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3ステップで磨くモンスタークライアントへの対応力 step2 - ビジネスメモ。3分リーディング

2012年12月2日

ビジネス 職場

3ステップで磨くモンスタークライアントへの対応力 step2

仕事を進める上でもっとも厄介なのが、意思疎通をうまく図れず、良い関係を築くのが困難なクライアントを抱えることです。相手と密に連携を図り、仕事で最大限の成果を生み出すにはそんなクライアントとも賢く付き合う力が不可欠です。質問力、コミュニケーション力、交渉力を磨き、対処法を習得しましょう。

「step1 相手の真意を読み解く」 の記事はこちら

3ステップで磨くモンスタークライアントへの対応力 step2

モンスタークライアントの4つのパターン


→前回の記事を参照


対応力を磨くためのstep2 相手と仲良くなる


「step1 相手の真意を読み解く」 の記事はこちら

ステップ2は、一歩踏み込んでモンスタークライアントと良好な関係を築く極意についてです。
良好な関係を築くコツは以下の2つです。

【1、相手に気軽に声をかける】


まずは相手に気軽に声をかけることです。日本人は意外と無言で行動することが多いです。
「失礼します」「助かります」といったちょっとした一言を面倒がらずに口に出来れば、自分に対する親近感を早く醸成することができます。

【2、聞き上手になること】


人間は、自分の話に耳を傾けてくれる人に親しみや親近感を抱きます。ただし、じっと聞いていれば良いわけではありません。
相槌を打ったり、驚いたり、感想を挟んだりと、自分からも発信していくのが本当の聞き上手です。
そんな人にはつい本音をもらしてしまうことも多く、会話を重ねるうちに互いの距離も縮まっていくでしょう。



パターン別モンスタークライアント対処法


上記を踏まえ、モンスタークライアントに対処する一言をパターン別にご紹介します。

【クレーマータイプ】


『どうすればよろしいですか?』


⇒反対されたら、とりあえず逆質問を。その答えを聞きながら、相手の性格や心理を読み取って次の手を考えるのだ。

【自己都合タイプ】


『これが予想される損失です』


⇒決断が必要な局面でも相手が優柔不断な場合、決断しなかったときの損失をデータで客観的に示すのが効果的。

【健忘症タイプ】


『私は忘れっぽいもので・・・』


⇒相手ではなく、自分のためであることを強調した上で、会話の内容をメモしておく。「念のために」とコピーを渡せば万全。

【頑固者タイプ】


『○○がお好きなんですか』


⇒車内を観察したり、周囲の人から情報を仕入れて、相手の趣味や関心ごとを探り出し、自分から話題を振ってみる。



「step1 相手の真意を読み解く」 の記事はこちら


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