キャリア Vol.17

仕事内容と給料、どっちが大事?――営業マンのマネー意識調査①

23歳~35歳の営業職ユーザー443名にマネーの意識調査を実施した。アンケートから分かったイマドキ営業マンのマネー意識とは?

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今回取り上げるのは「仕事をする上で、給与・収入と仕事内容のどちらをより重視しているか」という質問。年代別に回答を見てみると、どちらも「給与・収入を重視」と答えた人が半数と、かなりの割合を占めた。

「仕事内容重視」が減るのはなぜ?

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「営業職という仕事にやりがいを感じていますか?」との問いに、20代で「感じる」と答えたのは4割弱に留まったが、30代では5割に増加している(参照元

注目したのは「仕事内容を重視する」派の数字の変化。20代では「仕事内容を重視する」と答えた人が35%いたのに対し、30代では29%と5ポイント少なくなる点だ。

同時に取ったアンケート、「営業職という仕事にやりがいを感じているか」の回答結果によると、20代よりも30代の方が「やりがいを感じる」と答えた人が多い。

「仕事内容」の意味を、法人営業や個人営業、商材の有形・無形といった「どんな営業スタイルか」と定義するならば、30代で「仕事内容重視派」が減るということは、営業マンが経験や実績を積むことで見出すやりがいは営業スタイルではない何かということか。

実際に、「営業の仕事にやりがいを感じる」と答えた30代に聞いてみると、

「自分が会社を支えている実感がある」(32歳/運輸・物流)
「成績次第で会社の利益を左右するところ」(35歳/商社・卸売)
「顧客の意図しているものにベストマッチする仕組みを提案できて喜んでもらえたときは最高です」(33歳/ソフトウェア)
「顧客との信頼関係を築くこと」(30歳/不動産関連)

といったコメントの割合が20代よりも多く見られた。営業スタイルに依存しないやりがいを見つけられることで、「仕事内容重視」ではなくなる人が増えるのかもしれない。

やりがいを感じるようになっても「お金より大事」とは言えない30代

一方、なぜ「給与・収入重視派」は減らないのか。
30代といえば、結婚して家庭を持ったり、住宅や車の購入など大きな投資の決断を必要とする年代でもある。いくら仕事内容の面白さを感じられるようになっても、給与・収入よりも大事とまでは言い切れない複雑な心理なのだろう。

また、20代のころは仕事内容を重視していた人も、上記と同じ理由から、30代になるころには「稼ぎの方もちょっとは意識せねば」という葛藤がありそうだ。

仕事内容にやりがいを感じながら満足のいく収入を得る。その理想を実現するには、今の自分は何をしたらよいのか、30代になる前に考えてみるべきかもしれない。

【アンケート調査概要】
●調査方法:23歳~35歳の営業職ユーザーを対象とした株式会社クロス・マーケティングによるWebアンケート
●調査期間:2014年12月24日~26日
●有効回答者数:443名(20代121名、30代322名)

文/根本愛美(編集部)

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