クリスマスの夜もこのまま行ける！ 相手に安心感を与えるモスグリーンのタイ 【連載：松はじめの今月の１本】

オーダースーツコンシェルジュ／株式会社ボットーネ　代表取締役 松 はじめ自動車のセールスマンを経て、修業の後、2006年に新宿にテーラーを開業。09年に看板のないオーダースーツサロン『ボットーネ』を設立。11年に同店を表参道に移転し、日本一予約が取りづらいサロンに育てる。クライアントには一部上場企業経営幹部や現役プロスポーツ選手をはじめ、著名人や舞台俳優など、２千人以上の顧客を抱える。かつて営業マンだった経験から、ビジネスシーンで好印象を残す着回しのコンサルティングも得意

テーマ：ホームパーティーやクリスマスディナーとビジネスを兼ねる一本！

オフィスを出ると街角にはクリスマスツリーが飾られ、イルミネーションが灯る12月。忘年会、ホームパーティー、彼女とのデートなど仕事以外の予定も満載。仕事を終えてそのまま兼用できる、クリスマスにちなんだタイはいかがでしょう？

クリスマスにちなんだモスグリーンベースのタイ

ビームスエフ　オリジナル 13,000円（税抜）

仕事が終わった週末の夜、友人のお誘いのホームパーティーや、仕事が終わってそのまま彼女と食事へ、というケースも増える時期ではないでしょうか。自宅に帰って着替える時間はないけれど、何か少しでも雰囲気のあるコーディネートをして、素敵な夜にしたいところ。そこで仕事でも違和感なく締めることができ、かつクリスマスを感じるようなモスグリーンベースのネクタイはいかがでしょう？

師走にクリスマスどころでは……という方もいるかもしれませんが、実はこのような効果も。

休暇に森林浴をすると落ち着くように、落ち着きのあるグリーンは、相手に安心感を与えます。またチームミーティングでも、初対面の方が集まるパーティーでも、調和の色グリーンならばすっと周囲と馴染むのです。グリーンの小物を身に着けると、自分自身もリラックスして自然体でいられ、癒し効果があると言われています。人数のいる場は緊張する、という方にもいいですね。

クリスマスといえばグリーンと赤を連想し、街中がクリスマスムードで溢れたら、ダーググリーン・カラーで馴染んで、このシーズンを楽しんでみてはいかがでしょう？

合わせが難しそうなグリーンですが、この季節はトーンを抑えれば幅広くコーディネートが可能で、中でもモスグリーンがおすすめです。もちろんこの色ならば、クリスマスが終わった後も、戦略的に使用できるネクタイですから、チャレンジしてみてはいかがでしょう？

【着こなし例１】
ネイビースーツ×オフホワイトシャツ×モスグリーンタイ

ビジネスシーンの鉄板スーツ、ネイビーと相性抜群のグリーンタイ。背伸びせず知的に見せるなら無地のシャツで、ファッショナブルにするならストライプシャツやストライプスーツで合わせても素敵です。

ただしクリスマス感が出過ぎるので、赤やピンクのストライプを足すのは避け、できるだけ引き算のファッションを。

【着こなし例２】
ブラウンジャケット×ストライプシャツ×モスグリーンタイ

秋冬の厚手のブラウンやベージュなどのジャケットと合わせても、グリーンタイは品よくまとまります。ベースとなるジャケットが無地なら、ストライプ柄のシャツなどと合わせてみては？ 色を合わせ過ぎに見えますが、トーンさえ合っていれば大丈夫です。

チェック柄シャツなどの、一見すれば一般受けしそうのないアイテムを合わせて差をつけるのも一つです。

松はじめさんが選んだ「今月の１本」を読者プレゼント！

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オーダーメイドスーツサロン『BOTTONE』

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