転職でキャリア「最適化」計画
技術者として長いキャリアを積んでからの転職だからこそ、得られたものも大きい。 仕事を変えて毎日を楽しく過ごしている彼らに、転職で一番変わったことを聞いてみた。 | 記事トップ | 1 | 2 | 3 | 次のページへ |
日本ATM株式会社 ソリューション開発本部
IT統括担当部 アシスタントマネジャー
牟田 香奈 さん(38歳)
大学では化学を専攻。ソフトウエア会社に入社後、プログラマーを経て勘定系システムのプロジェクト推進など管理業務に携わる。2008年8月、日本ATMに入社し現在に至る
IT統括担当部 アシスタントマネジャー
牟田 香奈 さん(38歳)
大学では化学を専攻。ソフトウエア会社に入社後、プログラマーを経て勘定系システムのプロジェクト推進など管理業務に携わる。2008年8月、日本ATMに入社し現在に至る
キャリア15年目
牟田さんの転職活動
牟田さんの転職活動
START 2008.1
友人の誘いをきっかけに、本格的に転職を考え始める
友人の誘いをきっかけに、本格的に転職を考え始める
企業研究 2008.2
転職サイトや人材紹介に登録。転職セミナーなどにも積極的に参加するように
転職サイトや人材紹介に登録。転職セミナーなどにも積極的に参加するように
応募 2008.4
エンジニア向けの転職イベントに参加し、日本ATMと出会う
エンジニア向けの転職イベントに参加し、日本ATMと出会う
面接 2008.5
3度の面接を経て、同年7月上旬に日本ATMで内定を得る
3度の面接を経て、同年7月上旬に日本ATMで内定を得る
「正直、ある転職イベントに行くまで日本ATMという会社を知りませんでした」と話すのは、同社でシステム開発のプロジェクト推進を担う牟田香奈さん。その転職イベントで説明を受けた当初は、前職で勘定系のシステムを手掛けた経験があったため、相性がいいかもしれないと感じた程度だったそう。だが、面接を重ね、仕事内容を理解していくにつれ、「絶対にここに入社したい」という思いが高まったという。
「日本ATMは、ATMなどの金融機関向け自動機はもちろん、その関連ソリューションも開発しています。さまざまなシステムを自社で開発している点や、会社としてのビジョンが明確で、将来が見えやすいところが魅力的に感じました」
そしてもう一つ、面接を担当してくれた社員たちの人柄と話しやすい雰囲気に引かれたと牟田さんは話す。その印象は入社後もまったく変わらない。
「上司が私のスキルや経験を考えた上で仕事をアサインしてくれるので、とても助かっています。慣れない業務で困っていると、その空気をすぐに察してくれて、アドバイスをくださるのもありがたいですね」
そんな牟田さんは、入社後2週間で顧客から厳しく品質対策を要求されていたプロジェクトを任されることに。何とかマネジメントをこなしていく中で、希望していたのに前職の会社の方針でできなくなってしまったプロジェクト管理のやりがいを思い出した。
「これまでも、大変だと言われているプロジェクトの方がやる気を刺激され、燃えるものがありました。問題点が何も無いと、逆に不安で仕方ないんです(笑)」
そう言って笑う牟田さんは、現在、ATM監視センターのシステム開発プロジェクトの管理に携わっている。2008年11月から始まったプロジェクトで、年末に要件定義を終えた。関係各社と調整しながらスケジュールを決めていくプロジェクト管理独特の駆け引きがたまらないと、牟田さんは話す。
さらに、彼女は日本ATMに入ってもう一つのやりがいを見いだした。
「以前は社員の教育やマネジメントにはあまり興味を持てなかったのですが、今はプロジェクトだけではなく、人をマネジメントする責任を感じるようになりました。また、他社に委託されたシステムを作って終わりではなく、そのシステムを社内で横展開できる可能性がある点も面白いと感じています」
転職して将来の不安が無くなったと断言する牟田さん。まずは現在の担当プロジェクトを成功させ、次につなげたいと展望を語る。
「日本ATMは、ATMなどの金融機関向け自動機はもちろん、その関連ソリューションも開発しています。さまざまなシステムを自社で開発している点や、会社としてのビジョンが明確で、将来が見えやすいところが魅力的に感じました」
そしてもう一つ、面接を担当してくれた社員たちの人柄と話しやすい雰囲気に引かれたと牟田さんは話す。その印象は入社後もまったく変わらない。
「上司が私のスキルや経験を考えた上で仕事をアサインしてくれるので、とても助かっています。慣れない業務で困っていると、その空気をすぐに察してくれて、アドバイスをくださるのもありがたいですね」
そんな牟田さんは、入社後2週間で顧客から厳しく品質対策を要求されていたプロジェクトを任されることに。何とかマネジメントをこなしていく中で、希望していたのに前職の会社の方針でできなくなってしまったプロジェクト管理のやりがいを思い出した。
「これまでも、大変だと言われているプロジェクトの方がやる気を刺激され、燃えるものがありました。問題点が何も無いと、逆に不安で仕方ないんです(笑)」
そう言って笑う牟田さんは、現在、ATM監視センターのシステム開発プロジェクトの管理に携わっている。2008年11月から始まったプロジェクトで、年末に要件定義を終えた。関係各社と調整しながらスケジュールを決めていくプロジェクト管理独特の駆け引きがたまらないと、牟田さんは話す。
さらに、彼女は日本ATMに入ってもう一つのやりがいを見いだした。
「以前は社員の教育やマネジメントにはあまり興味を持てなかったのですが、今はプロジェクトだけではなく、人をマネジメントする責任を感じるようになりました。また、他社に委託されたシステムを作って終わりではなく、そのシステムを社内で横展開できる可能性がある点も面白いと感じています」
転職して将来の不安が無くなったと断言する牟田さん。まずは現在の担当プロジェクトを成功させ、次につなげたいと展望を語る。
前職の仕事内容
新卒で入社したソフトウエア会社にて、大規模プロジェクトの支援活動に従事。勘定系システムの基盤構築や、アプリケーション開発などに携わる。業務スタイルは客先での常駐が基本
キャリア10年目以降の悩み
転職の約1年前に業務内容が変わり、保守チームを管理するリーダー職へ。開発プロジェクトの管理を続けたかったため、会社内での長期的なキャリアを築くことは難しいと判断
転職のきっかけ
メーカー系SIerに転職した友人の勧めで、その友人の上司と面談したことを機に本気で転職を意識。自分に合うのはメーカー系企業ではないと感じ、幅広く企業探しを始めた
新卒で入社したソフトウエア会社にて、大規模プロジェクトの支援活動に従事。勘定系システムの基盤構築や、アプリケーション開発などに携わる。業務スタイルは客先での常駐が基本
キャリア10年目以降の悩み
転職の約1年前に業務内容が変わり、保守チームを管理するリーダー職へ。開発プロジェクトの管理を続けたかったため、会社内での長期的なキャリアを築くことは難しいと判断
転職のきっかけ
メーカー系SIerに転職した友人の勧めで、その友人の上司と面談したことを機に本気で転職を意識。自分に合うのはメーカー系企業ではないと感じ、幅広く企業探しを始めた