いまからでも遅くない?!「Over-30」でキャリアを創る。
株式会社 本田技術研究所
四輪開発センター 管理室 総務課
堀井彩加さん
Ayaka Horii
四輪開発センター 管理室 総務課
堀井彩加さん
Ayaka Horii
01株式会社 本田技術研究所
現在研究部門・開発部門とも、積極的にエンジニアの採用を推進している本田技術研究所(以下、ホンダ)。同社の四輪開発センターで、中途採用を担当している堀井彩加さんは、ホンダで描けるエンジニアのキャリアについて、以下のように語る。「当社には、職制を問わず、多様な興味を持って業務に取り組める人材が、キャリアアップできる土壌があります。エンジニアの方々に関しても、テクノロジーに対する探究心や向上心、自主性とエンジニア魂を持って、ホンダで実現したいという夢を描ける方であれば、ご自身が望むキャリアを歩むことができるのではないでしょうか」
そのため、同社では「主体性の尊重」「公平の原則」「相互信頼の原則」という3つの原則を立て、一人ひとりの意欲や能力を高める環境づくりと、持てる力を活き活きと発揮できる職場作りに注力しているという。
そのための制度として、同社では経験や能力、持ち味および自己研鑽の状況を踏まえ、進んで行きたい次のステップやキャリアを自ら申告する「自己主張制度」という自主性を持って成長していくための支援策や、「チャレンジ公募制」という制度を設けている。この制度は、夢や目標に向かってチャレンジし、自己実現する機会を提供することを目的としている。
「これらの制度は、あくまでも、エンジニアの方が努力して身につけた“技術”についてくるものです。当社のコーポレート・メッセージである『THE POWER OF DREAMS』は、は、エンジニアの方一人ひとりの“MY DREAMS”でもあります。技術を高めた先に描ける夢こそ、当社で実現できるキャリアといえるでしょう」
日本エリクソン株式会社
人事部 アシスタントマネジャー
田渕義久さん
Yoshihisa Tabuchi
人事部 アシスタントマネジャー
田渕義久さん
Yoshihisa Tabuchi
02日本エリクソン株式会社
大手移動体通信キャリアの日本エリクソンは、エンジニアのうち約9割が中途入社。仕事を通して身につけたスキルを活かしてキャリアアップを目指すエンジニアに役立つ制度を設けている。「コアネットワークからサーバソリューション、基地局の構築・運営などすべてのポジションで希望に応じた“社内転職”が可能です。Open positionはイントラネットに掲載されており、他のエリクソングループのものも含め、秘密を保ったまま応募可能です。また、年3回のIPMディスカッションを通して一人ひとりのキャリアについての意思を確認する機会を設けています」と人事部の田渕義久氏。IPMディスカッションとはマネジャーとスタッフとの面談で、中・長期的なキャリアパスについても相談できる機会になっている。
「もちろん、どのようなキャリアを歩みたいのかを考えた上で、ご自身でキャリアプランを決定することが大前提。当社では、いちエンジニアからPMやラインマネジャー、ソリューションマネジャーとして活躍できる環境も整えています」
ラインマネジャーは課長、部長に相当するポジションで、ほかに専門分野を極めていくスペシャリストやスウェーデン本社をはじめ海外の国や地域で活躍できる制度もあるという。こうした制度は充実しているが、具体的なキャリアマップについては個々のエンジニアが考えて描いてほしいと田渕氏は指摘する。
「『It’s up to U』(あなた次第)というのが当社のスタンス。外資系企業らしく成果に対する評価方法などは非常に厳密です。ですから相談には応じますが、決断はあくまで本人次第。当社の事業領域のうち、どの分野でどんなステップアップを目指していくのかを、一人ひとりが具体的に考えていってほしいですね」
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