ビジネスユースでも個人ユースでも必要不可欠今後注目のお役立ちオープンソース
オープンソースの利用で、コストをかけずに様々な機能を持ったソフトウエアを導入できる。それはビジネスユースも個人ユースも、どちらも共通して言えることだ。ここでは、今後注目したいオープンソースを5つ集めた。どのオープンソースもこれからますます機能が追加されていくことだろう。 |
世界中の大学の研究所やフリーランスの技術者が、オープンソースとして多くのソフトウエアを公開している。その中には、同じような機能を持ったものが多数存在している。そんな環境の中、オープンソースに携わる前に気をつけるべきことは、“自らの選択”ということになるだろう。 しかし、オープンソース化されるソフトウエアが多ければ多いほど、技術者は選択が難しくなる。最適なオープンソースを、最適な開発に利用すること。そのためには、知識の蓄積が大前提となる。 技術者はオープンソースを使うことによって、「このソフトウエアでしか開発ができない」という受動的な開発体制ではなくなる。それによって、最適な開発環境にはどのソフトウエアが必要かを考えるようになる。“自ら考え、取捨選択する力”を身につけること。それがオープンソースを使いこなすことを可能にするのだ。 オープンソース・ソフトウエアを導入して社内システムを構築する企業が増えている。IDGジャパンの調査では、「すでに導入しており、今後も導入範囲を拡大していく」という回答が50%、「すでに導入しており、現状の規模を維持していく」との回答と合わせて、75%超の企業が何らかのオープンソース・ソフトウエアを導入していることが分かった。今後もますます拡大するオープンソース。それに関わる技術者は、引く手あまたの状態といえるだろう。 企業の採用情報を見ると、求める人材像として「UNIX、Linuxでのシステム構築の経験」という言葉が出てくる。特にOSではオープンソースでのシステム開発が主流になりつつある。転職希望者にとっては、オープンソースでの開発を経験することが、今後のキャリアを決める大切な要素となっている。 |