ソーシャルメディアを使った「自分だからできる情報発信」で人脈を広げる 営業マンのこだわり

Ginzamarkets株式会社 セールス
小松昇平(こまつ・しょうへい)さん
26歳。富山出身。周囲からは義理堅いと言われるそう。相手の懐に入るようなコミュニケーションが得意だが、言いたいことははっきり言うタイプ
つながり№009
「情報発信」で人脈を広げる
Q.1 営業スタイルは?
Webマーケティングに関するデータを取得・管理するクラウドサービスを販売しています。WEB集客を担当している方に対して、SEOやコンテンツマーケティングの施策を実施する際の企画や評価に使われるサービスを提案し、継続的に運用していただくフォローまでするのが仕事です。
旅行会社さまの事例で言うと、検索サイトで「一人旅 おすすめ」などと検索した場合、さまざまな旅行サイトがでてきます。検索結果の上位ほどサイトへ訪れる人が増えるためWEB集客の担当者さまは、あらゆる施策を講じて検索順位の向上を目指しています。そのような際に、検索データの監視・分析によって、検索順位を上げサイト改善を行うといった目的で弊社のサービスを利用いただいております。
弊社は、本社がアメリカにありますが、アメリカでは国土が広く移動にもコストがかかるので、営業マンが直接訪問するというスタイルは少ないと聞きます。そのため、SkypeやWeb上のセミナーなどを利用して営業を行っているそうです。日本でもそのようなスタイルが増えているようですが、ニーズの本質を探るためにも私は直接お会いし営業を行うよう心掛けています。さらに、弊社サービスは利用した期間に応じて費用が発生するため、継続利用という点でも私の顔が分かっている方が、お客さまからの信頼感につながると思います。
Q.2 仕事での“つながリスト”を教えてください。

私はリモートオフィスという形態で働いており、普段は固定のオフィスに出勤せず、自宅やカフェで仕事をしています。打ち合わせ以外は一人で過ごしているため、「誰かと話したいな」と思うことも多いです。そんな時にお誘いできるよう、たくさんの方と知り合うようにしています。
セミナーや勉強会でお会いしてFacebook上でつながり、時々連絡させていただく形が多いですね。
上記の一環で、仕事で知り合った方をお誘いし、「20代×SEO」という軸で飲み会を開いています。社内で20代が自分だけということもあり、同世代の仕事ぶりを知りたいという目的が大きいです。
Q.3 なにか、新しい“つながリスト”(社内外問わず横でのつながり)を作る上で心がけている事はありますか?
新しいつながりは常に探しています。例えばFacebookにてページやグループを作り、Web業界に関わる情報を発信・共有しています。グループには160人ほどメンバーがおり、仕事で知り合ったクライアントをお誘いすることもあります。
発信する内容については、海外の情報サイトで発信されているニュースや事例の翻訳記事など、「自分だからできる発信」という点を意識しています。数ヶ月に一度、企業さまのオフィスをお借りして、イベントも実施しています。そういったことを通して、営業としての自分の価値や個性を認識してもらえるのではないかとも考えています。
Q.4 SNSの“つながリスト”を教えてください。
現在はFacebookの利用が多いですが、Wantedlyを利用したつながリストがいます。
株式会社UNCOVER TRUTHという会社の方から、Wantedlyの私のプロフィールをご覧になってメッセージをいただき、お会いしました。仕事の話をするうちに、双方が扱っているサービスの相性が良いことが分かり、今年の11月に共催セミナーを開催することになりました!
ソーシャルメディアを通じて、こちらから連絡するのではなく、相手からご連絡いただけるというのは大変ありがたいですね。
Q.5 営業としての“テッパンネタ”ってありますか?
ネットなどで話題になった事例や記事コンテンツですね。例えば、『オモコロ』などで人気のライター・ヨッピーさんの記事については、業界内でも注目されているので、見ている方も多くよく話題になります。ヨッピーさんとはまだ面識がないため、いつかお会いできたらうれしいなあと思っています。
あとは、学生のころから10年ほど続けている卓球ですね。卓球バーにお客さまと一緒に行ったこともあります。どこを狙っているのか表情に出ているらしく、笑いも生まれて盛り上がりました(笑)。
Q.6 同世代営業職の“つながリスト”と盛り上がる話題は?
商材ごとの営業スタイルの違いについては、結構盛り上がります。
私はクラウドサービスという形のない物を販売していますが、物理的な物を販売する営業は結構違うなと思いますね。例えば、鉄鋼メーカーで働いている知人からは、社内の工場や物流など各部門の担当者との調整が大変だという話をよく聞きます。
同じ営業職と言えども、提供方法や単価感などで苦労する点は全然違ってくるなと感じます。
Q.7 移動中の愛読書を教えてください。
野口悠紀雄『実力大競争時代の「超」勉強法』(幻冬舎)
近々MBA関係の講座を受講する予定で、その課題図書です。グローバル時代において、どのような心構えで勉強を行えば良いか、著者の持論が述べられています。
現在、私のお客さまは国内のみですが、海外との関わりは今後増えていくと思いますので、参考になりそうです。
その他、SNSのタイムラインで話題になっている本をkindleで購入することが多いです。PCやスマホでも読めるので便利ですね。
Q.8 最後に小松さんの“つながリスト”の中からステキな営業マンを紹介してください!
前職の同期である、シナジーマーケティング株式会社の佐々木翼さんをご紹介します。転職してからもよくやりとりしており、日々刺激を受けています。彼もお客さまから気に入られるタイプだと思いますね。面白い話を期待しています!
取材・文/questroom inc.、 撮影/柴田ひろあき
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