鬼上司とはこう付き合え!|typeオリジナルマンガ
室木おすしの連載第3回。部長のパワハラに怯える平目。そんな彼の前に現れた念ちゃんが、こっそりアドバイス……必殺技が部長に炸裂する。
ビジネスパーソンに聞いた「お仕事あるある」アンケートをもとにした、typeオリジナルのWebマンガです。
更新日:2018.02.27
パワハラモンスターのパワ原田茂は今日もイライラしています。
「あ?部下ぶっとばして?。平目?!おい平目?!お前の歯、何本か抜かせろよ?!」
ヒ???! また部長のパワハラが始まった…!なんでボクばかり…
と隠れていると、念ちゃんが現れて平目に喝を入れます。
「おい!甘ったれてんじゃねえぞ!いいか鬼上司と出会ったことがあるという割合は約57%。今やクソ鬼上司なんて隠れ家風居酒屋ぐらいどこでも遭遇するんだよ…」
数字の高さに驚く平目。
「現実を呪うんじゃなく、くそカス上司との付き合い方を極めるのが現代の若者のつとめってもんさ。オレが教えてやるよ」
「やり方はシンプルだ。やつらクソカス微生物鬼上司は『さすが!』とか『なるほど!』などの賞賛した相槌が大好物なんだ。だからゴニョゴニョゴニョ…」
そこにパワハラ部長が通りかかりました。どこからともなく聞こえてくる賞賛の相づち。
「さすが」
「なるほどですね」
パワハラ部長「お、誰か部下がわしを褒めとるぞ。こっちかな?」
「さすがっすー!」
「ありがとうございます!」
「なるほどー!」
それに吸い寄せられるように歩いて行く部長。
「こっちかな?どこどこ?恥ずかしがらず出てきなさいよ。ヒヒヒヒ」
ズルッドボーン!
崖の下につるされたスピーカーから流れる「さすが」「なるほど」の音声が響き渡る中、部長は崖下に落ちていったのでした。
時代はパワハラ戦国時代。やられる前にやれっ!
この記事が気に入ったら いいね!しよう typeの最新情報をお届けします |