スキルアップ Vol.511

デキる営業マンは褒めちぎらない! 元プルデンシャル生命・芦名勇舗が語る正しい“褒めテク”【デキる男の仕事テク:後編】

デキるビジネスパーソンが、周りと差がつくマナー&テクニックを伝授する【デキる男の仕事テク】。元プルデンシャル生命の最年少営業所長、芦名勇舗氏をゲストに招き、デキる営業マンのテクニックを前後半に分けてレクチャーしてもらいます。後半となる本記事では、第一印象をUPさせるためのコツと、アイスブレイクにも役立つ褒めテクを伝授していきます!

※このコンテンツは、2017年にtypeメンバーズパークに掲載された動画を新たに記事化したものです。

監修:芦名勇舗氏

監修:芦名勇舗氏

1989年生まれ。アメリカンフットボール選手として慶應大学と日本代表U-19の主将を務める。電通に入社し、コピーライターとして活躍。その後プルデンシャル生命に入社し、25歳で最年少営業所長に就任した。米国ハリウッドに渡り舞台『blood』で俳優デビュー。約1年間の無職期間を経て、芦名表参道(株)を設立。著書に『突き抜ける人は感情で動く』(文藝社)

第一印象は“おでこ”で決めろ!

営業マンは第一印象が大切、というのはよく聞く話。では、あなたは第一印象を良くするためにどんな工夫をしていますか?

とにかく元気で笑顔を崩さない?
丁寧な言葉遣いで相手の機嫌を損ねないようにする? 

実は、もっと簡単に相手からの印象をUPさせるコツがあるんです。

営業マンは清潔感が大事。その中でも相手に印象付けるうえで一番見られているのが「髪型」なんです。

まず、前髪が顔にかかっている髪型は絶対NG! 前髪が下がっていると顔が暗く写り、表情なども読み取りにくくなってしまいます。前髪がしっかりと上がっている髪型を心がけましょう!

さらに髪型をビシッと決めても、時計等の小物には個人の趣味が表れがち。奇抜なデザインや派手な色使いは避けるなど、ビジネスシーンにあった小物づかいにも注意したいところです。

また、髪型や小物だけでなく、歩き方や姿勢も普段から意識しておくといいでしょう。普段自分が意識していない部分からでも、相手の印象は変わってきます。

歩き方や座っている時の姿勢は普段から意識していないと、無意識のうちに崩れがち。一度鏡の前で自分がどう写っているのかチェックしてみましょう。

「それ、本当に思ってる?」と言われないための褒めテク

商談の際、相手からの印象を上げるためにどのような行動をしていますか?

よく聞くのは、相手が身に付けているものを褒めること。例えば「ネクタイが素敵ですね」など、目に付きやすい小物を褒めることです。

身に付けているものを褒められて、悪い気がする人はほとんどいないと思います。ですが、それだけで相手からの印象がUPしたかというと、実はそうでもないかもしれません。ではどういった言葉をかければ相手からの印象UPにつながるのでしょうか?

私の場合、相手の身に付けているものなどを褒める際には、興味を持って質問するようにしています。例えばネクタイを褒めるのであれば、「そのネクタイ素敵ですね。どこで買ったんですか?」と、質問するようにしています。

人は単純に物などを褒められるよりも、その物を持っている自分に興味を持ってもらった方が、褒められていると感じるもの。

褒める物の背景についても触れることで「あなたのようになりたい=あなたに興味を持っています」という心理につながるんです。

逆に褒めが嘘っぽいと、提案も嘘っぽく聞こえてしまっているかも。「それ、本当に思ってる?」と言われないために、心から相手に興味を持って質問するように心がけてみましょう!

>>本記事の内容は動画でも視聴することができます。ぜひ以下からご覧ください。

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