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履歴書作成ガイド

応募したい会社が決まったら、提出する書類を作成します。その際に提出を求められるのが「履歴書」と「職務経歴書」です。中でも「履歴書」は、フォーマットがほぼ決められているため、応募者が独自の工夫を見せるのがなかなか難しいものです。

一方、企業の人事担当者の視点からすれば、フォーマットが決まっているからこそ短時間で応募者の履歴を確認できます。人事担当が1枚の履歴書を見る時間は数十秒から数分と言われています。忙しい人事担当者に見てもらえるポイントを押さえた履歴書の作成を行いましょう。ここでは、人事担当者の目に留まり、最後まで見てもらえる履歴書の書き方をお伝えします。

目次

履歴書作成時に押さえるべきポイント

限られた履歴書の枠内では、下記の3つのポイントを意識して人事担当者にアピールをしましょう。面接に進むためには、書類を通して自分に興味を持ってもらうことが大切です。ここからは、履歴書を作成するときのポイントと、その理由についてご紹介します。

ポイント1 丁寧な書き方かどうかで、人柄や仕事ぶりが伝わる

仕事を雑にこなす人なのか、丁寧に仕事を行う人なのかは、履歴書の文字から伝わります。達筆でなくてもなるべく一文字ずつ丁寧に書きましょう。誤字がないことはもちろん、汚れや角が折れないようにするなど扱い方も重要です。

ポイント2 文章やレイアウトは簡潔に分かりやすく

簡潔で分かりやすい文章とレイアウトは必須です。企業の人事担当者は、複数の応募者の履歴書を見ています。応募者が多い企業の場合、見にくい履歴書は読んでもらえなくなる可能性が高まります。文字の大きさに強弱を付けたり、見出しにマークをつけるなど、見てもらいたいポイントに着目してもらえるように工夫してみましょう。

ポイント3 志望動機欄は転職理由とつながる内容でアピール

人事担当者は志望動機欄から、「なぜうちに応募してきたのか?」を見ています。企業が採用を行う背景、行っている事業やサービス、文化などを調べ、その会社に感じている魅力を志望動機として伝えましょう。面接で転職理由を聞かれたときにちぐはぐにならないような内容であることも大事なポイントです。

履歴書を実際に書いてみよう

書き方のポイントを押さえたら、早速履歴書を書いてみましょう。履歴書の部分ごとに、実際に履歴書を書く際の具体的なポイントをご紹介します。以下のボタンから履歴書のフォーマットをダウンロードすることができますので、ぜひご利用ください。

履歴書

日付

・履歴書を提出する日付か、その前日の日付を記入します。
・郵送で提出する場合には、ポストに投函する予定の日付を記入しましょう。

基本情報(名前、生年月日、性別、住所、電話番号、メールアドレスなど)

・名前は姓と名の間に1文字分のスペースを空けます。
・生年月日は元号を記入します。履歴書の形式によっては西暦でも問題ありません。
・住所は都道府県から書き、郵便番号や建物名も記入します。
・電話番号は固定電話または携帯電話の番号を記入します。
・メールアドレスは個人で取得しているものを記載します。複数ある場合は連絡が付きやすいものを1つ記入します。

写真

・3カ月以内に撮影したカラー写真を貼付します。
・可能であれば写真店で撮影したものを使用します。
・ビジネスシーンにふさわしい服装で撮影しましょう。
・文字をすべて記入した後に写真を貼りましょう。
・はがれる可能性も考え、写真の裏には名前を記載しましょう。

学歴・職歴

・義務教育以降の学歴を記入します。
・学校名は正式名称で記入しましょう。
・大学は学部や学科も記入します。
・会社は時系列で記入し、会社名と部署を正式名称で記入します。
・職歴の最後に「現在に至る」と記入し、次の行に右寄せで「以上」と記入します。

免許・資格

・免許や資格を正式名称で記入します。
・応募する仕事の必須資格となっているものは必ず記載します。
・志望動機や自己アピールにつながる資格を優先して記載します。

志望動機

・応募企業に魅力を感じたポイントや理由を記載します。
・他の競合他社ではなく応募企業だからこそ入社したいということを表現します。
・自身の過去の仕事の経験を生かせることを伝えます。

趣味・特技

・記載するスペースがある場合は、人柄を伝えられるような趣味を記載しましょう。
・面接時に質問されて会話が弾む可能性もあるので、空欄にはしない方がベターです。

本人希望

・職種や勤務地などの希望があれば記入します。
・特に希望がなければ「貴社の規定に従います」と記入します。

書き終わったらここをチェック

履歴書を書き終えたら、提出前に必ずチェックしておくべきポイントをご紹介します。完璧と思っていてもうっかりミスがあるかもしれません。落ち着いてから必ず確認しましょう。

記入もれがないか

・書き終えた履歴書や封筒は必ず一度見直しをしましょう。
・「ふりがな」の欄などは漏れやすい項目ですからしっかり確認しましょう。

誤字・脱字・略字がないか

・履歴書の内容に誤字や脱字、略字などがないことを確認しましょう。
・社内用語など、一般用語ではない言葉を使っていないか見直しましょう。

簡潔に分かりやすい文章になっているか

・長過ぎる言い回しやくどい文章がないかを確認します。
・書かれている内容に矛盾がないかを確認します。

不自然な改行やレイアウト崩れはないか

・PCで書類を作成した場合、不自然な改行がないことを確認します。
・レイアウトが崩れていないことを印刷したものを見て確認します。
・修正した箇所は、最後にもう一度確認しましょう。

送付・提出の仕方

履歴書が完成したら、いよいよ提出です。作成した履歴書を送付・提出するときの具体的なポイントをご紹介します。

封筒の書き方

・宛て先の住所は都道府県から正確に記入します。
・会社名は省略せずに記入します。「(株)」は「株式会社」とします。
・部署や組織宛てに送る場合は「御中」、特定の個人に送る場合は「様」を使用します。
・表面の左下に、「応募書類在中」と記入します。
・封筒の裏面には必ず自分の名前と住所を記入します。

添え状の書き方

・履歴書を送付するときは添え状を同封します。
・あまりに長い文章は避け、簡潔な内容となるよう心がけましょう。

企業に送付・提出する際の注意

・提出方法について、企業からの指定や注意事項がある場合には必ず守りましょう。
・提出期限を厳守しましょう。
・提出期日が迫っているときは、速達や宅配便を利用しましょう。
・郵送の場合は、郵便料金が不足しないように注意しましょう。
・切手を貼る場合は、隅までのりをつけ、まっすぐ貼りましょう。

履歴書のポイントは何よりもまず無駄な失点をなくして、人事担当者に不審を抱かせないことです。その中でしっかりと、見てもらいたいポイントが伝わるような工夫をしましょう。

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