| デジタルエンタテインメントから健康サービス、ゲーミング＆システム事業と
多角的な事業展開で他に類を見ない事業体として成長を続けるコナミ。その成長の秘訣は、
ビジネスの根幹を形成するともいえる社内システムを構築する若手技術者たちの活躍があった。 |
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吉場峰明 氏
株式会社
コナミデジタルエンタテインメント
人事本部長 |
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都内各所に点在していた活動の拠点を東京ミッドタウンに集約したコナミ。人事本部長の吉場峰明氏は今回の拠点集約にあたっての思いをこう語る。
「これまで別々の拠点で仕事をしていた社員同士が、顔を突き合わせて仕事を行うことによるシナジー効果におおいに期待しています。ここまで大胆な拠点集約はコナミの歴史にとっても画期的な出来事です。事業部内だけでなく、他事業とのシナジーへと拡大していくことで、コナミグループとしてさらに一体感を高めていくきっかけになると思います」
スピード感ある経営と大胆な意思決定で知られる同社は、たとえば日本全国のゲームセンターをネットワークで接続し、対戦を楽しめるe-AMUSEMENTを他社に先駆けて導入。対戦結果をネットワーク上で公開してランキングを競うというような、これまでになかった新たなサービスも世の中に向けて発信している。今後は複数事業間の連携も更に密になることが期待され、どんな斬新なアイデアが飛び出すかは注目したいところだ。
日本の「文化」を創っていく仕事を
六本木という、東京のなかでもひときわ洗練された街に拠点を据えたのにはもうひとつ狙いがある。
「弊社はかつて、beatmaniaやDance Dance Revolutionといった独創性あふれたオリジナル商品で日本中に音楽ゲームというブームを巻き起こしました。今後もそうした“日本の文化を創る”事業を他社に先駆けて展開したいのです」
世の中のトレンドには波があるが、同社の技術者はその『波頭』をいち早くつかまえる人材であってほしいと吉場氏。そのためにも、自ら外に出て行って世の中のトレンドを捉える目を持った人間であってほしいと考えているようだ。
柔軟なアイデアを形にするべく、同社の組織構造はフラット。若手の持つ輝きが組織のヒエラルキーに埋もれることのないよう、風通しの良さには社員皆が互いに配慮し合いながらストレートに議論を交わし合う風土がある。
「年齢だけでなく、性別や国籍も問わず人物重視で採用することが弊社の特徴です。社会人としての基本的なビジネスマナーやコンプライアンスに対する意識を持った方ならば『自分の手でブームを仕掛けたい！』という熱意を買いますよ」
同社への転職者のバックグラウンドはさまざまで、多様な個性がぶつかりあい、尊重しあって成長を遂げている。
「弊社がここまでの成長を遂げた要因の1つには、ITの積極活用を他社に先駆けて重点的に取り組んだことが挙げられます。つまりIT技術職は弊社のビジネスの成長を支える仕事。単にITを扱うだけならほかにもフィールドはあると思いますが、コナミグループという日々成長を続ける企業グループをITの側面から支える経験は、ビジネスそのものという実感も肌で感じられ、他では培えない財産になるのではないでしょうか」 |
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