人事に“会いたい”と思わせるテクニック【#3履歴書の書き方:営業の転職ノウハウ】
交渉の勝敗は、入念な事前準備にかかっている。企業とのファーストコンタクトである書類作成の段階で、人事に“会いたい”と思わせるテクニックを見てみよう。
履歴書は必須事項を分かりやすく書こう
転職の第一関門となるのが書類審査。そのためのツールが「履歴書」や「職務経歴書」などの応募書類だ。中でも転職の最重要ツールとなるのが「職務経歴書」。「履歴書」は、この職務経歴書につなぐためのメニューの役割を果たす。
この段階で目を引くことができなければ、面接にたどり着くことはありえない。自分のプロフィールをいかに分かりやすく表現するかがポイントになる。
読めば分かるという「思い込み」を捨て、採用担当者にも分かりやすい“親切な表現”を心掛けることがポイントだ。
履歴書記入時の注意点
履歴書の記入を始める前に以下の項目を意識しておこう!履歴書のミスはマイナスポイントになるので、丁寧に間違いのないように書いていこう。
■「手書き」の場合は、市販履歴書用紙に、黒または青のボールペン・万年筆で、丁寧に楷書で記載。
■「Word」の場合は、書式は自由だが、記載項目に漏れがないように注意する。
■履歴書のすべての項目につき、必要不可欠な記述をする。
【これは厳禁!やってはいけないことリスト】
×修正液での訂正
×コピーでの転用や、古い履歴書の使いまわし
履歴書の記入例
1、学歴
学歴は高等学校卒業から書く。学部や学科、専攻なども詳しく記す。 ※学歴の記述は時系列が望ましい。
2、職歴
●職歴については全体のレイアウトを考え、職歴が短い場合は経験内容のエッセンス部分を記すなどして、記述内容をふくらませる。
●転職が多い場合は、会社名、所属、職種、職位程度の記述にとどめる。
※職歴の記述は時系列が望ましい(外資系企業の場合は、直近から記入する)。
3、志望動機欄
経験ややる気アピールする項目のため、「なぜその会社を志望するのか」「その会社で何をしたいのか」を記載する。
4、希望欄
希望欄ではあまり細々とした記述は避ける。
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