頼りになるのはどっちの営業マン? 「周囲をサポートしてチームの売りを引き上げる」or「自分でガンガン売ってくる」
今回のテーマ:頼りになるのはどちらの営業マン? 「周囲をサポートしてチームの売りを引き上げる」or「自分でガンガン売ってくる」
アンケート結果:働く女子190名の答えはこれだ!
「周囲をサポートしてチームの売りを引き上げる」派の意見
・将来昇進しそうだから。(27歳/営業)
・一人の力でできることは限られているので、周囲をサポートできる人は頼れると思う。(28歳/その他接客サービス関連職)
・自分はトップセールスマンだと豪語する様子は見ていて滑稽。(39歳/営業事務)
・より能力が求められるし、人間的に素敵!(29歳/一般事務)
・会社の士気を高めてくれ、周りの意識も上がると思うから。(30歳/一般事務)
・若手であれば、自分でガンガン売ってくればOK。中堅以上で自分のことだけ考えているのはNG。営業マンは組織なくして仕事はできません。(28歳/営業)
「自分でガンガン売ってくる」派の意見
・なんだかんだ言って個人成績がなければ、周りへの説得力がないと思う。(25歳/介護ヘルパー)
・自分一人でもガンガン売れる力が「営業力」だと思うから。(39歳/営業)
・成績でしっかり部署に貢献して、背中で後輩に教える姿がかっこいい。(29歳/営業)
・積極的に動ける営業は頼もしい。ワンマンになりがちなときはそっとフォローしてあげたくなる。(24歳/接客・販売)
今回の研究結果
売ってナンボの営業とはいえ、チームの雰囲気も大切。結果は「周囲をサポートしてチームの売りを引き上げる営業マン」支持派が9割と大勢を占めました。
理由を見ると、「チームのことをよく考えてくれているから」「会社の士気が上がるから」「気配りができる人だから」といったものが多く、一匹狼な営業マンに対しては「社内の信頼が少ない」「バランス感覚を感じない」と冷ややかな意見もちらほら。
一方の「一人でガンガン売ってくる営業マン」支持派からは、「個で実力がないと、チームの牽引役やキーパーソンにはなれない」など、それはそれでごもっともな話。
というわけで、周囲をサポートできる営業マンは確かに頼りがいがあるけど、それは自分自身の仕事がしっかりできてこそ。うっかり周囲のサポートだけに力を入れてしまうと「それより自分の仕事きっちりしてほしいんだけど~」なんて言われかねません。順序を間違えないように気を付けて!
【アンケート調査概要】
●調査方法:『女の転職@type』『Woman type』会員、20~30代女性へのWebアンケート
●調査期間:2015年6月4日~9日
●有効回答者数:190名
文/金子恵妙 イラスト/村野千草(有限会社中野商店)
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