転職
Vol.238
異業種に転職する人が多いのはどの業種? 極端に高いあの業界とは【連載:営業転職のあれこれ調べてみた】
データやアンケートから紐解く傾向と対策
営業転職のあれこれ調べてみた
マスコミ業界は競争率高いって本当? ルート営業って本当に楽? 金融の営業から転職する人が多い業界は? など、営業パーソンの転職にまつわる疑問やうわさについて検証するこのコーナー。転職サイト@typeのデータや、営業マンへのアンケートなどを通じて紐解きます
今回のテーマ:異業種に転職する人が多い業種って?
憧れの業界の営業マンに転職したい、もうこの業界を辞めたい、なんて考えたときに、頭をよぎるこの疑問。今回は@typeのデータを基に考えます。
(調査対象:2016/1/26~4/25に@typeに会員登録したユーザーのうち、直近の職種が営業関連の人、1169人)
異業種への転職希望者、最も多い業界は「人材派遣」
@typeの営業パーソンの会員データを基に、直近の経験業種と異業種への転職を希望している人の関係を調べてみた。
すると、次のようなグラフが取れた。
直近経験した業種から、異なる業種への転職を希望する人は平均63.5%。その中でも最も割合が大きかったのは「人材派遣・アウトソーシング」の89.8%、逆に最も小さかったのは「ソフトウェア、システム開発関連」の40.2%だった。
「異業種への転職を希望している人が多い」と聞くと、「不人気な業種」とも取られそうだがちょっと待って欲しい。
上位に位置する「人材派遣・アウトソーシング」や「コンサルティング、シンクタンク」、「人材紹介」の営業マンは、その仕事柄、他の業界と接することが多い。そのため、仕事を通じて他業種への興味が湧きやすい環境がある。ひょっとしたら、そんな業務の特徴もこのグラフに現れているのかもしれない。
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文/佐藤健太(編集部)
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