした。でも、みんな明らかに仕事がデキる人たちだと実感できたので、いただけるアドバイスにも納得感があります。友達と会社の話をするとき、『なんであの人が上の立場にいるのだろう?』みたいな不満ってよく出ると思うのですけど、ここではそれがまったくありません。」

そんな竹本さんも入社半年の頃、仕事をする目的に迷い、悩んだ時期があったという。

「成果主義の会社ですので、高い報酬を得ることも一つの大きな目的にすべきなのですが、私の場合、ライフプランについて学び、顧客の人生設計のお手伝いがしたいという気持ちで始めたので、そこまでお金にこだわることができなくて。会社が求める成功の形と私の働く目的が合わないのでは、と先輩に相談したら、「お金と心と成功」をベクトルで表した例え話をしてくれました。その話がすごく腑に落ちて、それから仕事に前向きに取り組めるようになりました。フルコミッションの仕事なので、私の相談に乗っても何の成果にもならないのに、そうして時間を取ってくれる先輩がいることはとても恵まれた環境だと思っています」

今の仕事を「営業」だとは思わない

心から尊敬できる頼れる上司・先輩がいても、結局は自分次第。彼女はまさにそんな環境で奮闘している。

「営業という仕事は、成績で比較されやすいものですが、常に自分との戦いだと私は思います。上司・先輩といってもそれぞれ目標も目的も違って行動しているので、『あの上司がこうしろって言ったから』みたいな言い訳は一切ききません。落ち込むときは必ず自分に原因があるのです。ただし、お客さまが喜んでくれるのも自分が原因。何でも自分次第なんだと思えるようになったのは、個別に働きながら成果を出しているデキる先輩たちが周りにたくさんいるからかもしれません」

30歳までに一人立ちできるように、と27歳で転職した竹本さんは、今後の働き方についてこう語る。

「まわりにいる女性たちを見ていて思うのは、30代で輝いている人は20代のときに困難に立ち向かった人だということ。だから20代のうちは選択肢が2つあったら、あえて大変な方の道を選ぶようにしていました。これから30代になっても、同じように過ごしていれば40代になったとき輝きが出ると思うので、そうやって人生が続けばいんじゃないかなと思います。ライフプランナーとしては、世の女性たちの人生設計のお手伝いをたくさんしたいと思っています。出産とか育児とか、女性の方が生きていく上で人生を考える機会は多いと思うので。理想の女性像は、いつも自然体でいる女性。そして、相談を受けたときには、一緒に解決策を探してあげられる女性です。」

「自分の仕事を営業だと思ったことはない」という竹本さん。顧客の将来設計や夢を聞いて、そこに生じる課題を解決する一つの材料として保険が合っていれば商品を提案する。そんな「人生設計のお手伝い」という仕事を得て、デキる上司から生き方を学ぶ――、彼女の人生はこれからますます輝いていくだろう。

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