キャリア Vol.520

ムロツヨシ&岡田将生――“好感度大”の旬な男たちに仕事論を聞いたら、愛される人の条件が分かった

こんにちは。20’s type編集部です。

人から好かれている人って、うらやましくないですか?
いつも友達に囲まれている、先輩や上司から信頼されている、後輩からも頼られている……。
そんな人になるには、どうしたらいいのでしょうか?

そこで今回は、姉妹媒体『Woman type』に登場したムロツヨシさん、岡田将生さん。“好感度大”な人気者2人の仕事論から、職場で「愛される人」の条件を探ってみたいと思います。

【俳優・ムロツヨシ】ちっぽけなプライドは捨てて人を頼ること

ムロツヨシ

芸能界の中でも、個性派俳優としてオリジナルのポジションを築いているムロツヨシさん。多彩な交友関係を持っていて、年代問わず友人が多いことでも有名。いまや、“人たらし”の異名を持つほどの存在です。

そう聞くと、もともと社交的な性格なのかな、と思いますが、意外にも、20代の頃は内公的だったのだとか。

「皆さんは僕のことをすぐ人の懐に入っていけるタイプだと思うかもしれませんが、若い頃の僕は全然そんなことなくて。人の力を借りるのがすごく苦手なタイプ。誰にも頼っちゃだめだって思い込んで、何でも一人でやろうとしていたんですよ」 出典:womantype

そんなムロさんが変わったのは、26歳のとき。アルバイトをしながら淡々と過ぎていく“何もない”日常に嫌気がさしたと言います。そこで初めて“人に頼る”ということを覚えたのだそう。

「若いうちほど、自分はすごい人間だって思われたいものでしょ? でも、実際は何もできない。だから、仕事を通して何かを成し遂げたいと思うなら、なおさら誰かの力を借りることが必要です。人生のどん底を味わうまで、僕はそんな当たり前のことに気づけませんでした」出典:womantype

プライドが邪魔して、「助けてください」「相談させてください」という一言が言えないことって、皆さんにもあるのではないでしょうか。

でも、周囲の人に頼ったり、教えを請うことができるのは、20代ならではの特権。この特権を思う存分使えるときに、使わないことほど損なことはありませんね。

ムロツヨシ

また、人に頼るということは、「相手への信頼」を表すことにもつながるとムロさん。

「自分の悩みを打ち明けるという行為は、相談相手に『僕はあなたを信用していますよ』と伝えることと同義。だから、相談された側の人は絶対悪い気がしないし、『そこまで本気なら』とひと肌脱いでくれる。若いうちは強がってしまうことが多いけど、何もできない自分を認めて人に助けてもらうことも大事です。弱いところを隠さず自己開示していくことが、人から信用される第一歩かなと思います」出典:womantype

愛され上手は、頼り上手、ということですね! ムロさんが“人たらし”とよばれる理由が良く分かる一言です。

【俳優・岡田将生】自分でやると決めたことは、最後までやり抜くこと

岡田将生

チャーミングな笑顔と人をなごませるピュアなキャラクター。俳優・岡田将生さんといえば、“愛され力”の塊のような人。

28歳、躍進がとまらない岡田さんですが、実は各所で仕事に対する自信のなさを語っています。

「今も全く自信なんてないですよ。多分、それはずっと変わらないと思います。未だに人前に立つのも、誰かに注目されるのも苦手。それなのに、何でこんな仕事してるんだろうってよく思います(笑)」出典:womantype

自分に向いている仕事とやりたい仕事が一致していない。周囲からは向いていると言われる仕事でも、自分では苦手意識を持っている……20代はいろいろなジレンマの中で、「自分の仕事」を探す時期。皆、悩みながら目の前の仕事に向き合っているんですよね。

岡田将生

ただ、そんなモヤモヤする気持ちの中でも、くじけないのが岡田さんのすごいところ。

「自分が好きだと思ったら、余計なことは考えず、ただ全力でやるだけ。たとえその結果がダメだって世間から言われたとしても、自分が好きだと思ってやったことなら、その気持ちは絶対に曲げちゃいけないと思っています」

「確実に100点をもらえる仕事なんてどこにもないと思います。だから大切なことは、自分の選択したものに関しては、絶対にベストを尽くすこと。ただそれだけです」出典:womantype

苦手なことでも、不安があっても、自分で選んだ以上は腹をくくってやり抜くんだという気概!

どんな仕事にも投げやりにならず一生懸命立ち向かっていく岡田さんに惚れ惚れしてしまいます。

ムロツヨシさん、岡田将生さん。
周囲から愛される二人に共通するのは、仕事に対する真摯な姿勢

自分の夢を実現するために、周囲の期待にこたえるために……人一倍一生懸命なふたりだからこそ、応援してくれる人がたくさん集まってくるんでしょうね!

文/栗原千明


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