2018.03.09

異端児だから分かる「社会の仕組みのここがおかしい」【動画付き】

一般企業を辞めて麺屋武蔵に飛び込んだ矢都木二郎氏、Googleを退社して自ら企業を立ち上げたfreee株式会社の佐々木大輔氏、MC型授業で話題の小学校教諭である沼田晶弘氏。新しい価値を生み出してきた彼らだからこそ感じている「社会の仕組みに対する違和感」を聞いてみた。

異端児だから分かる「社会の仕組みのここがおかしい」【動画付き】

  • 【プロフィール】

    freee株式会社 代表取締役 佐々木大輔

    freee株式会社 代表取締役
    佐々木大輔

    一橋大学在学中にスウェーデンへ留学。卒業後は博報堂へ入社し、マーケティング・PEファンド業務に従事。株式会社ALBERT、株式会社Googleを経て2012年7月にfreee株式会社を設立。企業のバックオフィスを効率化するサービスを提供している

  • “MC型”教師/小学校教諭 沼田 晶弘

    “MC型”教師/小学校教諭
    沼田 晶弘

    東京学芸大学教育学部卒業後、インディアナ州立ボールステイト大学大学院で学び、スポーツ経営学の修士を修了。同大学職員などを経て、2006年から東京学芸大学附属世田谷小学校教諭へ。児童の自主性・自立性を引き出す斬新な授業が読売新聞に取り上げられて話題に

  • 株式会社麺屋武蔵 代表取締役 矢都木二郎

    株式会社麺屋武蔵 代表取締役
    矢都木二郎

    「革新的で上質」なラーメン店作りを目指しコラボレーション商品も多数提案。ロッテ、獺祭をはじめ、自治体などとも幅広くコラボして斬新なラーメンを生み出す。職場環境・待遇の改善にも積極的で、「料理ボランティアの会」を通じてのボランティア活動などにも取り組んでいる

いかにして各業界の異端児たちは生まれたか?

――今回は、既存の枠組みに捉われない取り組みで注目を集める3名にお越しいただきました。まず、佐々木さん。今のキャリアに至った経緯についてお伺いできますか?

佐々木 以前、ベンチャー企業のCFOとして財務の仕事をしていたんですが、当時の経理担当者が一日中入力作業をしていたんですね。当時はまだ社員数が二十人くらいの小さい会社で、これからビジネス伸ばしていこうっていう時期なのに、一人が入力作業に追われているその状況がとてももったいなく感じたんです。そういった状況を打破するイノベーションが生み出せれば、と思い、今の会社を立ち上げました。

――なるほど。沼田さんと矢都木さんにも、今のお仕事に至った経緯を伺いたいと思います。

沼田 小学校の教諭をしているんですが、「この業界は自分に向いていない」と思ったこともありました。大学在学中、実習で小学校に行った時のことです。先生方が幼い子に対して、「それは危ないよ?」と優しく言ってるのを聞いて、自分にはそんな話し方はできないと思ったんですよね。こういった対応ができる人に向いている職業なんだ、と。ですが、アメリカに留学してコーチングを学んだことをきっかけに、考え方が全部変わりました。授業中に、先生が一人でしゃべる必要はないんだと思うことができたんです。結果、帰国して今の小学校で働くことに決めました。

矢都木 私は、大学生の頃に年間100回くらい通っていた大好きなつけ麺屋さんがあったので、そういった仕事をしてみたいと考えていました。ですが、大学まで通わせてもらったという思いもあったので、一度は普通に就職活動してサラリーマンになったんですね。それでも、一度きりの人生ならば後悔したくないと思い、会社を辞めてラーメン屋になる決意をしたんです。業界で一番になる方法論を知ってる店で修行するために、麺屋武蔵を選びました。

異端児たちが感じる社会の仕組みに対する違和感とは

――食や会計、教育といった社会になくてはならないものに携わっている皆さんにお聞きしたいのですが、今の社会の中で「この仕組みはおかしい」と感じている部分はありますか?

佐々木 多くの人は、世の中で今求められているものしか作ろうとしないんですよね。でもそれだと世の中は前に進まない。まだ誰も欲していないけど、作ってみました、といった挑戦をもっと気軽にできるような世の中になってほしいと思っています。必ずしも求められているものが正しいとは限らないので、自分なりの方法を、信念を持って定時していけたら良いですね。

沼田 社会の仕組みではないですが、先生だからちゃんとしなければいけないとか、子どもだからこれ以上はしてはいけない、といった考え方に違和感を持っています。決め付けはおかしいんじゃないかなって。教育とお金を絡めるのはタブー、といった雰囲気があったりだとか。私はそういった雰囲気が嫌だったので、去年、子どもたちと一緒に日本中のコンクールに応募したんですよ。その結果、子どもたちが何十万円も賞金をもらったので、皆で帝国ホテルでご飯を食べて、リムジンに乗って帰ってくるという遠足をしたんです。周りからは「何てめちゃくちゃなことをやっているんだ」と言われたりもしましたが、皆でプロジェクトを頑張って、上手くいったからご飯を食べに行っただけの話なんですよね。

――矢都木さんどうですか?

いかにして各業界の異端児たちは生まれたか?

矢都木 サラリーマンとラーメン屋の両方を経験してみて、上司の判子っていらないんじゃないかな、と思うんです。新しいことを始めたくても、課長、部長、役員と順番に判子をもらってようやくスタートする、といったことがありますよね。それではスピードがとても遅くなりますし、結果的に課長や部長が責任を取ってくれるわけでもない。なので麺屋武蔵では、社長チェックなどは一切していないんですよ。店ごとに味が違うんです。他の店舗の店主たちが食べてみて「これなら麺屋武蔵で出しても良い」と判断できたらスタートして良いということにしています。

――なるほど。人はもっと自由であるべきなのに、人を押さえつけるような仕組みが社会には多く存在するのが課題ですね。

※このコンテンツは、2016年にtypeメンバーズパークに掲載された動画を新たに記事化したものです。

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