エンジニアの枠を超えて躍動する技術&ビジネスのプロフェッショナル

急激な勢いで成長を遂げているDeNAを支えるのは、1人ひとりのエンジニアだ。 同社のエンジニアたちはどのような思いでサービスに関わっているのか……。 ただのシステムづくりにとどまらない現場エンジニアの声から、同社の魅力を探る。
 

能登信晴
Nobuharu Noto

ポータル・コマース事業部
システム部
システム開発第一グループ
サービスプロデューサー

1996年に大学を卒業後、日本電信電話株式会社(NTT)に入社。研究所にてユビキタスコンピューティングや検索エンジンの研究開発に携わる。2001年、音楽やアート系のシステムの企画・開発会社へ。音楽著作権管理システムなどを手がける。04年1月、DeNAに入社


大学卒業後、NTTの研究所で活躍していた能登信晴氏。転職を考えたのは、社会にインパクトを与える仕事に携わりたいと思ったのが理由だった。

「研究所時代は、国際会議で論文を発表することなどができて世界の先端にいるという感覚がありましたが、機動性の高いサービス展開などに携わるのは難しいことでした。ですから、転職してビジネスプランニングを経験し、サービスに落とし込みたいと思ったのです」

現在能登氏は、『ポケットアフィリエイト』の開発管理などのマネジメント業務と、新しいモバイル検索サービスの開発の双方に関わっている。なかでも特徴的なのは、新サービスの開発体制だ。

「DeNAでは、スピード開発を実現するため、案を形にできるエンジニアが “作って見せる”のが基本。たとえ営業やマーケティングのアイデアから生まれたサービスでも、最初の企画段階からエンジニアが検討チームに入っていきます」

今回の新サービスも、コアメンバーは、エンジニア3人。たとえば、「こんな検索機能があったらいいかも」というアイデアがいくつか出てきたら、3人それぞれが1週間程度でプロトタイプを作成し、ある程度形になった時点で、他部署のスタッフの意見を取り入れていく。

「DeNAは、エンジニアがバリューを発揮し続けることができる環境づくりにこだわっている会社です。エンジニアが当社で働く魅力とは、その技術力とアイデアを軸足に、ビジネスの最前線で活躍することができるということでしょう」

スピード感ある開発を進める一方で、作ったサービスの信頼性を最大にするために、アウトプット前のテストには十分な時間をかけている。スピード重視のアジャイル開発と、きっちりと手順を踏むウォーターフォール型開発の良い部分を兼ね備えるのが、DeNAの強みなのだ。

ちなみに、入社当初はビジネスプランニングに精通したいと考えていた能登氏。しかし、それぞれのプロが周りにいて、気軽に意見を求められる環境がある今、改めてエンジニアとしての軸を大切にしようと決心したという。今後は、実現力に秀でたエンジニア集団を作っていきたいというのが、能登氏の目標だ。
松内良介
Ryosuke Matsuuchi

ポータル・コマース事業部
システム部
システム開発第一グループ

1997年に大学を卒業後、日本のマイクロソフト株式会社の技術センターに勤務。『Microsoft Office』などの開発に携わる。2001年、シアトルのMicrosoft Corporationに入社、『Windows Vista』のAPIの開発に携わる。06年に帰国。同年11月よりDeNAに入社


「エンジニアは、作っているモノを通じて意見を語ることができる」と、松内良介氏は語る。「何かを提案したいとき、完成形を見せることができるという意味で、エンジニアは強い。DeNAでは、この強さを存分に発揮することができます」

シアトルのマイクロソフト本社に約5年半勤務していた松内氏が日本に戻ってきたのは、「もっと世の中にアクティブに関わっていきたかったから」。仕事上ではひとりのプロフェッショナルとして成功を収めていたが、社会貢献を考えたとき、「日本人がアメリカで世の中を変えていくのは難しい」という事実に気づいた。そこで日本に戻り、「共に成長して世の中を変えていけるような会社を探そう」と決意。多くの人と会い、話をしてきたなかで、DeNAの川田氏に出会った。

「私は、日本の会社はモノづくりとビジネスが切り離されていると感じていました。しかし、川田さんを通じ、DeNAは技術とビジネスがバランスよく混ざっている会社だと感じたのです」

そんな松内氏が現在手がけているのは、『モバゲータウン』のポータル化を視野に入れた新サービスの開発である。今までにないモノを作るのも大切だが、既存のモノをいかに楽しく、いかに有益にしていくかという要素も重要だ。

「たとえば、天気予報やニュースといったよくあるコンテンツでも、見て楽しく、実用性のあるモノにしていくためには工夫を凝らさなくてはなりません。私の場合、言葉を尽くしてプレゼンテーションする前に、アイデアを可視化してしまいます。エンジニアだからこそ、言葉に頼らないプレゼンが可能なのです」

実際に入社して感じたDeNAの良さとは、全員が「それは自分の範疇ではないという言い逃れをしないところ」だと、松内氏は語る。

「DeNAには手を動かすことをいとわない情熱と責任感のある人が多いと感じます。また、ワールドクラスのエンジニアもたくさん在籍しています。そういったところが刺激的ですね」

将来的に松内氏は、事業を回せる人間になりたいと話す。そして自らの成長を目指すとともに、DeNAを未来の一流企業へと成長させていきたいと考えている。



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