暑苦しい印象を与えない! 蒸し暑い時期はリネン混のタイでカジュアルに着崩す【連載:松はじめの今月の1本】
オーダースーツコンシェルジュ/株式会社ボットーネ 代表取締役 松 はじめ自動車のセールスマンを経て、修業の後、2006年に新宿にテーラーを開業。09年に看板のないオーダースーツサロン『ボットーネ』を設立。11年に同店を表参道に移転し、日本一予約が取りづらいサロンに育てる。クライアントには一部上場企業経営幹部や現役プロスポーツ選手をはじめ、著名人や舞台俳優など、2千人以上の顧客を抱える。かつて営業マンだった経験から、ビジネスシーンで好印象を残す着回しのコンサルティングも得意
6月のテーマ:訪問先の相手に暑苦しい印象を与えない1本!
どんより、じめじめとした天気が続き、取引先企業への訪問の際にも降り続く雨、なかなかすっきりしない梅雨の今日この頃。
さらには最高気温が30℃を超える日もあり、風のない日は蒸し暑さに悩まされるこの時期。
そんな時期だからこそ、取引先に暑苦しい印象を与えない、こんなネクタイはいかがでしょう?
リネン混のタイでカジュアルに着崩す
リネン(麻素材)は、人類が繊維を得るために最初に栽培したものの一つと言われ、世界文明発祥のチグリス・ユーフラテス川で生まれた、まさに最古の繊維と言われています。古代エジプトでは、リネンは“Woven Moonlight”(月光で織られた生地)と呼ばれ、神事にも使用されていたそうです。
そんなリネンは、シャツやジャケットに取り入れると通気性が良く、実際の体感としても涼しいのですが、シャリ感があり、見た目にもどこか涼しげな印象を与える特徴があります。ですから、ネクタイにおいてもリネンが入ったネクタイには、独特の清涼感があります。
ちなみに、リネン素材のネクタイは、シャツやジャケットと違い、身に着けて涼しい効果はないのですが、ジャケットの上着のボタンを留めるときにネクタイに手が触れ、その素材感で涼感を感じ、自分自身の姿をガラス越しに見たときに、なんとなく涼しく見え、そうしたときにも涼感を感じるものです。
リネン混やリネン100%のタイというのは、年間を通して使用するネクタイではなく、初夏から盛夏にのみ登場するネクタイ素材でもありますので、数多くの人が所持して身に着けているわけではありません。そのため、これを身に着けているだけでファッションや身だしなみに対しての配慮が伝わるでしょう。
ただしリネンのネクタイがNGのシーンもあります。例えば創立記念式典のようなフォーマルなイベントや、ここぞというプレゼンテーションです。リネンのネクタイはその素材感の軽やかさが、良い意味で少しくつろいだ、優しい雰囲気を醸します。しかしカチッとした式典などではやはりシルクのきちんとした無地や小紋のタイが相応しいですし、勝負プレゼンならその少し緩い感じが裏目に出るかもしれません。
【着こなし例1】
明るめネイビースーツでコーディネート
少しブライトなネイビーなどとは相性抜群、固すぎる印象を良い意味で崩し、あか抜けた印象に。親しい取引先の方と会う日や、休日出勤でスーツを着用する時にもピッタリ。
クールビズでノーネクタイという企業も増えていますが、ネクタイをする文化があったり、着けなければならなかったりする企業もあるでしょう。そういった場合にはリネンタイで見た目も軽やかに、ささやかな着崩しで同期に一歩差をつけてみるのはいかがでしょう?
【着こなし例2】
ジャケットスタイルに涼感をプラス
ネイビーのジャケットにボタンダウンシャツを着用したら、首元にはリネン混のタイを。
タイドアップでほどよくカッチリしつつ、カジュアルで軽快な印象です。週末のコットンのセットアップスーツやジャケットスタイルで、ノータイというのもちょっとだらしない印象だから、何かタイを巻いてみよう、そのような時の首元にはリネンのタイがフィットします。
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