国内シェア45%強、データベース界の巨人「Oracle」とは?

「Oracle(オラクル)」とは、主にデータベースソフトウェアを製造・販売しているアメリカの企業の名称です。または、同社が発売しているRDBMS(リレーショナル・データベース管理システム)の「Oracle Database(オラクルデータベース)」を略して「Oracle」と呼ぶこともあります。

「Oracle Database」

「Oracle(オラクル)」とは、主にデータベースソフトウェアを製造・販売しているアメリカの企業の名称です。または、同社が発売しているRDBMS(リレーショナル・データベース管理システム)の「Oracle Database(オラクルデータベース)」を略して「Oracle」と呼ぶこともあります。
「Oracle Database」は、世界初の商用RDBMSです。シリーズを通じて、WindowsやMacOS、Linuxなど幅広いプラットフォームをサポートしています。

現代人は毎日データベースに触れている! データベースはITシステムのキモ

オラクル社は1977年、ラリー・エリソンらによって設立されました。本社はカリフォルニア州レッドウッドショアーズ。日本法人である日本オラクルは東京都港区に本社があります。
オラクル社は当初「Software Development Laboratories」、次いで1979年に「Relational Software Inc.」という社名に変更されましたが、最終的に1983年、主力製品の名をとって「Oracle Corporation」となりました。
「Oracle Database」は、PC(パーソナルコンピュータ)からワークステーション、大規模な基幹業務システムに至るまで多彩な規模のデータベースシステムが構築可能で、世界中から幅広い支持を集めています。
データベースは基幹系をはじめとするさまざまなIT(情報技術)システムに組み込まれ、ITソリューションの要といってもいい部分です。

例えば、ATM(自動現金預払機)を使って銀行の口座からお金を下ろす、
FacebookやTwitterなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を使う、
オンラインゲームでデータをセーブする、
Amazonなどの通販サイトで会員機能を使う…
これらはすべて、現代社会において、当たり前になっている風景でしょう。こうしたシステムを便利に使うことができるのも、データベースがあるからです。ほとんどの現代人が、毎日なにかしらの形でデータベースに触れているといえます。

日本市場における「Oracle Database」の売上高シェアは約半数

RDB(リレーショナルデータベース)には、大きく分けて商用ソフトウェアとオープンソースソフトウェアの2つの潮流があります。
前者で主力の製品は、オラクル社の「Oracle Database」、マイクロソフト社の「Microsoft SQL Server」、そしてIBM社の「DB2 Universal Database」とされています。
IT系調査会社の調べでは、2011年の日本国内におけるRDBMSベンダー別マーケット・シェア(ソフトウェア売上高ベース)において、日本オラクル社が45.5%と圧倒的な存在感を放っています。

私たちが日々システムを使うことができているのは、オラクル社の「Oracle Database」のおかげと言えそうです。



その他の条件で探す

typeでは職種や勤務地、仕事探しで譲れないこだわりの条件など、様々な切り口から自分の働き方に合った求人を探すことができます。気になるキーワードやテーマから転職・求人情報をチェックしてください。

転職活動を進める

あなたの転職活動をサポートする、typeの各種サービスをご案内します。

  • スカウト

    スカウト

    匿名だから安心!あなたに興味を持った企業の採用担当から直接メールが届くサービスです。

  • オファーDM

    オファーDM

    あなたが登録した情報と近い内容の募集条件の企業から、メールが届くサービスです。

  • 検討中リスト

    検討中リスト

    興味を持った求人を保存しておくことができ、気になる求人を一覧にて比較検討できます。