スキルアップ Vol.182

いかにも年収が高そうな見た目の営業マンの印象、憧れる? それとも、いやらしい?

今回のテーマ:いかにも年収が高そうな見た目の営業マンの印象、憧れる? それとも、いやらしい?

アンケート結果:働く女子208名の答えはこれだ!

「憧れる」派の意見

・カッコいい。(26歳/インストラクター)

・自力でお金を稼いでいることは誇っていいと思うから。(31歳/一般事務)

・仕事ができる事実を素直に尊敬するから。(29歳/一般事務)

・頑張っている分だけ、評価をされているのだと思うから。(29歳/接客・販売)

・ステータスだと思う。(35歳/総務・人事)

・年収の高い営業マンは相手をよく見てサービスができ、謙虚な方が多いため。(31歳/管理栄養士)

・私もそうなりたいから。(23歳/営業事務)

「いやらしい」派の意見

・人を見下す傾向がありそう。(36歳/一般事務)

・見せびらかさないと気が済まないような傲慢さを感じる(28歳/営業事務)

・あからさまなのは、頭が悪く見える。さりげなく洗練された雰囲気のある人は素敵。(28歳/ネットワーク設計・構築・保守)

・目の前のお客の気持ちより、売上や自分のステータスが大切そうだから。(32歳/営業)

・鼻につくから。(28歳/営業事務)

今回の研究結果

「いかにも年収が高そうな営業マン」への女性の本音はいかに? 結果は「憧れる」が65%となり、「いやらしい」の35%を抑えました。

まずは、「憧れる」派の意見。「お金を稼ぐ能力は誇るべき」という意見や、「頑張っているから評価されているはず」など、そこに漂う“リッチ感”を「努力の成果あってこそのもの」と好意的に受け入れていました。自分自身も仕事の大変さを知っているからこそ、「私もそうなりたい」と憧れるようです。

一方、「いやらしい」派からは、「鼻につく」「頭が悪く見える」「傲慢さを感じる」など、かなり辛辣な言葉も。「高級時計をしながら、買ってくださいとか言われても萎える」(38歳/デザイナー)という意見にうなずく人も少なくなさそうです。

どうやらポイントは「いかにも」の程度にありそう。さりげないリッチ感は憧れにつながりますが、度が過ぎないよう心掛けた方が良いかも。「あからさまなロゴや柄・色は不快。どこのブランドか分からなくても仕立てや色合い・風合いの良いものをさりげなく身に付けていれば好感を持ちます」(34歳/キャリアアドバイザー)だそうですよ。参考にしてみては?

【アンケート調査概要】
●調査方法:『女の転職@type』『Woman type』会員、20~30代女性へのWebアンケート
●調査期間:2015年8月7日~11日
●有効回答者数:208名

文/金子恵妙 イラスト/村野千草(有限会社中野商店)


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